エマのたび
クレール・フロッサール 文・絵
エティエンヌ・フロッサール 写真
木坂 涼 訳
福音館書店
幼児~小学校中学年向け(10分)
かわいい子には たびを させよ
って いうけれど
なかなか すずめのエマの おとうさんとおかあさん のようには いきません
エマは ニューヨークの セントラルパークに
おとうさんと おかあさんと いっしょに すんでいて
いままで セントラルパークの外に 出たことがない
はじめての たび で
うみを わたって しんせきのいる パリへ
わたしだったら 絶対 止めるだろうな・・・
いつかは こどもは すだって いくもの
エマを ぎゅっとだきしめて 送り出した おとうさんと おかあさん
ということで エマの ニューヨーク から パリに着くまでの
わくわく どきどきの たびが はじまるのだけど・・・
すっかり 親目線で読み始めてしまった 私は
エマが 約束の手紙を 書くまでの 時間の長さに
おとうさんとおかあさんの 心配顔を 想像してしまった
なんてのは 私の話
きっと 読み聞かせでは 子ども達は
エマの 出会いと 冒険に
ニューヨークの実写 と かわいい動物たちの絵の融合に
本の中に 入り込んで
エマといっしょに たびを するのだろう
楽しい 絵本です