先日の「英国王のスピーチ」に続いて、「Queen」を観ました。
この映画は、1997年8月31日に交通事故で他界したダイアナ元妃をめぐって、揺れ動く英国王室の内実を描いた衝撃のドラマです。
既に離婚したダイアナ元妃に対する冷淡な英国王室の態度に、英国国民の非難が高まる中、自分達も変わらなければならない事に気づくエリザベス女王の心の変化が素晴らしい。
チャールズ皇太子以外の配役はぴったりで、エリザベス女王役のヘレン・ミレンは本物にみえてきました。
実存する王室の内部をここまでリアルに描いていいのだろうか?と心配になってしまいます。日本では考えられないと思いました。