悶絶！ヘルニア日記_36～オペオリ～痛み5→7。

===『悶絶！腰椎椎間板ヘルニアとの闘い』その36===
発症36日目。

（起床1時間後の痛み）
・腰の痛み　：5（薬が効いて横になってれば　1）
・右脚の痛み：5（薬が効いて横になってれば　1）
・右脚の痺れ：2（薬が効いて横になってれば    1）
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10月29日（木）

07:30 起床。昨日に引き続き、腰、しりに痛みを感じるも、鈍い痛み。痺れはあまりない
場所をより限定して言うなら、右のお尻と大體よこ、ふくらはぎよりはスネ、くるぶしかな。

朝食後、いつもの習慣でめちゃめちゃタバコが吸いたい！
吸いたくなるが、ガマン・ガマン。

9時前には仕事を開始したが、ずーーーっとタバコが吸いたい！

ここで、昨日のネットで見たことをイメージする。痰が出せなくて、苦しく、出そうとすると傷口がチョー痛くなるイメージ。それとこの症状が中毒でオイラは中毒になっていると思い、中毒では家族を不幸にするというイメージをする。

我慢できる。

病院に行くので仕事を中断し、『Z整形外科』へ。今日は『オペオリ』。K先生がMRI画像を見ながら、模型を使ってどんな手術かを説明してくれる。

K先生：右のこれが今の痛みを引き起こしているヘルニアで、これを切除します。左にもあるけど、これは痛みの原因ではないのでそのまま。一緒にやると何時間にも及ぶからね。

ボク：はい…

K先生：まず、だいたい指三本分くらい背中を切ります。

ボク：（まじ？このあいだのT先生はＬＯＶＥ法だけど２ｃｍくらいといってたのに４～５ｃｍは切るんだorz...)

K先生：（模型触りながら）このL4とL5の間のヘルニアなので、背中から椎弓を露出させて、この骨とこの骨を削って、黄色靱帯を切って、神経をよけながらヘルニアを取り出します。

ボク：（ふむふむ…まじ骨削るのぉ？…じんたい切る？ひえ～、神経よけながら～…もういやだ。逃げらんないかなぁ）

その後の説明は、およそ次のような内容。本来的にはヘルニアによる「痛み」はとれるはずだが、状況によって期待する結果が出ない場合もある。背部に違和感や痛みが出たり、「痛み」の感覚神経は消えても、逆に「痺れ」が強く感じられる場合もある。椎間板はアンパンのような構造でアンパンからアンコが出てきたのがヘルニアで、昔はアンコにあたる髄核を残らず取り除く方法が主流だったが、逆にとってしまうと空洞になって椎間板がつぶれたりするので、最近は残すのが主流。結果残ったアンコが出てきて再発する場合もあり、術後すぐに再手術をするケースもある。術後すぐは先生の経験では患者さんが「大きなクシャミ」をした結果らしい。さらに、神経そのものの病気を併発しているケースや、感染してしまうケース等々もろもろ細やかに説明してくれました。

ボクは、なんとか回避できないかを考え、うわの空で効きながら、途中では「まな板に乗っているボク」を想像して、観念するのであった。

そしてK先生の麻酔の説明。自分の仕事じゃないせいか、すっごく淡白な説明で、「タバコは止めた方がいいよ」で終わり。

K先生：以上ですが、質問は？

ボク：（たくさんありすぎて、つい口に出たのが）切った後は痛いんですよね？

K先生：痛いけど、クスリもだすから。他は？

ボク：いつから会社に行けますか？

K先生：うまくいけば、術後1ヶ月後かな？まぁ退院したら会社に行ってたという人もいるけど。

ボク：へっ？1ヶ月ですか？（T先生はうそつきや~2週間って言ってたのに）退院は？

K先生：１週間で抜糸して、その日に退院。あとは外来でリハビリしながらって感じ。

あまりに自信ありげに説明をしていくので、もう任せるしかないと質問するのもやめた。

次に血液検査をして、さらに看護婦さんからの入院の説明があり会計へ。病院をでて帰宅する。

 

暫く家で仕事をしてると、Amazonから念願のニコレットが届く!(^^)!昔失敗したけど、口に入れると不思議と吸いたくなる気持ちが少し治まった。一方でニコチンがなくなってくると、むしろタバコを吸いたくなる。ボクの中の煙魔大王様が「最後に１本吸っちゃえば？」とささやきだすのだ。なので痰が切れない苦しいイメージや子供たちとお別れするとても悲しいイメージをして、ガムバルのだ。

結局今日1日でニコレットを3粒。キシリトールガムを10粒ほどで凌ぎ切った。えらい！

寝る前に、これ書いていても、腿の付け根がチクっとくる刺激痛と、いつものくるぶしイタイ（7）手術は痛いけど、この苦しみから解放されるんだ～と前向きに考えるぞ！

禁煙 1日目