Counseling seminars are on the blog.
全日本カウンセラー協会のカウンセリング・ゼミはブログで配信します。
Create your own alter ego.
指示性のカウンセリングは、自分の分身を創って、とことん一緒に考えます。
アメリカの近代心理学セラピストであるリチャード・バンドラー（Richard Bandler 、1950年2月24日 - ）の神経言語プログラミング（Neuro-Linguistic Programming: NLP）のイメージ療法の分身は、もう一人の自分を、自分から抜け出させて自分の真上から自分を見下ろしている。こんな風にイメージすることから始めます。
なぜ、分身を創り出すのでしょうか？この目的は、もう一人の自分が過去に逆戻りしていき、ポツンと一人で佇んで、辛く悲しい思いをしている自分を見つけて、高い空から舞い降りる。そして、もう一人の自分が、自分に話し掛けるためです。
リチャード・バンドラーの神経言語プログラミングによれば、人間はいくつもの分身を内包しています。一例を挙げれば、「大脳辺縁系のトカゲの脳がつくる目先の快感を求めるカルマ（業）の行為の分身」「扁桃核の好き嫌いなどのネガティブな感情を情動反応に変える分身」「線状体への刺激が、不必要に悲観的な考えを持続的に続けたり、不安でたまらないという症状だけを言わずにいられない分身」「他者も自分も壊して幸福感に浸る中隔核の悪夢から生まれた分身」などがあります。
そして、全日本カウンセラー協会の指示性カウンセリングでつくり出す分身は、「脳の言語野・ブローカー言語野の名詞文をつくる領域の分身」です。日本人の誰でも、1歳半の頃までは、名詞を憶える分身と一体になっていました。ところが、3歳以降、この分身は引き籠っているのです。乳幼児は1歳半の頃から、おうおうと発語しながら、遠くの物を見て指をさします。人差し指を立てて、花や小鳥、犬や猫、目で見たものなんでも指さして、その名前を言葉で知ります。やがて3歳になると発語と会話が出来るようになります。そこで、「あれは、なに？」と近いものでも、遠くにあるものでも、しつこく、繰り返し問います。これは、左脳のブローカー言語野・名詞文の領域という部位の働きです。すなわち、3歳児までは、誰でも、自分と「脳の言語野・ブローカー言語野の名詞文をつくる領域の分身」と一致団結して、名詞文をつくる共同研究を繰り返していたのです。
しかし、とくに日本の女性は、思春期の中学生になると、ブローカー言語野・名詞文の領域の分身の姿が見えなくなります。すると、お勉強は丸暗記中心になって、「扁桃核の好き嫌いなどのネガティブな感情を情動反応に変える分身」と一致団結して、好きか嫌いかを中心とした「主観の枠に引き籠って」ものごとを考えてしまいます。ここから、いろいろな心身の病理症状が噴出してきます。この先には、一生涯にわたって、日本の女性にだけ特有の心身の問題やお苦しみ・お悩みが続いていくのです。日本の女性は、本当はいくつもの分身を抱え持っています。そのいくつもの分身のうちのどれかと仲良くして共依存の関係を続けています。過剰に囚われている嗜癖状態（アディクション）です。
その分身の中で、唯一、「左脳・右脳とも、ブローカー言語野・名詞文の言語領域の分身」と出会えた人は、分身の助けがあって、いくつもの危機や困難を潜り抜けて脱出することができます。名詞文がわかる、理解できるということが、守護天使に出逢うということです。そして、名詞の言葉がわかる、理解できる分身をどなたも御自分の脳の中に持っています。この分身は守護天使です。守護天使の助けがあれば、たいていの問題は解決します。その理由は哲学が保証する知性を身につけるということです。
『人間の条件』 ちくま学芸文庫、ハンナ・アレント 、 訳）志水速雄 、2021/9/10
全日本カウンセラー協会の概要
【協会名】
全日本カウンセラー協会 THE COUNCELORS SOCIETTY OF ALL JAPAN
代表 坂口由美
〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神２丁目2番12号 Tenjin T&J Bldg, 7F
【メールアドレス】info＠全日本カウンセラー協会.com
【業務内容】
- Email counselling for depression
- Blog-style counselor training seminar
【全日本カウンセラー協会の取引銀行】
三菱東京ＵＦＪ銀行福岡支店
口座名／全日本カウンセラー協会
口座番号／普2193048
|
|
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます