先週は子供の日ということで、9歳の娘にプレゼントを買ってあげた。
娘の誕生日は12月。クリスマスと10日ほどしか離れていない。1年に1回しかプレゼントをあげないのは可哀想だし、かといって12月に2回もプレゼントを買うのは大変だ。
だから、10月の子供の日に1つ買って、12月も誕生日に1つプレゼントを買えば、娘にとってもちょうどいいだろうし、僕としても親の役目をある程度果たせる。
実は日本と違って、ブラジルでは子供の日も結構な物を親が買い与えており、何も買わない訳にもいかないのだ。
とにもかくにも、娘に何が欲しいかを聞いたら、Monster Highというアメリカのアニメが原作の人形が欲しいとのこと。
この人形は1、2年前に既に買ってあげたのだが、今回は違うキャラクターの人形が欲しいと言う。
数日後、僕は娘が選んだのをオモチャ屋さんに探しに行った。
130レアル(5850円)。以前も思ったが、高い。
ただ、実際に人形を触らせてもらうと、関節部分が動くため、いろいろなお好みのポーズを取れる。関節部分があまり動かないバービー人形と比べると、この人形が如何に優れものなかが分かる。
やはり値段がするだけの事はある。
僕はその人形を購入すると、数日後にストライキ中の郵便局で娘が住む約500キロメートル離れた内陸部の町にそのプレゼントを送った。
SEDEX(速達)で。16レアル(720円)。
ストライキ中とは言え、「速達便だけは期日通りに届けている」と郵便局員に言われて速達で送ったのだが、昼に出したら、翌日の午前中に届いた。
何だ。ブラジルとは言え、機能しているサービスもあるんだと驚いた。
いやー、それにしても本当に久しぶりに郵便局を利用した。
娘からもプレゼントが着くや早速メールが送られてきて、文面からするとプレゼントに喜んでいる様子だった。
何かが届くというのは嬉しいもの。そんな当たり前のことを確認できた子供の日だった。
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