先日のマイ40'Sの続き。
平成12年、ジュリーは52歳。
見出しに、GS世代の40代と書いてあるので、えっそうかなぁと思ったけど、ジュリーの年齢を考えれば、あ、そうかと納得。
タイガースの人気はすごくて、ジュリーはわたしたちの永遠の貴公子、だって。
ジュリーいわく「でもタイガースは4年しかやってないんですよ。ただ、この4年間の中身が濃かったの。なにせ、今までになかったこと、たとえば、テレビをフルに活用したり、自分たちの顔をあっちこっちの街角に貼ったり、そういったメディア、マスコミを利用して大きくなった最初のグループだったから。当時、ビートルズがニューヨークのスタジアムでコンサートをやったと聞けば、僕らは後楽園だぞと、すぐさまやる。本当にすごい体験をいろいろさせてもらえて、毎日がウソみたいに面白かった」
風邪を引いて声があまり出てなくても、
かわいそうと思われ、同情をあつめ、睡眠時間が少なくても若さからなんとかなった。なんでもOKだったから、
ソロでそんなにうまくいくわけがない、と、思っていた。
「予想通り、1曲目は売れなくて。じゃ、どうせ売れないんだから自分の好きな曲をシングルにしたいと思って、
許されない愛
を出したらこれが売れたんですよ。とにかく、あの頃の僕は、まわりがおす曲ではないほうにばかり肩入れしてたなぁ」
ところが
危険なふたり
は、
「この曲は、なかなかいいと思ってたのに、B面にされそうになっちゃってね。それで、事務所に直談判に行ったら、誰もいなくて、しょうがないから、この曲じゃなきゃイヤだ、と手紙を置いてきたといういきさつがあるんです。ただ、賞までとってしまったときは、正直、うわー、まいったな、って思いましたね。何かまな板の上にのせられたコイの心境で、こりゃ真面目にやらなきゃと」
「よくいわれるように、頂点にたつとあとは落ちるしかないんですけど、僕はそうならないためにはどうすればいいかを考えた。そして人が想像しないようなことをやらないと絶対に負けると思ったの。だから、衣装にしても、斬新なものを作ってくれ、それを面白がってくれる人と組み、女っぽい服も着れば、イヤリングもつける、化粧もするというように、いろんなものに挑戦したんです」
「郷くんにしろ、西城くんにしろ、振り付けの人がついてて踊ってましたから、同じことをやったら彼らの方が足も手も長いんだから負けるぞと。それじゃおれの特徴は何だといったら、雰囲気だから、何かワンポイント印象に残ることをやればいいと思ったんです。
で、帽子を投げたり、パラシュートを使ったり、歌にどういうぐあいに別の表現方法をプラスしていくかということを常に考えていました。
サムライ
という曲のときのサーベルも、ただ抜くだけじゃつまらないと思ったから、最後に刃をライトでピカッと光らせたりね。僕は、生半可なことをやって拍手をもらってもうれしくないんですよ。やっぱり、あんなことよくできるな、とかいう視線を浴びるのが好きだった」
ジュリーって振り付け師さんいなかったのかな。全部自分で考えてたのでしょうか。すごいね。
平成12年、ジュリーは52歳。
見出しに、GS世代の40代と書いてあるので、えっそうかなぁと思ったけど、ジュリーの年齢を考えれば、あ、そうかと納得。
タイガースの人気はすごくて、ジュリーはわたしたちの永遠の貴公子、だって。
ジュリーいわく「でもタイガースは4年しかやってないんですよ。ただ、この4年間の中身が濃かったの。なにせ、今までになかったこと、たとえば、テレビをフルに活用したり、自分たちの顔をあっちこっちの街角に貼ったり、そういったメディア、マスコミを利用して大きくなった最初のグループだったから。当時、ビートルズがニューヨークのスタジアムでコンサートをやったと聞けば、僕らは後楽園だぞと、すぐさまやる。本当にすごい体験をいろいろさせてもらえて、毎日がウソみたいに面白かった」
風邪を引いて声があまり出てなくても、
かわいそうと思われ、同情をあつめ、睡眠時間が少なくても若さからなんとかなった。なんでもOKだったから、
ソロでそんなにうまくいくわけがない、と、思っていた。
「予想通り、1曲目は売れなくて。じゃ、どうせ売れないんだから自分の好きな曲をシングルにしたいと思って、
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「この曲は、なかなかいいと思ってたのに、B面にされそうになっちゃってね。それで、事務所に直談判に行ったら、誰もいなくて、しょうがないから、この曲じゃなきゃイヤだ、と手紙を置いてきたといういきさつがあるんです。ただ、賞までとってしまったときは、正直、うわー、まいったな、って思いましたね。何かまな板の上にのせられたコイの心境で、こりゃ真面目にやらなきゃと」
「よくいわれるように、頂点にたつとあとは落ちるしかないんですけど、僕はそうならないためにはどうすればいいかを考えた。そして人が想像しないようなことをやらないと絶対に負けると思ったの。だから、衣装にしても、斬新なものを作ってくれ、それを面白がってくれる人と組み、女っぽい服も着れば、イヤリングもつける、化粧もするというように、いろんなものに挑戦したんです」
「郷くんにしろ、西城くんにしろ、振り付けの人がついてて踊ってましたから、同じことをやったら彼らの方が足も手も長いんだから負けるぞと。それじゃおれの特徴は何だといったら、雰囲気だから、何かワンポイント印象に残ることをやればいいと思ったんです。
で、帽子を投げたり、パラシュートを使ったり、歌にどういうぐあいに別の表現方法をプラスしていくかということを常に考えていました。
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