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真の動物福祉牧場を目指して

インド人とボン(大麻)

 このテーマは、近未来に多くのインド人が行うとした「カイラス巡礼」を描く上で、どうしてもハズせない気がします。
インドにおける大麻文化 - Wikipedia

インドにおける大麻文化 - Wikipedia

 それは前記したようにカイラス山がシバ神のリンガ(男根)の象徴とされるからで、シバと言えはボン(大麻)好きで有名だからです。
 これについてはウィキペディアでも丁寧に解説されていますが、シバはあくまで大麻を食べるのが好きで、前後の記述から吸うコトには反対しているようです。

 わたしも吸引には反対で、ボンはタバコのようにフカスだけでは全く効果がなく、深く肺まで吸い込んで10秒くらいそこに留めないと効きません。
 これは明らかに不健康な行為で、肺だけでなく脳にも急性中毒によるパラノイア(分裂症)になる不安があって良くありません。

 大麻はアーユルヴェーダでは「不安を取り除く神聖な草」とされ、ブッタも食欲増進や睡眠の質向上などの効能を認めて重宝した薬草なので、不健康でパラノイアになる吸引なんてシバ神の意向に反逆する行為だと思います。

 これは前にも書きましたが、大麻を食べるのはビールをチビチビ飲むくらいの中毒性しかなく、一方で吸うのはウォッカを一気飲みするくらい危険です。
 しかも、吸引による急激な「ハイ」は直ぐに覚めて「ロー」に落ち込むので、そんな風に精神が乱高下するのはロック-アーティストでもない限りお勧めしません。

 わたしは去年の冬にバラナシで「シバ-ラシュトリ」という盛大なお祭りに出くわし、それについて「シバとインド人」と題し3回に渡ってブログで書きましたが、そのお祭りでは夜通し数千人が裸足でシバ寺院巡りをして、そこではバング-ラッシーとクッキーが振る舞われるコトを紹介しました。

 これに習ってカイラス巡礼宿のシバ寺院でもラッシーとクッキーが振る舞われるとし、高級クッキーとしてチョコレート(チャラス)入りのモノは1枚千円ほどで販売して、近隣農家の収入源にするのも良いでしょう。
 これはナショナルジオグラフィックの「大麻栽培の村」という記事から得たアイデアで、見出し画像のチャラスを作ってる女性の写真もこの記事から取りました。

 最後に締めとして私事を述べさせて貰いますと、わたしはタバコなんか大嫌いですが、ウィキペディアの画像のようなインド人にボンに誘われたならば、若い頃の「ナスティ-ハビット(悪い習慣)」を懐かしんで誰よりも深く吸い込んでしまう旅人です。

 

 
 

 
 

 
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