ローラとわたし
キアラ・ヴァレンティーナ・セグレ 文
パオロ・ドメニコーニ 絵
杉本あり 訳
徳間書店
小学校中学年~向け(9分)
ローラは、わたしの親友だ
公園のとなりにあるアパートで、わたしたちはいっしょにくらしている。
で 始まり
淡々と 語られていく
女の子と犬の ささやかな毎日
ただし 犬目線だけど・・・
(“わたし”とは 女の子ではなくて 犬のほうだった )
大人である私は 最初から
ローラとわたしの関係
を 推測できたけど
子ども達は どうだろう?
作者の あとがき によると
意図的に 伏せてあるらしい
物語の 最後に 語られる
ローラとわたしとの 出会い
ラストの一文には 心揺さぶられる
彼らの毎日を 多くの子ども達に 知って欲しい
と 感じる絵本