手編みのオーダーが仕上がりました
草木染めのフリースを手紡ぎしたウールに
麻のように加工したシルクを引き揃え
オリジナルの編み地を2色で表現
メンズのオーダーは初めてだけれど
サンプルに合わせてパターンを調整し
袖丈や襟もサイズぴったり
手紡ぎの糸は空気を含み
手編みでふっくら軽く仕上がる
20年前は、ギャラリーさんとの関係で
作品が多かったけれど、この10年は
生活もあるので、小物アイテムばかり製作していた
本を見ながら編むのでは無いから
編みパターンを創るまでの作業が手間
サイズ通りに成らなければ、修正する
オリジナルとは言え、とても複雑な編み
間違える事もしばしば
昔ならイライラしたり、慌てたり
感情の起伏が激しかったけれど
今は間違えても、また編めば良いし
より良いモノが出来ればと、気持ちも穏やか
時間に追われる焦りも無いので
淡々と編めるし、疲れも無い
手先の技術も編み続けているので、進歩したよう
職人としては、油が乗って来た気分
クリエイターとしても
誰も編んでない編み地で自負がモテる
編み物作家として
これからが本番かもとウキウキします
私の手編みのテキスタイルニット
久しぶりにセーターを編んでいる
草木染めの手紡ぎウールにシルクを添えた手編み
編み地はオリジナル
インドのコダイカナルで生まれたので
コダイカナルと呼んでいる
解釈によっては、森の贈り物という意味
アレンジ可能なパターンで、応用できる
オーダーされ、作家として本気の編み
商品の編みも楽しいけれど
一点モノの作品は、編んでいて癒されるし
様々な想いも一緒に編み込める
人生の優先順位は、人それぞれだけれど
私は編み続けられれば
最幸の人生だと思っている
ゆっくりだけど、価値を共有できる人が
購入されたり、オーダーしてくる
ビジネス商品は売れるモノ
作家としては本気のモノ
売るためには
どちらも本気の私が必要
今日と明日は奈良町の満布で販売
宣伝もささやかですが
いい感じにデイスプレイして頂きました
カシミアウールのミテーヌは、ヒット商品
マフラーも残り僅かです
奈良町に初めてきたのは
十津川村に引っ越した翌年
ご縁あって、サマサマに初めて商品を委託
一昨年サマサマがリニューアルして満布に
ミテーヌ等を委託して頂き
今年はこのように展示販売を
個展のような
見応えのある作品展示はないけれど
ビーバーは隠れたヒット商品
ご縁のある人に届きますように
今年の初出荷
昨日、道の駅に納品した小袋 来る来る
曲りくねった人生も、必ず良いことが来るように
お守袋としても、アクセサリ入れとしても
残り糸を利用しているので
柿渋で染めた綿糸やオーガニック綿に
ヘンプを揃えて袋を編みながら
草木染めの羊毛を渦に使用
道の駅のみ販売で1,200円
隠れた人気商品の小袋ですが
これから雪姫鳥の商品として
紋様も多様なデザインで販売予定
手編みのパワーや糸の持つパワーは
不思議な力があるようです
クラフト好きな人へのお土産にも
今年の初展示は、13日・14日の奈良町の満布で
今年も雪姫鳥は飛び回ります
商品に興味ある人は、メッセージをお願いします
今日から三日間、新宮で個展
タッサシルクを手編み機で編んだ
オリジナル模様、花筏レース
ミンクでトリミングして作品に
ポンチョベストも残り数点
ニットは西洋の技法だけれど
和の雰囲気で飾るのも良い
今年は、マスクラットのクリップが活躍している
新しいリーフ帽が増えました
まだまだ知られていない、ビーバー
かれこれ20年やっているけれど
ご縁のある人に旅立って行きます
和歌山県新宮市、世界遺産の速玉神社近くで
那智勝浦も30分ほど
熊野古道や本宮大社も有り
熊野観光も出来きます
次回は、来年1月13・14日
奈良・満布にて開催します
箕面に通いだして10年位になるだろうか?
