ポルトガル語のブログのネタ探しをしていた。
そして、日本語について今まで書いていないことに気づき、一度日本語教師として漢字の話でもするかなと思って、最も画数が多いを漢字を調べてみた。
画数が最も多い漢字とは一体何画だろうか?
僕自身も興味があった。
皆さん、驚くなかれ、その画数は何と84画であった。
日本で苗字に使用されたと言われる国字だそうで、「たいと」と読む。
2バージョンあるのだが、どちらも漢字の「雲」(12画)と「龍」(16画)が3つずつ組み合わされて1つの文字を形成している。
つまり、(12画×3字)+(16画×3字)=84画という訳である。同じ字を何個も使うというのは邪道であり、何だかちょっと詐欺っぽい。
因みに、常用漢字で最大画数の漢字は何であろうか?
それは「鬱」(うつ)であり、画数は29画である。この字は正統だと思うが、書いているだけで鬱(うつ)になることは間違いない。
因みに、常用漢字の漢字表は昨年29年ぶりに改定され、従来の1945字から2136字へと増えている。
僕はブラジルに日本語教師として赴任する直前の1997年、何かの役に立つかもしれないと思い、日本語漢字能力検定2級(1945字程度) に合格してから来た。
本当は出題対象漢字が3000字程度の準1級に受かりたかった。でも、問題集をやってみると、想像以上に難しかった。6000字程度の1級など、それこそ漢字オタク以外の何者でもない。
僕の大学時代の教授が書いた「日本語教授法」(大修館書店、石田敏子著)によれば、漢字出題順2000字で、新聞に使用されている漢字の99.6%を占めるそうだ。
従って、一番大事なのは、漢字の単純な知識量ではなく、正しい語彙・漢字を使用した文章の作成能力なのではないかと思う。
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しかし、108画の「ぼんのう」と読む漢字があるようです。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/a3a7e0fe18567dc595e1838a78eb3445