生活の中で・・・・・

2016-04-16 | 随筆日記

ある日の夜8時頃・・・・・右隣の家からテレビの音・・・・・それと家族の声・・・・・

少しホッとした・・・・・

その他の家のテレビの音・・・・・家族の声は全く聞こえない・・・・・

台所の音さえ聞こえない・・・・・

 

この頃・・・・・深夜まで起きていることが多かった・・・・・布団の中で・・・・・

スマートフォン・・・・・短文を綴った・・・・・スマートフォンの詳しい操作はほとんど知らない・・・・・

 

自分と家族のこと・・・・・考えながら・・・・・

 

若い頃・・・・・仕事に夢中だった・・・・・仕事に追われていた・・・・・

ある日・・・職場の年輩の目上の人が・・・・・僕に・・6人分仕事をしたなー・・・・・

よくわからなかった・・・・・もしかしたら僕のことがわかっていたのかも知れない・・・・・

 

 

次の日・・・・・このまわりの野良猫?の鳴き声・・・・・僕の家の庭にも入ってくる・・・・・

夜・・・・・朝方・・・・・

 

 

そして昼は犬の鳴き声・・・・裏の犬・・・・近所の近所の家の犬・・・・・3.4軒離れた家の犬・・・・・

 

そして自動車の音・・・・・単車の音・・・・一日に数えたら7.80回・・・・・

そしてドアを閉める音・・・・・ひとつの車に4回ほど・・・・・こんな音も・・・・・

 

 

 


生活の中で・・・

2016-04-16 | 随筆日記

ある年の冬・・・・・

寒かった・・・・・毛布を2.3枚重ねた・・・・・布団も・・・・・

下半身が冷えた・・・・・でも節電を試みた・・・・エアオンは切っていた・・・・・

何とか耐えて乗り越えようと思っていた・・・・・風が窓を襲う・・・・・

 

 

急に雨が降ってきた・・・・・風の音と雨の音・・・・・そして台風のような風に・・・・・

すぐ近くの空に雷雲・・・・・何度も何度も・・・・雷・・・・・この雲は何時間も動かなかった・・・・・

激しい風が窓に吹き付ける・・・・・雨戸にその風の音が・・・・・

ピシャーというような音にも聞こえる・・・・・とにかく雷がすごい・・・・・

家の真上の空に止まっているかのようだ・・・・・

何処かへ行ったと思ったら・・・・・また戻ってきて・・・・・そんな感じがした・・・・・

雷の音・・・・

 

 

 

寒さが襲ってきた・・・・・

テレビを見た・・・・・ダンをとれ・・・・・この言葉が焼き付いた・・・・・

 

 


生活の中で・・・・・

2016-04-16 | 随筆日記

そして猫の鳴き声・・・・・犬の声(近所の3.4匹の犬)・・・・・

 

テレビをつけた・・・・・

すると今度は・・・・斜め裏の家から・・・・・何か木を叩くような音(大工仕事のような・・・・)・・・ドリルを使うような音・・・・・

かなり長い・・・・・一日に2時間以上の時もある・・・・・

また外へ出て・・・・・散歩・・・・・

出ると誰も通っていない・・・・・車 単車・・・・全く見かけない・・・・・

 

夜・・・・テレビを見ていると・・・・・左隣りの家から・・・・何かわからない音・・・・

 

 

 


生活の中で・・・・・

2016-04-16 | 随筆日記

1階の部屋の中・・・・・全く静か・・・・1階の部屋も・・・・・

2階からテレビを下してきた・・・・・

また音が聞こえ出した・・・・前の家のガレージを開ける音・・・・・この音は2階にいた時も・・・・・

朝 夕 ほぼ毎日・・・・明ける音・・・閉める音・・・・車のエンジンの音・・・・・

 

 

 

最初の頃は主にこの前の家の音だった・・・・・

 

そして道路を通る自動車の音・・・・静かなエンジンの音・・・・・少し大きい音・・・・・

吠えるような音・・・・唸るような音・・・・・火を吐くような音・・・・・爆音のような音・・・・・

いろいろ聞こえてきた・・・・・

 

そして単車の音・・・・単車のチェンジ?を変える音・・・・・単車の音は自動車の音よりも長く鳴り響くようだ・・・・・

 

そして今度は・・・・駐車地に止まった時・・・・ドアを閉める音・・・・

 

前の2階からのドンという何かわからない音・・・・・

 

まるで音だけの世界にいるようだった・・・・・

 

 

 

 


生活の中で・・・

2016-04-16 | 随筆日記

他地域の人とは比較的話のし易さを感じていた・・・・・

ただこの町の人とは話をしていないから・・・・・

けれどもこの町で生まれた僕にも・・・・・この町特有の気性が身についていたのかも知れない・・・・・

 

この町の気性には・・・・・ものすごく・・・・・大胆さ・・・・・そんなものを感じた・・・・・

 

それまではそんなことも知らずに・・・・・近くの街によく出かけていた・・・・・

 

怖いもの知らず・・・・・そんなところがあったように思う・・・・・

 

 

この町の言葉・・・・気性で・・・・・街へ行ったら・・・・・・・・・・通じないものを感じた・・・・・

 

 

 


