夏休みが終わります。
ちょっと寂しい気持ちの中
嬉しいニュースが来ました!
立川サイエンスひとネットが開設している
ダ・ビンチサイエンス教室のOBの高校1年生が
アマチュア無線のコンテストで4位入賞しました。
関東UHFコンテストと言って
UHF帯という高い周波数帯での交信数と交信エリア数を競うコンテストです。
短波帯のような遠距離通信には向かない周波数帯で、アンテナなどを工夫してたたかうものです。
彼は
ヤングの部で第4位を獲得しました。
私は嬉しくて、
ひとりでほほ笑んでいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/77/d506776198a089d300a8e58c6903318b.jpg?1692841824)
彼は
8年前
ダ・ビンチサイエンス教室を開設した時の1期生で小学3年生でした。
その年に、講座でAMラジオを製作しました。
その講座では、アマチュア無線の紹介もあり、アマチュア無線のことを見聞きしました。
その時の様子がわかる記事です
↓
翌年度は、講座でFMラジオを製作しました。
AMラジオを作ったとき、
自宅の地元局であるラジオ日本の送信所を探し、
母親に頼んで
アンテナ直下まで車で移動して
受信実験をしました。
そこでは
割れんばかりに入感するという強烈な体験をしました。
ラジオ工作では、
「鳴った!」という感動の姿は
たくさん見てきましたが、
送信所アンテナを探して
そこまで移動して
受信してみるという子は
始めてでした。
このことで
私は
彼の才能を感じていました。
その後、
アマチュア無線技士の資格を取り
自宅で開局して
アクティブに運用を続けてます。
私も、彼と430MHz帯という周波数帯で、横浜と立川間の交信ができました。
教え子と交信できた喜びで
感激しました。
立川地域の科学教育を推進してきた今は亡き尊敬する真壁繁樹先生がおっしゃっていた、
「一回の体験が、その後の成長に大きな影響を与えることがあります。」
と言う言葉を
思い出しました。
これからも
子どもたちに
たくさんの
良質な体験を伝える活動を
続けようと
決意を新たにしました。
OBくん、ありがとう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/c8/84dab3ef5d055b758fb185d006dd2993.jpg?1692841838)