かさどろぼう
シビル・ウェッタシンハ 作・絵
いのくま ようこ 訳
徳間書店
小学校低~高学年向け(9分)
表紙の絵のごとく
場面場面で変わる 絵の色彩の鮮やかさ
に 目を奪われた絵本
かさを買っては 盗まれる 主人公キリ・ママおじさん
盗まれ続けた挙句
犯人探しに 一計をめぐらし
盗まれたかさも 見つけ どろぼうも わかる
そして そのどろぼうというのは・・・
ストーリーも主人公も
いたって のんびりしていて おおらかそのもの
ラストも 自然に 笑みがこぼれる
前回の『ヒギンスさん~』は イギリスで
今回の『かさどろぼう』は スリランカ
文化の違いなんだろうな と感じると同時に
ママなのに おじさん!?
気になる名前 キリ・ママ
いなかぐらしで おおらかで 素朴
だけど
かさを買い続けられるくらい 裕福!?
意味は?
一般的な名前?
スリランカの人々は 名前からどういう印象を受けるのだろう?
ということで シンハラ語を 調べてみた
キリ - 牛乳
ママ - 私
ぐらいしかわからなかった
付け焼刃では 仕方ないかな
読み聞かせの本として 推薦されているのもわかる
ユーモラスで楽しく 後味の良い 絵本
かさどろぼう [ シビル・ウェッタシンハ ] |