風に吹かれて#2

青空に誘われて西東。
カメラ片手にお出かけしています。

イタリア旅行 その8

2016-12-05 20:58:46 | アーカイブ 海外旅行

イタリア旅行・8日目

 

ホテルのバルコニーからナポリの朝の空です。

この日もお天気は良さそうです

午前中はポンペイの遺跡に

79年のベスビオ火山の噴火により埋没した街が1700年の眠り から覚め、

18世紀からの本格的な発掘調査により当時の姿がほとんどそのまま出現したそうです。

こちらは広場になっていて、公共の催しが開催されていたそうです。

 

神殿跡

馬車が通るメインストリート、左の一段高くなっている所が舗道で

ずらっと商店が並んでいました。

 

左 ちょっと暗くて見にくいですが、水道も完備されていました。

右 水道の蛇口です。

こちらは公衆浴場

大理石の浴槽

サウナも

 

 

浴室を支える柱と水飲み場

当時の色彩も鮮やかに残っています。

  

住居の壁に描かれていた絵

こちらは何かと思ったら、風俗店の看板でした。

美しいモザイクタイル

火山灰に覆われて空洞になっていた部分に石膏を吹き付けると現れたという

人々の最後の姿もありました。

大自然の前ではなすすべもなく、一瞬にして何もかも失われた人間のはかなさを

実感させられました。

遺跡に咲く花、たくましい生命力です。

古代ローマの都市が整然と区画整理され、下水道も完備

住居の他商店や劇場、公衆浴場や歓楽街など当時の人々の暮らしぶりがよく分かりました。

しかし、これらが造られたのが、日本でいうと弥生時代に当たるということには

ただただ驚くばかりです。

  

昼食は近くのレストランで、ボンゴレスパゲッティとワインは南イタリアの

ラクリマクリスティ(キリストの涙)。

名前の通り、辛く重厚なワインということでしたが、私は結構飲みやすいように思いました。

午後からはアマルフィーへ

バスの車窓からアマルフィー海岸が見えてきました。

豪華大型客船も停泊しています

 

 海岸沿いに立ち並ぶ白亜の建物。

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イタリア旅行 その7

2016-12-05 20:58:07 | アーカイブ 海外旅行

朝7時ローマのホテル出発、バスに乗ること3時間ナポリへやってきました。

そこから船でカプリ島へ

更に小さなボートに乗り換えて青の洞窟目指します。

空は晴れてとても気持ちがいいお天気です。

はてさて青の洞窟へは入れたのでしょうか?

 

 

たくさん写真を撮りましたが、残念ながらこの日は風があり波が立っていて

洞窟には入れなかったんです

まあ行く前から秋は入れる確率が低いと分かってはいたんですが、

みんな早起きして張り切っていたのでちょっとがっくりしました。

でも島めぐりで太陽の光に照らされて刻々と変わる綺麗な海の色を

たくさん見れたので十分青の洞窟を満喫したような気分になりましたよ。

こちらはピッコロという小さな洞窟で、波が引いた瞬間海面が青く光ります。

見えた時はみんな「おおっ!」と歓声があがりました。

大きな岩が並んでいる所もありました。

 

ボートを降りて今度は「フニクリフニクラ」で有名な登山ケーブルでカプリ島の山の上に登り、

そちらのレストランで昼食です。

  

 

ちょっと食べかけですが、カプリ風ラビオリとシーフードの昼食です。

ラビオリは中にミンチのお肉が入っていて、とても美味しかったです。

100%しぼりたてのレモンジュースは今思い出しただけでも目がしょぼしょぼするぐらい

すっぱくて、お砂糖をたくさん持ってこられましたが

1袋入れたぐらいでは何の変わりも無かったです。

でもあまりたくさん入れるのも体に良くないと思って、我慢してそのまま飲みました。

 

昼食後はお土産物屋さんをいろいろと覗いたりして、、、。

レモンチェッロというお酒を試飲したのですが、アルコール度数32ということで

一口飲んだだけで、喉が「カッ!」と熱くなりました。

レモンキャンディーは美味しかったです。

朝あんなに晴れていたのに、だんだんと雲行きが怪しい感じに

でも晴れ女さんのお陰で雨は降らなかったですよ。

ケーブルで下に降りると港には豪華客船が

 

ベスビオ火山は79年の大噴火で真ん中部分がふっ飛び、

ポンペイの街を壊滅させたそうですが

この形を見ただけでもそのすごさが分かるような気がします。

ポジリポの丘からのナポリの街並みです。

こちらはサンタルチア港にある卵城。

正式名称はカステル・デローヴォ城ですが、ノルマン人がナポリを支配した時に

基礎に卵を埋めて「卵が割れるとき、城はおろか、ナポリにまで危機が迫るだろう」と

呪文をかけたと言われたということからこの名前が付いたそうです。

その卵城から新婚カップルが生まれました

みんなで「おめでとう」って祝福しましたよ。

夕陽もいい感じに

この後ナポリはピザの発祥地でもあり、夕食はマルゲリータを食べましたが

薄くても一人1枚はちょっと食べられませんでした。

この日も朝から見どころ満載の一日でした。

明日に続く

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イタリア旅行 その6続き

2016-12-05 20:53:16 | アーカイブ 海外旅行

午後からはいよいよローマですが

まず、バチカン市国にあるサン・ピエトロ寺院へ行くとこんなに人が!

