前回、若きイスラム教徒ユスフの殉教を描き、彼の最期のメッセージがネット上で大きな反響を呼んだとしました。
それは主に世界のイスラム教徒の間で起こり、彼は英雄として祭り上げられます。
この予測によると近未来にイスラム教徒は世界の最大勢力に成るとされ、それは即ち「神権主義」の台頭を意味します。
これに反発する「国家主義」と「自由主義」も決して易々と破れ去りはせず、「三極対立」は激化して行くコトでしょう。
果して神や国は人を支配するべきなのか? この問には「心」で答える必要があり、それにはシェリル-クロウの「Peace Be Upon Us」が善く答えていると思います。
ここでは「全ての罪人は聖者だ」と唄われており、そうした人間に対する柔軟な考え方こそが「平和を私達の上に」もたらしてくれると思います。
ユスフとターシャの対話にもこうした柔軟さを持たせたく、ユスフは見た目は男でしたが実はジェンダー的に「Q」で、女性の身心を合わせ持っていたとしたい位です。
このネット動画は特にイスラム教徒の女性に「刺さり」、彼女たちもチベット女性の様に逞しく立ち上がろうと決心します。