真の動物福祉牧場を目指して

サルがヒトに進化したはデタラメ?

 前に「永遠なのか本当か 時の流れは続くのか」と題した回で紹介した「情熱のバラ」(ブルーハーツ)では、「今まで覚えたぜーんぶ デタラメだったら面白い」とも歌われています。

 確かに、ヒトがサルから進化したのが「デタラメだったら面白い」とは思いますが、これは遺伝子が9割方ヒトとサルで共通しているコトから、否定はできないと思います。

 しかしアメリカ南部(ディキシー)では今だに学校で進化論を教えられない地方があり、そうした地方では南北戦争の「しこり」がまだ残っている感があります。

 それは黒人奴隷を搾取して貴族の暮らしをして来た人達の「しこり」であり、それを「神の名の元に」正当化して来ました。 
 彼等は今では大半がホワイト-トラッシュ(白人のクズ)に落ちぶれて居て、ディキシー-チックス(南部のオデキ)はそんな後れた故郷を上手く歌っております。

 この女性トリオは、南部の支持を得て当選したブッシュ大統領のイラク戦争にも強く反対し、その為に南部から追放された経歴も持ちます。
 今ではグループ名からディキシーが外れてチックスだけになり、人気は衰えていませんがカントリー色が薄れてしまったのは少し残念な気もします。

 話を「ヒトとサル」に戻しますと、ヒト(白人)が神に選ばれた特別な存在だとする意識は抜け難く、それはアメリカを2分する論争を発展させております。
「進化論」論争に見るアメリカの基盤――トランプ政策に煽られる文化戦争/藤本龍児 - SYNODOS

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二つの顔/二つの勢力進化論をめぐる論争今年は、チャールズ・ダーウィンの『種の起源』(1959)が出版されてから160年目にあたる。よく知られているように、ここで提唱され...

SYNODOS

 このコラムは論文くらいの長さですが、深く読みごたえがあるで興味のある方は読まれてみて下さい。

 ここでは「進化論」と対立する「創造論」も進化しているコトが述べられ、それは「新しい神話」を創造する試みで私はこれを支持します。

 しかし、一万年前にはヒトはおろか地球すら存在しなかったとする聖書の「創造論」には賛同できず、キリスト教原理主義には反感を覚えます。
 それでも彼等の意見を尊重する必要性はあると思うので、一応載せて置きます。

 やはり「言論の自由」は大切で、色んな意見が尊重される国だからこそ、アメリカは世界のリーダーに成れたと言えるでしょう。

 

 

 

 

 
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