生活の中で・・・・・

2016-04-16 | 随筆日記

言葉・・・・・

僕はこの町の方言・・・・・あまり知らなかった・・・・・

かと言って・・・・標準語でもない・・・・・けれどもこの町の方言ほど荒っぽくもない・・・・・

この町の方言は・・・・・

かなり以前・・・・・働いていた頃・・・・・この町の方言は・・・・単純で・・・・ストレートなところがある・・・・・・荒っぽいところも・・・・・

そう思っていた・・・・・

またこの町の人々は・・・・・気が良くて・・・・単純で・・・・・純真で・・・・・そう思っていた・・・・・

気性が荒いとも・・・・・

 

 

夏は陽が照りつけて・・・・・相当暑い・・・・

冬は西風の季節風が吹いて寒くなる・・・・・その風の音はすごいものがある・・・・・

ここ2.3年・・・・・冬・・・・・あまりこの風は吹かなかったようだと思う・・・・・

 

僕の子どもの頃のこの季節風の風はすごかった・・・・・昼?・・・・夜になると・・・ゴーゴー唸っていたように思う・・・・・海の波しぶきもこの地域では・・・・他所では見られないような・・・・・


生活の中で・・・

2016-04-16 | 随筆日記

この頃・・・・・孤立・・・・・

町・・・・・悪く言えば集落・・・村・・・・・のことを考え出した・・・・・

町には対話・・・・会話がなかった・・・・・言葉が欲しいと思った・・・・・

心の中で呼びかけた・・・・・話しかけろ・・・・話し合え・・・・・まず言葉が大切だ・・・・・

町はシーンとしている・・・・・道路を通りすがる人もほとんどない・・・・・

 

時々散歩していた・・・・・ほん まばらに人が歩いていた・・・・数えるほど・・・・2・3人・・・・・

顔を見かけても・・・・誰も言葉を交わさない・・・・・家が全く静かに建っているように・・・・人も・・・・

 

 

 

僕が買い物をする店も・・・・・2・3の店・・・・・魚屋・・・・・ほんの小さな花屋・・・・・

唯一あるコンビニも・・・・250mほどの距離・・・・・

一番近くにある簡素なスーパーマーケットは・・・・・バス・・・・・バスは一日に6.7便・・・・・

タクシーを使う・・・・・

 

とにかく町は静か・・・・・人の言葉が聞こえない・・・・・

まず動くことだ・・・・・そう思った・・・・

何かをすることだ・・・・・何かをしなければ・・・・・

とにかく後先のことは見えない・・・・わからない・・・・・でも何かをしなければ・・・・・

 

 

まず一歩外へ出てみよう・・・・・どうなるかわからない・・・・けれども・・・・・外へ出てみよう・・・

そう思って日々散歩・・・・・

 

 

 


生活の中で・・・・・

2016-04-16 | 随筆日記

2階から1階へ移ってほんの暫く経過した・・・・・

2階にいた時・・・時々テレビを見ていた・・・・あまりテレビは見ない方だった・・・・・

この頃テレビを見る時間が少しづつ増えてきたように思う・・・・・

主にスポーツだ・・・・そしてテレビを見ながら一体となって・・・・・テレビのスポーツと対話するように・・・・・

テレビのスポーツと目線を合わせて・・・・・野球 バレーボール・・・・サッカー・・・テニス・・・・

陸上競技・・・・・その他・・・・・

いつもまるで自分が監督であるかのように・・・・・野球・・・ピッチャーの配球を読みながら・・・・

サッカー・・・・指示のようなものを送りながら・・・・バレーボールも・・・・テニス・・・最初の頃は良くわからなかった・・・・・少したって何となくわかってきて・・・・ゴルフ・・・・陸上・・・体操・・・・フィギアスケート・・・・・スキージャンプ・・・・・

肝心のところ・・・・・結局は何も知らないのに・・・・・

そんなテレビの日も暫く続いた・・・・・

 

 

その時も音が聞こえていた・・・・1日に何回か・・・・かなり多く・・・・

 

時々物干しの布団?の音・・・・・

 

とにかくだんだんと異質なもののように思えてきた・・・・・音の質に・・・・・

 

1階の部屋・・・・・玄関の横にある・・・・左と足の方に窓・・・・・左の窓の外は玄関の横の通路・・・・足下の窓の方の窓の外には ほんの小さな2平方メートルほどの庭・・・・・

もちろん窓には雨戸?戸袋?・・・・・

庭の外側には比較的軽装のコンクリートの外壁・・・・その左側に同じような軽装の家の入口の扉?門・・・・・その門の内側に郵便受け・・・・・

その外側は町を縦断する道路・・・・・

その向こうには・・・お向かいの家の入口・・・その右側に向かいの家のガレージ・・・このガレージはその家のほぼ真ん中にある・・・・その右側にはスリガラスの戸・・・・

入口の玄関には電灯・・・・その玄関の左側の壁には郵便受け・・・・

そして2階は例の物干し場・・・・その家の2階の前の部分 前面に・・・・・

 

 

その隣の家・・・・鉄筋コンクリートのかなりりっぱな家・・・言わば豪邸のような・・・・・この町でも数えられるほどの・・・・

僕の家は・・・・敷地は狭い・・・・家の面積も小さい・・・・・けれども一応3階建て・・・・3階の天井は平坦でなく・・・斜め・・・・屋根の傾斜の形・・・・この形式の名称は忘れた・・・・

1階の横の部分はガレージ・・・・・前の家のガレージとほぼ向かい合っている・・・・けれどもこのガレージはここ数年以上ほとんど開かずの扉・・・・・

左隣の家はかなり僕の家と密接している・・・・・