日本語教師ブラジル奮闘記

ブラジル生活裏話

娘とバービー人形の展示会へ

2011年03月21日 12時09分05秒 | ブラジル事情

 

土曜日は7歳の娘とイグアテミショッピングセンターへバービー人形の展示会を見に行った。

 

僕は男だから、当然ながら一生を通じてバービー人形に興味を持ったことは1度もない。娘が見たいと言わなかったら、絶対に行かないイベントであったと言えよう。だから、僕の見聞を広めてくれた娘に感謝しなければならないのかもしれない。

 

実は2年ほど前までは、このバービー人形で1時間以上娘の人形ごっこに付き合わされていた。さすがに最近は人形を使ったおママゴトはなくなり、心底ほっとしていたのだが、それでもまだ人形は好きなようだ。

 

ショッピングに到着し、バービーの展示場の前までやって来ると、展示場の周囲には長蛇の列ができていた。すごい。カーニバル明けの次の週末、みんな行くところがないんだなあと改めて思った。

 

待つこと約40分。やっと展示場の中に入ることができた!

 

しかし、娘は中に陳列されている300体近いバービー人形を見ようともしない。家に寄ってわざわざ取ってきたデジタルカメラを僕から奪うと、会場中を駆け巡り、バシャバシャと一心不乱に写真を撮り始めた。

 

 

 

 

バービー人形が見たいのか、写真を撮りたいのか?

 

僕の額にはちびまる子ちゃんの登場人物のように線が上から真下にかかった。

 

父親としては、娘が喜んでいるようだから、結果オーライなのかもしれない。でも、頭の中にはクエスチョンマークが海に浮かぶクラゲのように漂っていた。

 

僕が小学高学年の頃はガンダムのプラモデルが流行し、そのモビルスーツ同士の戦いの場面をシュミレーションしたジオラマが流行した。その精巧さに感嘆し、僕もジオラマを作りたかったが、手先が不器用なためか、ガンプラさえ完成できないありさま。

 

今でも手先が不器用なのは相変わらずだが、何かを集める習慣もないため、コレクターの気持ちがイマイチ分からない。

 

元来、物に執着できないタイプである。僕にとっては、人生においてはモノよりもコトの方がよっぽど大事である。だからこそ、今回の娘との思い出作りも大切なコトの1つである。

 

 娘は家にバービー人形を20体以上も所有しており、モノ集めの気持ちが分かるのかもしれない。でも、僕はこれから先も、人生でたくさんの「コト」を成し遂げられたらいいなあと思う。

 

 



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