
僕が住むポルトアレグレ市にはブラジルを代表する2大サッカークラブチームがある。
水色と黒と白のユニフォームのグレミオと、赤と白のユニフォームのインテルナシオナル。それぞれのファンはグレミスタ、コロラードと呼ばれ、ポルトアレグレ市民は大抵この2つのどちらかのチームのサポーターである。
従って、この両チームがポルトアレグレ市内のどちらかのスタジアムで行われるダービー戦はグレナルと呼ばれ、市内の酒場は両チームのファンによる応援で大変盛り上がる。
この2チームのうちのグレミオの代表選手と言えば、ロナウジーニョ・ガウーショである。グレミオで3シーズン過ごし、その活躍が認められてパリサンジェルマンへ移籍。そして、世界最強リーグと謳われているスペインリーグのバルセロナへ移籍し、そこで大活躍し、2004年・2005年とFIFA世界最優秀選手に選出された。
一方、昨今におけるインテルナシオナルの代表選手と言えば、アレシャンドレ・パト。彼は天才サッカー少年としてユースでプレーし、一部に上がるや否や、インテルナシオナルがリベルタドーレス杯で優勝し、南米代表チームに選ばれる。
彼は一部での出場試合数も少ないまま、インテルナシオナルの代表選手として日本で行われた2006年のFIFAクラブワールドカップに出場した。世界的には全く無名の選手であったが、当時17歳という若さが日本のマスコミの注目を浴び、大きく取り上げられていた。そして、評判どおり彼が出た第1試合でいきなりゴールを奪って見せたのである。
さらに、決勝での相手が、インテルナシオナルのライバルチームのグレミオにかつて所属していたロナウジーニョが率いる最強軍団のバルセロナであった。何たる因縁であろうか。
結局試合では、両選手とも思ったようには活躍できず、最後はインテルの選手がカウンターで虎の子の1点を奪い取り、そのまま逃げ切るという、前評判を覆す結果に終わった。
その翌年、パトはACミランに移籍し、徐々に頭角を現す。一方、バルセロナで腐っていたロナウジーニョも昨年末にACミランに移籍。かつてFIFAクラブワールドカップで戦いあった両雄がチームメートとしてプレーすることになったのである。
ロナウジーニョはそれでも今シーズンも序盤は不振で、引退説まで流れたが、ここ1ヵ月半余りは目覚しい活躍を見せている。そして、嬉しいことに、ロナウジーニョがパスし、パトがシュートを決めるという二人のコンビネーションプレーで大活躍をし始めている。
今日のカリアリ戦でもこの2人のプレーによるゴールシーンが生まれたが、10月18日のローマ戦での2人のプレーは圧巻である。センターサークル付近からロナウジーニョが正確無比のロングパスをパトに出し、それをパトが胸でワントラップし、絶妙なボディーバランスで、ゴールキーパーを交わして豪快なシュートを決める。YOUTUBEのビデオをアップしておくが、後半にこのシーンが出てくるので最後まで見て欲しい。
Milan Roma 2-1 Serie A 18/10/09 Highlights Sintesi 8a giornata Sky Sport HD
2人は今ブラジル代表から外れているが、是非ブラジル代表に復帰して、来年の南アフリカワールドカップでこの2人のプレーを見てみたい。
因みに、ブラジル代表の現監督のドゥンガはジュビロ磐田でもプレーしたが、彼の出身はインテルナシオナル。さらに、元日本代表監督のファルカンもインテルナシオナル出身であることを補足しておく。
水色と黒と白のユニフォームのグレミオと、赤と白のユニフォームのインテルナシオナル。それぞれのファンはグレミスタ、コロラードと呼ばれ、ポルトアレグレ市民は大抵この2つのどちらかのチームのサポーターである。
従って、この両チームがポルトアレグレ市内のどちらかのスタジアムで行われるダービー戦はグレナルと呼ばれ、市内の酒場は両チームのファンによる応援で大変盛り上がる。
この2チームのうちのグレミオの代表選手と言えば、ロナウジーニョ・ガウーショである。グレミオで3シーズン過ごし、その活躍が認められてパリサンジェルマンへ移籍。そして、世界最強リーグと謳われているスペインリーグのバルセロナへ移籍し、そこで大活躍し、2004年・2005年とFIFA世界最優秀選手に選出された。
一方、昨今におけるインテルナシオナルの代表選手と言えば、アレシャンドレ・パト。彼は天才サッカー少年としてユースでプレーし、一部に上がるや否や、インテルナシオナルがリベルタドーレス杯で優勝し、南米代表チームに選ばれる。
彼は一部での出場試合数も少ないまま、インテルナシオナルの代表選手として日本で行われた2006年のFIFAクラブワールドカップに出場した。世界的には全く無名の選手であったが、当時17歳という若さが日本のマスコミの注目を浴び、大きく取り上げられていた。そして、評判どおり彼が出た第1試合でいきなりゴールを奪って見せたのである。
さらに、決勝での相手が、インテルナシオナルのライバルチームのグレミオにかつて所属していたロナウジーニョが率いる最強軍団のバルセロナであった。何たる因縁であろうか。
結局試合では、両選手とも思ったようには活躍できず、最後はインテルの選手がカウンターで虎の子の1点を奪い取り、そのまま逃げ切るという、前評判を覆す結果に終わった。
その翌年、パトはACミランに移籍し、徐々に頭角を現す。一方、バルセロナで腐っていたロナウジーニョも昨年末にACミランに移籍。かつてFIFAクラブワールドカップで戦いあった両雄がチームメートとしてプレーすることになったのである。
ロナウジーニョはそれでも今シーズンも序盤は不振で、引退説まで流れたが、ここ1ヵ月半余りは目覚しい活躍を見せている。そして、嬉しいことに、ロナウジーニョがパスし、パトがシュートを決めるという二人のコンビネーションプレーで大活躍をし始めている。
今日のカリアリ戦でもこの2人のプレーによるゴールシーンが生まれたが、10月18日のローマ戦での2人のプレーは圧巻である。センターサークル付近からロナウジーニョが正確無比のロングパスをパトに出し、それをパトが胸でワントラップし、絶妙なボディーバランスで、ゴールキーパーを交わして豪快なシュートを決める。YOUTUBEのビデオをアップしておくが、後半にこのシーンが出てくるので最後まで見て欲しい。
Milan Roma 2-1 Serie A 18/10/09 Highlights Sintesi 8a giornata Sky Sport HD
2人は今ブラジル代表から外れているが、是非ブラジル代表に復帰して、来年の南アフリカワールドカップでこの2人のプレーを見てみたい。
因みに、ブラジル代表の現監督のドゥンガはジュビロ磐田でもプレーしたが、彼の出身はインテルナシオナル。さらに、元日本代表監督のファルカンもインテルナシオナル出身であることを補足しておく。
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