新聞を読んでいると
「優しいうそ」というタイトルが
目に止まった
87歳の男性の方の投稿記事であった
京都土産ではありません、、、スーパーで売っていたので
大好きだから買いました、、、。
三年間で中学を五回変わったと
満洲から引き揚げて来てからのお話
その混乱期に
お母様を亡くされて
反抗期に入っていた投稿者は
父方の祖母との折り合いが悪く
亡母の実家に預けられた
お茶缶とお菓子のしおりの色合いが同じ、面白い。
そこで、祖母が近所の人と
話しているのを聞いたのだと、、、
「あの子は苦労している割にはひねくれていない」
と、祖母が言ったのだそうだ、、、
自分は、盗む、嘘をつく、けんかばかりする
いっぱしの悪だと思っていたのに、だ。
祖母の優しいうそが嬉しかった、、、
その時、自分は本当に良い子になりたいと
思ったのだって。
そのうちだまされてくれる人ができた
彼女は「優しそうな人」とは言ってくれたが
「優しい人」とは言ってくれなかった
彼女の方が一枚上手、騙されたふりをして
自分を騙していたか、、、
その人も今は亡くなって久しい。
四国では、白鳥が二羽飛んできただけでニュースになります(*^_^*)
祖母は
薄命の長女の遺児を
本当に愛してくれていたのだろう
その言葉を
「うそ」と錯覚した私は幸せだった、、、
この文章から、長い時の流れを感じ
ご苦労が垣間見え、
人生の重みを感じて、涙が出そうになった、、、
孫は可愛い、
ましてや、母親を亡くしたならば
もっと可愛い
渾身のうそもつくだろう、、、
『嘘も方便』とはよくいったもので
周りの者や誰かが幸せになるのであれば
大いに、嘘もついておこう!
その愛に応えるように
人生を歩いてこられた投稿者に
感動を覚えました
近い将来
こんなにステキに
自分を振り返ることができるのだろうか
ふと、不安になった今日この頃、、、。
薔薇もあなたもお元気そうで何よりです💕
出張、頑張ってくださいね、お身体に気をつけて。