立川市教育委員会は、理科教育を重視しています。
立川市理科教育振興事業を「Tachi・Rika」と命名して推進してきましたが、
今年度も市教委の「学校教育の指針」に位置付けられて継続しています。
科学センターの記述がないことは少々残念ですが、
こういう施策を堅持してくれていることには励まされます。
下記にその部分を抜粋して転載しましたのでご覧ください。
さらにその中で、
「学びに向かう力、人間性等」を養う、
と謳っている点に立川の特徴があります。
不思議な自然現象や楽しい実験・観察を体験させることにより、
疑問や興味・関心を持たせ、
自ら探求する児童を育てること、
そのことにより、人間性すなわち人格の形成も培うということです。
私は、さらに「人間性等」の記述の「等」の中身としては、科学教育により、地球温暖化、コロナ、ジェンダー平等、貧困格差、エネルギー問題、戦争など地球規模の課題を克服していく人間たち、SDGsを達成していく人間たちを育てるということが含まれていると解釈しています。
この高邁な目標に向けて、
立川市科学センターも、さらに磨きをかけていきたいと思っています。
さらに、
学校教育だけでなく、社会教育、市民や民間の活動などとも、さらに強く連携して推進したいと考えています。
「指針」全文は、
学校教育の指針 | 立川市教育委員会 (tachikawa.lg.jp)
を、クリックしてご覧ください。
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令和4年度 立川市教育委員会学校教育の指針
立川市教育委員会
立川市教育委員会は、・・・(省略)・・・・・・確かな学力と豊かな心を育む教育の一層の充実を図る。・・・(省略)・・・そのため、「まちづくりは人づくり、人づくりは未来づくり、未来づくりは学校から」の理念の下、・・・(省略)・・・令和4年度において重点的に取り組む教育施策等を学校教育の指針として示す。
Ⅰ 学校教育の充実
~「知」・「徳」・「体」の調和のとれた総合的な力を育む~
(1)~(3)・・・(省略)・・・
(4) 学力向上施策の推進
これまで実施してきた放課後の補習授業等を継続し
基礎的・基本的な知識及び技能の定着を図るとともに、
発展的な学習を充実させ、
思考力、判断力、表現力等の伸長を図る。
また、立川市の理科教育振興事業「Tachi・Rika」の取組を活用して、
観察・実験の充実や
理科の指導力の向上を図り、
児童・生徒の科学的な見方や考え方
及び「学びに向かう力、人間性等」を養う。
以下・・・(省略)・・・