~夢

私語りメモ

パパのしごとはわるものです

2017-06-29 20:00:00 | 絵本(低中高)


パパのしごとはわるものです
板橋雅弘 作
吉田尚令 絵
岩崎書店
小学校低学年~向け(4分)


調べ学習 うちでもやったな
わが家のパパの しごとでは
こんなに衝撃的ではなかった と思うけど

しごとって 
 かっこいい しごとばかりではない
でも
 しごとをするって かっこいい

そんなことを 気づかせてくれる 
お父さん達にとっては 次の日 がんばるぞって
元気づけてくれる 絵本


(これも)父の日間近で 手に取った絵本  
お話も 絵も 好み
だけど
子ども達 ひとりひとり 育っている環境が 違う中で
あえて お父さんのお話を読むって・・・
と 考えてしまい 結局 やめてしまった
どうなんでしょう?

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はらっぱららら

2017-06-28 20:00:00 | 絵本(幼)


はらっぱららら
鈴木智子
アリス館
幼児向け(3分)


私は 春が好き
草木が 萌え出る
花々が 咲き誇る 季節

ららら ららら らんららん

そんな 春の花々がいっぱいの はらっぱを 
くまちゃんといっしょに さんぽする 少女

か かわいい

はらっぱの自然は 少女のアクセサリー
おひめさまになって くまちゃんとあそぶ

少女の かわいさに 手に取った絵本
春の自然の美しさに 改めて思う

私は 生命があふれている 春が好き 

まあ 花粉症さえ なければ・・・なんだけど
(現実に 戻ってしまった・・・)


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おとうさんがおとうさんになった日

2017-06-27 20:00:00 | 絵本(幼低中高)


おとうさんがおとうさんになった日
長野ヒデ子・作
童心社
幼児~向け(6分)


本当は 『おかあさん~』を 先に読まなくちゃいけないんだろう
まあ いいや

(実は)父の日間近で 手に取った絵本の1つ

誕生の物語は ひとりひとり 違う
誕生の物語を目にする人の思いも ひとりひとり 違う
 
『おとうさんがおとうさんになった日』のお話って
おとうさんの数だけ あるのだろう
生まれた赤ちゃんの数だけ あるのだろう

自宅での出産
3人目の赤ちゃんの誕生を待ちながら
2人の子どもにせがまれて語られる
『おとうさんがおとうさんになった日』
新しい命に対する 感動と責任

そして 
いよいよ 生まれるとき

暖かく親しみやすい絵で描かれているけど
実写だったら 相当生々しい
新しい命の誕生の その瞬間

『おとうさんがおとうさんになった日』は
『おにいちゃんがおにいちゃんになった日』
『おねえちゃんがおねえちゃんになった日』
おとうさんの思いは 家族みんなの思い

わが家でも わが家の物語があって
絵本と一緒に 思いを辿る

ふと思う

読み聞かせでは 子ども達も それぞれの思いを辿るだろう
その思いとは どんなものなんだろう?
おとうさんの思いは 本当に 子ども達の思いだろうか?


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ドームがたり

2017-06-26 20:00:00 | 絵本(中高)


ドームがたり
アーサー・ビナード 作
スズキ コージ 画
玉川大学出版部
小学校中学年~向け(9分)


読みたくない

表紙を見た瞬間 絵本を開くのが 怖くなった

画が訴えかけてくる 力の大きさ
描かれる光景が 想像できるだけに
躊躇してしまう
まるで
広島平和祈念資料館を訪れたときのよう

でも 違っていた
確かに その瞬間の恐怖は 絵本の中に 横たわっている
でも 予想したものと 異なる
絵本だから ということではない

恐怖は その瞬間だけではない
目に見えるもの だけではない

本当の恐怖は 
その瞬間から 永遠と思えるくらい長く 続くこと
飛び散った つぶつぶの小さなカケラ
じりじりふえる 見えないウランのカケラによって

 あいにきてくれて、ありがとう

原爆ドームのかたりによる 自分史
生まれ落ちたときから
名前とその役割が どんどん変化していく

そして 

あの日を境に 姿が変わる
被ばくすることの 内なる恐怖
カケラによって 
生きものに害を与えるかもしれない 哀しみと孤独
  
読み終えて初めて理解した 表紙と裏表紙の意味
圧倒的な画の力
感情だけではなく 冷静な視線をもった語り口
作者の強いメッセージが 伝わってくる絵本

読み聞かせには ちょっとした覚悟がいりそう・・・


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耳の聞こえないメジャーリーガー ウィリアム・ホイ

2017-06-25 20:00:00 | 絵本(中高)


耳の聞こえないメジャーリーガー ウィリアム・ホイ
ナンシー・チャーニン 文
ジェズ・ツヤ 絵
斉藤 洋 訳
光村教育図書
小学校中学年~向け(9分)


 夢のある絵本だ

タイトルと表紙
ウィリアム・ホイ選手の 明るい表情
どんな活躍をしたんだろう?
自然に 興味がわいてくる

 そして

お話を読み終えると
この表紙の意味が よくわかる
(途中にも 同じような絵が登場)
裏表紙とともに 一枚絵になっていて
読み終わった後 じっくりと 眺めたくなる

ウィリアム・ホイ選手が 
本当に 審判のジェスチャーを考えたかどうかは 別として 
ジェスチャーの普及に貢献したことは 間違いないようである
耳が聞こえないという困難に対して
逃げずに立ち向かう 彼の姿 

 彼の物語は、夢の実現に向かってチャレンジする人を
 励ましつづけるでしょう

著者ナンシー・チャーニンの「感謝のことば」にあるように
頑張る人への 爽やかで熱い応援となるだろう

 と同時に

著者の 
「ウィリアム・ホイさん大好き」ぶりが
気持ちよいほど ダイレクトに 伝わってくる絵本


<実際に トライ> (小学校高学年の児童)
男の子達は テーマが野球なので 興味をもってくれたみたい
集中して聞いているのが わかった

が 途中 集中が途切れて
他に気をとられている子もいた というか
どうも 読み手が気になるらしい(つまり 私のこと

終わった後は・・・
反応がうすかったな~

高学年だからか それとも 面白くなかったのか
私が下手だからか う~ん 難しい 

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