我が庭に咲きたる椿撮りおれば花にも個性ありたるを知る
白肌の幹の高きに紅椿華麗に咲きて追憶の庭
咲く枝も落ちたる場所も意のままにならぬ椿の不憫美し
赤であれ白でありとてそのうちにぽとりと落ちる椿でありき
この白の無垢さに負けて佇めば日は傾きて闇となりたる
椿咲く庭に小鳥の戯れて父母への慕情あふれたる春
わたしが生まれた古い実家の庭には
赤い椿が一本あって
幹はそれほど太くはなかったけれど
背は高くて、幹の色は白くて
滑らかでした、、、
子供心に年季の入った木だと思いましたよ、、、
上の方に葉がちょろちょろとあって
赤い色の椿が
それは見事に咲いていました!
今の我が家の椿も
その花の実の末裔です、、、。
今日も明日も、愛に溢れ平和でありますように。