今回は、わたしがまだ仏舎利塔建設中の山へボランティアに行けていない言い訳をさせて貰います。
それはカトマンドゥでの「むこうぶち(一匹狼のギャンブラー)」暮らしが思いのほか順調に行っており、山に籠るよりも楽しいと思えたからです。
しかし何時までも約束を先伸ばしにするコトは出来ないので、切りの良い明日の誕生日に山へ登ろうと思います。
人気麻雀漫画「むこうぶち」はご存知の方も多いかと思いますが、わたしはそこで描かれている「点100(千点一万円)」なんて麻雀は打ったコトがなく、カトマンドゥのカジノの最低ベットは点3〜5くらいなので、東京で毎日点10で打って居たわたしにとっては時間つぶしみたいなモノです。
今回もスローなキッティー(1ゲーム10分程)でオールナイトしながら読んだ本の感想文を書きますが、その「組織の自己改革法―軍隊式マネジメント比較」はとても軍事に特化した本なので、一般的な日本人には馴染み難いと言えます。
しかし著者の長谷川慶太郎さんは、中国共産党が支配する中国の組織的な欠陥を鋭く指摘している本で馴染みがあり、彼は平和を擁護する視点からは日本の軍事マネジメントこそが世界で最も進歩的だとも書いています。
そこでは主に歴史的な軍事マネジメントの発展と、それが企業の発展に如何に寄与したかが述べられていますが、軍事と企業は常に進歩し続けているので、ここでは現代の軍事マネジメントについて論じるべきかと思います。
現代では未だに東西冷戦が続いており、アメリカとロシアが軍事マネジメントで覇を競っていますが、将来的には中国もそのレースに出馬すると観られ、その場合ロシアと手を組む可能性が非常に高いので注意が必要です。
しかし一方で、ロシアでは独裁政権に反対する野党勢力も育って来ており、そうした人々の多くは国を追われて難民暮らしを強いられていますが、自由勢力の士気は高く亡命先で「ミニ台湾」と言える拠点を築こうとしております。
ここで具体的な戦争の話に入りますと、ウクライナとロシアは共に軍の「組織改革」が急務とされますが、
一時しのぎのタメに兵士を使い捨てにするロシアの戦略は昔の日本軍のようで、それに対して「夫や息子を返せ」と訴える人々がロシアでも増えて来ています。
しかし一方で、ウクライナでも徴兵逃れが頻発しており、これは現場で命を賭して戦い続けている兵士達の士気に関わる重大問題です。
わたしがもしウクライナ人だったら、やっばり暮らし易いネパールか物価の安いパキスタンに亡命して、軍隊組織に属するコトには抵抗したかと思います。
それはわたしにとって1番大切な戦いの場が言論の世界だからで、そこで正義と真理とをもって悪の組織が広める虚偽を打ち破るコトこそが一匹狼としての矜持です。