2022年1月3日通読箇所
109：1-31
指揮者のために。ダビデによる。賛歌。
1 私の賛美である神よ。 沈黙しないでください。
2 彼らは 邪悪な口と欺きの口を私に向けて開き 偽りの舌をもって私に語るからです。
3 彼らは 憎しみのことばで私を取り囲み ゆえもなく私に挑んできます。
4 私の愛に変えて 彼らは告発で応じます。 私は祈るばかりです。
5 彼らは 善に代えて悪を 愛に代えて憎しみを 私に返しました。
6 どうか 彼に対して悪しき者を遣わし 告発する者が 彼の右に立つようにしてください。
7 彼がさばかれるとき 有罪が宣告され 彼の祈りが罪と見なされますように。
8 彼の日数はわずかとなり その務めは他人が取り
9 子どもたちはみなしごとなり 妻はやもめとなりますように。
10 彼の子らは さまよいながら物乞いをし 荒れ果てた家を離れ 施しを求め続けますように。
11 金貸しが 彼のすべての財産を没収し 見知らぬ者が 労苦の実を奪い取りますように。
12 彼には恵みを施す者もなく そのみなしごをあわれむ者もいませんように。
13 その後の子孫は断ち切られ 次の世代には彼らの名が消し去られますように。
14 彼の父たちの咎が主に覚えられ その母の罪が消し去られませんように。
15 それがいつも主の御前にあり 主が彼らの記憶を地から消されますように。
16 それは 彼が恵みのわざを行うことに心を留めず 苦しむ者 貧しい者 心ひしがれた者を追いつめ 殺そうとしたからです。
17 彼が呪いを愛したので それは自分に返って来ました。 祝福を喜ばなかったので それは彼らから遠く離れました。
18 衣のように 彼は呪いを身にまとい 水のように それは彼の内臓に 油のように 骨にまで染み込みました。
19 それが彼をおおう服となり いつも締めている帯となりますように。
20 このようなことが 私を告発する者たちへの 主からの報いでありますように。 私のたましいにわざわいを告げる者たちへの。
21 しかし 神よ 私の主よ あなたは 御名のために 私にみわざを行ってください。 御恵みのすばらしさのゆえに 私を救い出してください。
22 私は苦しみ そして貧しく 私の心は私のうちで傷ついています。
23 私は 伸びていく夕日の影のように去り行き いなごのように振り払われます。
24 私の膝は断食のためによろけ 肉は削げ落ち 痩せ衰えました。
25 私は彼らのそしりの的となり 彼らは私を見て 頭を振ります。
26 私の神 主よ 私を助けてください。 あなたの恵みによって 私をお救いください。
27 こうして 彼らが知るようにしてください。 これは あなたの御手。 主よ あなたがそれをなされたのだと。
28 彼らは呪います。 しかし あなたは祝福してくださいます。 彼らは立ち上がり 恥を見ます。 しかし あなたのしもべは喜びます。
29 私を告発する者たちが侮辱を被り 恥を上着として身にまといますように。
30 私はこの口で 大いに主に感謝し 多くの人々のただ中で 主を賛美します。
31 主が貧しい人の右に立ち 死を宣告する者たちから彼を救われるからです。
