「a place beyond dawn」 FRP、ブロンズ
ギリシャ生まれ、フランス在住のマリア・カレラという人の作品です。
日常的な物(布、靴など)をモチーフとして幻想的な彫刻を作る作家です。美術以外にも舞台美術などでも活躍しています。この作品は、世界中の神話に共通して出てくる翼や布をモチーフとしています。
靴屋さんの外に飾ってあるのを見つけました。
「これ、リヤドロですか?」と聞いてみたら、「はい、そうです。」という答えでした。
リヤドロにしては変わった雰囲気ですよね。
題名は”The Lover Ⅰ" ザ・ファンタジーコレクションの中の一つだそうです。
知り合いの青年のご実家が東北関東大震災で被災なさいました。
お父様はご無事でしたが、お母様とお姉様はがれきの中から救い出されました。
ヘリコプターで病院に運ばれお二人とも命は取り留めましたがいまだに入院なさっています。
そのお母様からお手紙が届きましたので、ここに一部掲載させていただきます。
(前略)
「家も何もかも流されてしまいましたが、家族全員命があった事幸せに思います。(中略)
これから 先の事を考えると不安になりますが、応援して頂いている人達に負けない様、
一歩一歩前進していきたいと思います。
最後に息子が一人前の人に少しでもなれるようご協力お願いします。」
一人で都会で働いていらっしゃる息子さんを思うお母様のお気持ちが痛いほど解って、涙が止まりませんでした。
一日も早く日常の生活に戻られますよう応援しています。
みなとみらいにあるこのオブジェの名前が
「モクモクワクワクヨコハマヨーヨー」だということを私はつい最近知りました。
なので、ここは「ヨーヨー広場」と呼ばれているんですって!知らなかった~
この作品は風の通り道・流れを意識し、「たなびく雲」をイメージして作られたそうです。
数えきれないぐらいの種類のつつじに囲まれて幸せな一時でした。 ほんの一部ですが、ご覧ください。
↓「暮れの雪」という名前が付いていました。
薄紫色のつつじも綺麗でした。