ねむれなかったらやってみて!

ねむれなかったらやってみて！　(ガストンのきぶんをととのえるえほん)
ぶん・え
オーレリー・シアン・ショウ・シーヌ
やく
垣内磯子
主婦の友社
幼児～小学校低学年向け（３～４分）

最近の私は　
どこでも眠れる魔法にかけられているので
こんなことをしなくても　良いけれど
幼い頃は
枕が変わると　眠れないタイプだったけ

ガストンは　ユニコーンの　こ
まほうの　たてがみを　もっていて
きぶんによって　いろがかわる

さて　このガストン
ねむたくないのに　ねむらなければいけない
こんなとき　ねむれるようにするには　・・・

どこでも眠れる私も　
ガストンのように　まほうのはねを　使ってみたら
ゆったりとした　気分になれるだろう
なんて思ったりした　絵本

ねむれなかったら　やってみて！ [ オーレリー・シアン・ショウ・シーヌ ]

それからそれから

それからそれから
中野真典　絵
高山なおみ　文
リトルモア
大人向け（２分）

混沌としたもの
胸を　しめつけてくるもの

それからそれから

あまりにも　言葉と絵が　迫ってきて
息苦しくなる

　助けて

と　思ったら

　な～んだ

よく見ると　裏表紙は　
のんびりと　掃除機を　かけている
女性の姿だった

日常よね

それから それから [ 中野 真典 ]

いっしょにいてね

いっしょにいてね
作：ポリーヌ・ドゥラブロワ＝アラール
絵：ＨｉｆｕＭｉｙｏ
訳：山口羊子
ポプラ社
小学校中学年～向け（１１分）

なにげない　一日を
母からの（左ページ）
娘からの（右ページ）
２つの目線で　語られている

だから
　
淡々と　日常が語られるだけなのに
２冊分の長さ

それでも

　いっしょにいてね

離れていても　お互いのことを考えている

そして

イラストのせいかもしれないが
何となく　おしゃれ　

　今の我が家では　こんなストーリーにはならないだろうな

と思いながらも

　こんな頃もあったよね

ちょっと　感慨にふけることができた　絵本

いっしょに　いてね （ポプラせかいの絵本　65） [ ポリーヌ・ドゥラブロワ＝アラール ]

はかせのふしぎなプール

はかせのふしぎなプール
中村至男　さく
福音館書店
幼児～向け（３分）

ハードブックになって登場
やっぱり好き

見切り発車の世の中は　相変わらず
現在の状況は　かなしいものです

さてさて

はかせ　と　じょしゅくんは
あれから
どうなっているのでしょう？？

以前書いたレビューは　→　こちら　

はかせのふしぎなプール （こどものとも絵本） [ 中村至男 ]

サーカスが燃えた

サーカスが燃えた
佐々木　譲・文
中島梨絵・絵
角川春樹事務所
大人（？）向け（５分）

少年・少女が　大人になる瞬間
そんな　ひと夏の経験

　タイトルに　何かの意味が　隠されているのか？

と　思っていたが
文字通り

　サーカスが燃えた

だった

ときどき崩れる　七五調のリズムで　語られる
燃えゆく　サーカス
逃げ惑う　人々

夢のサーカス
その夢が　壊れていくのを　目の当たりにして
大人になる

なんとも言いがたい　思い
どこかに　救いはないものか？？
これが　現実と　いうものか

サーカスが燃えた [ 文／佐々木譲　絵／中島梨絵 ]