ご縁とは不思議で、大阪だけれど
東京の中央線沿線の国立のような感覚もある
同じ敷地内にはビーガンカフェも有り、食の感性も近い
shopへの委託から始まり
カフェの2階にあるミカリギャラリーでの個展
そして、今年から小屋での販売
いつも悩むデイスプレイも、今年はスムースに
ポシェットも在庫少なくなりました
ビーバーと2人3脚してきた気分
手のモノ、足のモノ
マフラーも残り少なく
睡蓮ベストも売り物は、残りひとつ
お洒落に興味無かった私が
試行錯誤しながら
お客様に育てられて、ようやく自分らしく
オーナーさんに、これまでで一番良いと褒められ
技術と色彩感覚が先行していましたが
編むと事への自身の哲学が、少し芽生えたよう
明日の朝は、久しぶりに紅葉の箕面滝までジョグ
ここから、また新しい人生が始まります
感謝
17日から秋ツアーに出かけています
信州 大町市美麻のアトリエsolosolo 少し高台にあります
下に見える道は40年前に、大町駅から美麻まで歩いた道
ご縁とは不思議で、美麻は故郷のようにも感じます
アトリエは毎月1日〜6日の期間オープンしています
蔵を御主人が改装し
一階は御主人の染め工房
草木から色を移す感覚で染色されています
繊細な色合いは、丁寧な手仕事から生まれます
2階はギャラリー兼、デザイナーまいかさんの仕事場
お二人は高校の同級生と聞きます
東北大震災後に、東京から移住し
3人のお子さんを育てながら、米や野菜を作ってます
雪姫鳥のニットは、リーフ模様の帽子から始まり
ベストやセーターも企画中です
美麻は広葉樹林が多く、北アルプスも望めて
四季を通じて自然を楽しめます
松本の陶片木さんにも、オリジナルベレーを納品して
今は宇都宮に居ます
これから日光経由でみどり市に行き
明日は西福寺で展示販売をします
今朝も幻想的な世界から始まった
見えない景色も
その向こうに何があるか分かっている
まだ知らない景色は楽しみだけれど
見たくなかったと思うこともあり
臆病な私は好奇心が先行しないと
その先の景色に欲は無かった
ビジネスがそうでした
億単位のお金を動かす人の側で
働くことは楽しいけれど
自身が矢面に立とうとは思わなかった
金銭が絡むと、人の顔には欲がある
当たり前の事だけれど、見たくない顔もある
ようやくニット作家の私を支える
雪姫鳥shopの方向性が見えた
これからの10年、作家人生を築くためにも
雪姫鳥shopの展開は必要不可欠
霧の向こうは青空
どんな景色が見えたとしても
旅の経験や山暮らしのスキルは
私の糧になって
苦難も面白いと思えるだろう
浄土真宗本願寺派西福寺
群馬県みどり市大間々町大間々1049−1
住職さんがセツモード 出身で、ツレの50年来の親友
学生街の喫茶店をヒットさせた、元ガロの大野真澄さんも同期
昨年、コンサートを開催し
今年も22日午後6時開演で、行われます
親鸞聖人報恩講法要
22日1時、23日10時、1時
両日、お部屋をお借りして展示販売を行います
ビーバーのカフスや首回りの小物
一点物のショールも数多くあるので
非売品も合わせて、展示します
ご縁は不思議なもので
私の誕生日は、住職さんと同じで
奥様と名前が一緒
私も群馬出身で、亡き母の名前がみどり
上州の空っ風で育った私は
故郷への想いは全く無く
兄も亡くなり、実家とも疎遠になっているのに
群馬とのご縁がつながっているのが面白い
ツレに代わって同窓会に参加する気分
人生はタイミングだと思うけれど
どんなご縁が待っているか楽しみ
大間々は、足尾銅山の入り口で
長閑な良い街です
秋の散策にお立ち寄り頂ければ、幸いです
12月に予定している、新宮市makutbでの個展のチラシ
イメージはあっても、パソコン作業が良く分からず
何より苦手な仕事だけれど、作り出すと面白い
Macでの作業が未だ分からない
XPのワードも、やりながら覚えたので
何とかなるだろうと思っていたのが、甘かった
結局、XPのワードで作り
ファイルをPDFに変換して、Macに送る
このPDFも何だか良く理解していない
画像も適当に修正しているけれど
サイズの大きさとか、意味不明なアルファベットが多い
それでも、何とかやって来たのでどうにかなる
作家の紹介も、商品説明も省いた
雪姫鳥が気になれば、検索してほしい
作家本意だけれど、商売ではないので良いかと
熊野速玉大社の近くなので
熊野詣と合わせてお寄り頂ければ、嬉しい
今年こそは糸整理と断捨離に気合いを入れようと、思っても中々進まない。
家具はほとんど無いし、引っ越しても運ぶのは編み機二台とテーブル。
布団は30年使っているから、新しくするし、冷蔵庫やTVは置いて行く。
移住先が決まれば、往来するし、誰かとここをシェアできたら尚良い。
妄想していても、10年後で良いかと思っていたので、中々ご縁が来ない。
台風の合間に宇都宮の友人を訪ね、久しぶりに日光へ行った。
雰囲気が大人感覚で、何故かとっても良い感じで、日光も良いなと。
11月22日に群馬のみどり市の西福寺で、展示販売をさせて頂く事になり、
足尾銅山に向けて、わたらせ渓谷鉄道沿いに北上すると日光へ通じると知った。
そのR122は、都内から始まり埼玉・群馬と生まれ育った家の近くの道でした。
ご縁は日光にあるのかもと思い、気合いを入れて糸整理を始めた。
箕面で予定している雪姫鳥shopが今月の29・30日。
残り糸で手編みのモノをたくさん作りたいと思っていても、中々進まない。
残り糸の種類や色を全て把握していないので、途中で足りなくなっても困る。
貧乏性なので、少しの糸でも捨てない、それに私は整理整頓がとっても苦手。
仕事と思えば出来るけど、自身の事はあまり出来ない。
細い夏糸が絡んでしまって、そのまま箱や袋に入っている。
少しづつほぐしながら、捨てるモノは捨てた。
明日も続ければ、何とか整理できそう、とは言え解いて素材別に箱に入れるだけ。
繰り返している内に帽子や小袋やバッグに変化して、2年で減らしたい。
持続する糸は整理できてるし、ビーバーも色別に管理している。
来季からナバホウールが加わるので、出来るだけ来春までにメドをつけたい。
貧乏性は勿体無くて、中々モノが捨てられない。
倹約家なので、無駄なモノは少ないけれど、それでも25年も暮らせば、不用品はある。
亡き母のアルバムや私の思い出のアルバムも、ピックアップして減らしたい。
息子のモノもアルバム以外は捨てよう。
いつでも気軽に移動できれば、ご縁がやって来るように思う。
5年後には落ち着き先が決まり、この家もシェア出来れば尚良い。
作品を編む為にも、生活を支える商品アイテムがようやく整い、
編み物の方向性も見えてきたので、最終章の人生も描けるかもと思う。