光の未来へ

自閉症の長男、光とサンフランシスコから。

Autism Research and Treatment clinic in UCLA

2018-11-04 08:30:18 | ラブラドール
光の為に予約を取っていたドクターに3日前、やっと会えました。7月に予約電話をしてから丸3ヶ月待ちました。
私、陸、光と3人でクリニックの待合室へ。広い部屋はうちを入れて5組の家族でいっぱいに。年齢は様々でしたが皆すぐに自閉症とわかる子ばかり。しばらくまってからドクターが呼びにきてくれました。インド人の女性でした。
個室に入り、2時間近く話しました。最初のうちは機嫌の良かった光もあまりに長い時間座っていたので、最後の方はかなり疲れていました。
その部屋はマジックミラーの壁があり、向こう側から観察していたドクターの上司のような女性が最後の10分くらいは入ってきて、新しい薬の事を話しました。

ドクターから勧められたプランは。
1、薬を変えて食べ過ぎの副作用を抑える事。

2、Applied Behavioural Analysis therapy
  これはセラピストと一緒に色々な問いに答えたりしながら、彼の問題行動の解決に導くもの。
  光が5歳から6歳の頃このセラピーがスタートした頃で自宅でしましたが、全部自費だったのでかなりの高額のため続けられませんでした
  しかし、今は保険がカバーするので勧められました。

3、Speech Therapy
これはspecial educationを受けている間はサービスの一つとして学校でありました。
  ドクターのオススメはこのセラピーで、Asistive thchnologyという小さなマシンを使い、彼がもっと言いたいことを人に伝える
  事ができるようになればストレスが減り、問題行動も減るはずとのこと。

4、Occupational Therapy
作業療法を通じて、文字がもっとかけるようになったり、生活への自立へつながる作業がしやすくなる


5、Genetic test
光は自閉症とてんかんを持っているが、そのほかにも何かの問題があるか、血液を取って調べてもらう。その結果次第で、
これからの治療 ももう少し明確になるはず。

24歳と7ヶ月にして新しい目標もできました。
引っ越してから大変なことばかりでしたが、これで報われそうです。本当に新天地で前に進めそうです。
STANFORDの大学病院がベストと思っていましたが、自閉症にはUCLAがいいようです。
スタンフォードの脳神経外科の先生からの紹介状があったので、スムーズにUCLAの良いドクターに巡り会えた事は感謝です。
今月も光のドクターのアポが3つ入っています。

長い間幼稚園だった光もやっと小学校の勉強がスタートするかもしれませんね。
楽しみです。