小学生の頃、野球をやっていた。
いや、高校までやってたんだけど、40をだいぶ越えた今思い返せば、恐らく全盛時代は小学生の頃だ。
あの頃は”脚の遅さ”があまり目立たなかった(苦笑)
当時だって見ただけであっさりバレるおデブちゃんだった。
だけど、普通よりは一生懸命野球をやっていたと思う。
そのおかげで他の人より少しだけ”スタート”が良かった。
ランナーとして、守備をしている時・・・
野球では常に”一歩目”が重要だ。
時には”イチかバチか決め込んで”早めにスタートを切ってしまうことだってあった。
仕方ないじゃん、普通に走っていたら脚遅かったんだもん。
小学生なんてぼーっとやってるヤツもいるから、俺より脚が全然早くてもどもならんヤツがいた。
その辺りのヤツよりしっかり動け多分、試合において俺の脚の遅さは隠すことが出来た。
そんな少年野球において、よく見かけるプレーが『ツーランスクイズ』。
準々決勝で金足農業がやってのけたアレだ。
キレイなヒットがなかなか打てない選手が多い少年野球にとって、スクイズは常套手段で、なんならツーランスクイズもみんなよく練習していた。
俺は・・・まぁこのサインが出るのが怖かった(苦笑)
特に自分が二塁ランナーの時・・・
だってね、化けの皮が剥がれちゃうのよ・・・
三塁ランナーとしてスクイズに臨む場合は、きっちり良いスタートを切っていればうまい事ごまかせるの。
ただね、ツーランスクイズは二塁ランナーもホームに生還することを狙っているわけよね。
そうなると・・・
三塁ベース近辺まではリードとスタートでごまかせても、そこからホームまではまともに自分のスピードが出てしまうのよ・・・
切なかったなぁ・・・
みんなが期待している自分のホームインが果たされず、敢え無く三本間に挟まれてしまう俺・・・
しかも、元来すばしっこくないから、挟まれるとまるっきり粘れないんだ・・・
もはや追い込み漁で仕留められる寸前のトド・・・
情けないやら恥ずかしいやらで水揚げされていく哀れなトドには、ベンチに居場所も無く・・・(涙)
そんな少しも甘くなくすんげー酸っぱいことを思い出した、金足農業のサヨナラツーランスクイズでした。
二塁ランナーだった菊池君は、もの凄い見切りスタートで最初っから狙っていましたね。
勢いとは時に怖いもんですけど、あそこまで大胆にやらせてしまった近江ナインも、まぁ問題は問題でしょ。
でもまぁ、あの場面でそれだけ思い切れた菊池君の勝ちかなぁ。
あの時のスタートは、小学生の頃の悲壮感漂う俺の必死なスタートと同じだった。
ただ、その後のスピード感はまるで違ったけど(苦笑)
いや、高校までやってたんだけど、40をだいぶ越えた今思い返せば、恐らく全盛時代は小学生の頃だ。
あの頃は”脚の遅さ”があまり目立たなかった(苦笑)
当時だって見ただけであっさりバレるおデブちゃんだった。
だけど、普通よりは一生懸命野球をやっていたと思う。
そのおかげで他の人より少しだけ”スタート”が良かった。
ランナーとして、守備をしている時・・・
野球では常に”一歩目”が重要だ。
時には”イチかバチか決め込んで”早めにスタートを切ってしまうことだってあった。
仕方ないじゃん、普通に走っていたら脚遅かったんだもん。
小学生なんてぼーっとやってるヤツもいるから、俺より脚が全然早くてもどもならんヤツがいた。
その辺りのヤツよりしっかり動け多分、試合において俺の脚の遅さは隠すことが出来た。
そんな少年野球において、よく見かけるプレーが『ツーランスクイズ』。
準々決勝で金足農業がやってのけたアレだ。
キレイなヒットがなかなか打てない選手が多い少年野球にとって、スクイズは常套手段で、なんならツーランスクイズもみんなよく練習していた。
俺は・・・まぁこのサインが出るのが怖かった(苦笑)
特に自分が二塁ランナーの時・・・
だってね、化けの皮が剥がれちゃうのよ・・・
三塁ランナーとしてスクイズに臨む場合は、きっちり良いスタートを切っていればうまい事ごまかせるの。
ただね、ツーランスクイズは二塁ランナーもホームに生還することを狙っているわけよね。
そうなると・・・
三塁ベース近辺まではリードとスタートでごまかせても、そこからホームまではまともに自分のスピードが出てしまうのよ・・・
切なかったなぁ・・・
みんなが期待している自分のホームインが果たされず、敢え無く三本間に挟まれてしまう俺・・・
しかも、元来すばしっこくないから、挟まれるとまるっきり粘れないんだ・・・
もはや追い込み漁で仕留められる寸前のトド・・・
情けないやら恥ずかしいやらで水揚げされていく哀れなトドには、ベンチに居場所も無く・・・(涙)
そんな少しも甘くなくすんげー酸っぱいことを思い出した、金足農業のサヨナラツーランスクイズでした。
二塁ランナーだった菊池君は、もの凄い見切りスタートで最初っから狙っていましたね。
勢いとは時に怖いもんですけど、あそこまで大胆にやらせてしまった近江ナインも、まぁ問題は問題でしょ。
でもまぁ、あの場面でそれだけ思い切れた菊池君の勝ちかなぁ。
あの時のスタートは、小学生の頃の悲壮感漂う俺の必死なスタートと同じだった。
ただ、その後のスピード感はまるで違ったけど(苦笑)