ももんが日記

そろそろ終活を考える、孤独なオバサンの独り言
最近は愚痴ブログ化しております

他人事ではない話

2024年05月23日 | 日記

先日マンションの定例清掃がありました。

今年は班長なので、夫が出欠を取りました。

 

〇〇さん、、、と名前で呼ぶのではなく、〇〇号室の方~??

と、部屋番号で呼び始めました。

 

 

なるほどね。

部屋番号で呼ぶのも良いかもね。

なんてことを私は思って聞いていました。

 

 

 

「1号室の方~?」

 

「はい!」

 

 

みたいな感じで進んでいったのですが、途中で空気が凍る出来事が起こりました。

 

 

 

「14号の方~?」

 

「・・・」

 

 

出席となっているのに返事がないからか、夫は再度問いかけました。

 

 

すると14号室の人がこう言いました。

 

「14号室だったかなぁ~、、、」

 

 

夫も顔を知っているのだから、「〇〇さんですね」とか言って先に進めればいいのに、一緒になって「えっ!!」みたいなリアクションをしていました。

 

 

そして、一番最後の部屋までいった時に、14号室の男性が口を開きました。

 

「17号室だったかも知れない」、、、と。

 

 

周りの空気が凍りました。

おそらく、みんな同じことを思ったに違いありません。

 

 

もしかして、、、認知症、、、??

 

 

その男性の年齢は70歳前後だと思います。

とっても真面目な良い人で、奥さんもとっても感じの良い人です。

 

 

清掃があった日の夕方、いきいきポイントの判を押すため、私はその男性宅に行きました。

玄関先に奥さんが出られました。

 

 

「今日はごめんなさいね~。呆けたこと言ったみたいで~。主人ったらもぉ~ねぇ~」

奥さんは笑いながらそう言いました。

 

 

男性は朝の出来事を気にしていたようで、奥さんに話していました。

 

 

私はホッとしました。

良かった~

単なるド忘れだったんだ~

 

 

私もマンションのオートロックの番号が急に分からなくなって、泣きそうになったことがあります。

例えば、4520と押すところを、5420と押してしまい、なぜ開かない~~と焦っているところに人が来て、ますます頭の中が真っ白になった経験があります。

 

 

数字って急に分からなくなることってありますよね。(無理やり同意を求める)

 

 

あの日以来、夫も少し元気がありません。

 

自分を見ているようだ、、、

他人事ではない、、、

 

などと言っています。

 

 

たしかに、、そう思います。

そう思うけど、その時はその時。

その時に考えましょう!!