「中国は儒教の国」なんて日本では良く聞きますが…
実際にはそんなことは無いはずですね。
こっちでは聞かない話ですし、国教も定められていません。
これは私の推測ですけど・・・
こちらの人は自身の親や家族を凄く大切にします。
もっと言うと地下鉄で混んでいる時に後から乗って来たご老人がいたら、我先に席を譲ったりもします。
普段の生活の自己中心的(失礼だろうか・・・)な行動からすると不自然極まりありません。
きっとむかーし昔からの習慣として、皆さんに沁みついているのでしょう。
貧しい分いざという時に助け合う気持ちが無意識の中に根付いているのかもしません。
もしかしたら、その辺りには儒教の影響も残っているのかもしれません。
ただ、とにもかくにも、オフィシャルに中国は儒教の国ではありません。
また、そんな事とは関係なく、私から見れば親・家族・年寄りに優しい国民性です。
が、それも今は昔なのか?
共産党から見たら実家に帰らず親孝行を怠っている人が目につくわけですね。
そんなこと言ったら私たちはどうなるのかとも思いますが、まぁほかの国のことですからね(苦笑)
実家に帰らない人たちにだって、いろいろ言い分はあるでしょう。
仕事の休みの問題や旅費の問題もありますからね。
それに、そもそも共産党のイメージ作りの政策であることはまず間違いありません(笑)
それでもこんなことを言い出せるということ自体が凄いことですね。
もはや見習えるとも思いませんが素敵な常識だとは思います。
ちなみに、効果はほぼないんじゃないですかね(笑)