ヴェルサイユ宮殿と庭園が、世界文化遺産に登録されたのは1979年。
私達の世代なら、漫画「ベルサイユのばら」はあまりにも有名。
私が訪れたのは1985年、名所旧跡は意識しなかったけど、ここは特別でした。
ヴェルサイユはパリから20k程離れている。
日本人の観光客に紛れて、説明を受けました。
時間もたっぷり、庭園も行きました。
現実にマリーアントワネットが、ここで過ごしたかと思うとため息がでました。
侘び寂びの気配、美意識の高さ、さすがですね。
庭園内は解放され、歩けるようにもなっています。
毎日、世界遺産の中を歩いて通勤している人達にも出会いました。
ゴミ箱もゴミも無かったように記憶しています。
ヴェルサイユ宮殿、特にプチトリアノンは今思うと懐かしい未来のようです。
21世紀になり、今でも変わらない姿でしょうか?
私はパリからスイスに行き、スキーをして帰国する予定でした。
友人から「日本でスキーは出来ないのか?」と問われ、南へ行くことを勧められました。
そしてバチカン市国は見るべきだとも言われ、
イタリアへ南下して、その先は後で考えようとパリを離れました。
つづく