ガイドのジュリアナさんの判断でコロッセオなど市内見物を先にすることになり、

またバスに戻りました。

この道路のラインが国境ですが、こんなところで抱き合っている人が

 

コロッセオは大きすぎて、写真1枚には収まりません。

コンスタンティヌス帝の凱旋門

 

トレビの泉

この前も写真を撮る人でいっぱいで座る場所がないほど。

 

コインを1枚投げ入れるとまたローマに来れるということで、私も1枚!

そしてこの後近くのジェラード屋さんでビスタチオとストロベリーのジェラードを食べたのですが

何を選ぼうか必死で考えていたもので、ついお店の写真を撮り忘れましたgawk

スペイン広場も人でいっぱいです。

 

 こんなところで眠っている人も 落ちたら怪我しますよ.

 

 さて夕方5時ごろ、そろそろ人も減ってきたかなとサン・ピエトロ大聖堂に戻ってくると

全然人がいなくて、持ち物チェックの後すぐに中に入れました。

やっぱり、25年もガイドをやっているだけあってジュリアナさんはすごい!

ちょうど夕方のミサをやっていて、堂内は荘厳な雰囲気

邪魔しないように、カメラもフラッシュ無しでみんな静かに見学です。

 

ノンフラッシュでちょっとブレていますが、ミケランジェロ若干25歳の作と言われる

ピエタ像です。

聖母マリアの嘆きの表情がよく表現されてます。

 

  

   

一番奥の正面には

ベルニーニ作「聖ペテロの司教座」が

パイプオルガンとベネディクトゥス、サンクトスのミサ曲が流れる中、静かに目をつむると

カトリック信者でなくてもとても敬虔な気持ちになり、

思わず手を合わせ「世界平和を」祈らずにはいられませんでした。

外にでると

こんな夕景が広がっていました。

   

ヴァチカン市国に別れを告げて

今夜の夕食はカンツオーネディナーです。

讃美歌からがらりと雰囲気を変えて、ご夫婦のパワフルで伸びやかな歌声を聞きながら

美味しい夕食をいただきました。

チーズがとろとろのラザニアです。

今まで食べた中で一番美味しかったんです

朝から夜遅くまで盛りだくさんで、思い出いっぱいとても充実した一日になりました。 

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イタリア旅行 その6

2016-12-05 20:51:43 | アーカイブ 海外旅行

この日は朝から雨です フィレンツェのホテルを7時半に出発してバスで走ること2時間半。

途中の町からマイクロバスに乗り換えて、やっと着きました。

オルビエート近郊にある天空都市「チビタ・ディ・バニョーレッジョ」です。

雨風に浸食されて陸の孤島となり、「死にゆく町」とか言われていますが

最近ではまた観光で訪れる人が増えてきているとか。

添乗員さんは「晴れている日より今日の方がここの雰囲気にあっていていい感じです」

とおっしゃっていました。

 

  

城壁の長いトンネルを抜けると

今も20人ほどこちらに住んでおられるそうです。

小さな教会がひっそりと。

ちょっとレンズに雨のしずくがついてしまって見にくいですが。

ツアーのお仲間の一人が晴れ女で、「どんなに雨が降っていても

降りるとやんで傘をさすことがない」とおっしゃってたようにピタリと雨もやみました

オリーブオイルやジャムなど観光客向けの小さなお店や喫茶がありました。

どこからか猫ちゃんがやってきました。

やっぱりイタリアの猫は情熱的なのか、ほっぺにチュッチュ、チュッチュしながら

歩いてきました

   

 

  

 

私たちツアーのメンバー以外、数人の観光客に出会っただけで

ひっそりとした中世の要塞都市に迷い込んだような不思議な空間でした。

あっ、最後に忘れていました。

マンホールの蓋、下もしっかり見て来ましたよ。

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イタリア旅行 その5続き

2016-12-05 20:50:04 | アーカイブ 海外旅行

フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から列車で走ること1時間。

ピサ中央駅に到着です。

実はこのツアーでもオプションで「バスにてピサにご案内」というのがあったのですが

せっかくフリータイムなので個人で電車に乗って、途中の街並みなども見てみたいと思い、

申し込みませんでした。

聞くところによると私たち以外は全員オプションを申し込まれていたそうです。

アルノ川沿いの街並みです。

この教会を右手に見てずっと道沿いに20分ほど歩けばピサのドゥオモ広場に着きます。

 

途中は小さな商店や学校があるぐらい。雨も降りだしそうだったので先を急ぎます。

ピサのドゥオモ広場に到着です。

またまた大きすぎてやと全景が撮れる所を見つけました。

皆さん倒れそうな塔を必死で支えている写真を撮っていました(笑)

私も挑戦!ちょっと暗くてよく分かりませんが

ここでツアーの皆さんと出会いましたが

何とツアーではピサの斜塔に登れないそうです。

そういえば塔に登るのは1回に付き30人、30分の見学時間ということで

10分前にカメラ以外すべての荷物を預けて、係官の誘導の元登って行きます。

団体ではなかなか人数分の空きが無く登れないということでした。

私はここの夕景がすばらしいということだったので、サンセットから逆算して

17時の分を事前にHPのチケットオンラインで予約していました。

皆さんには申し訳なかったのですが代表して登ってきましたよ。

大理石の階段は真ん中がすり減っていて、気の性か少し傾いているような気がして

ちょっと怖かったのですが、上からの眺めはとても素晴らしいものでした。

ちょっと曇り空で残念!夕日に照らしだされた景観はのぞめませんでしたが

 

鐘の音が響き渡りいい感じでした。   

 

人がこんなに小さく見えます。

帰りに階段を数えて降りると294段ありました。

ツアーの方たちは塔の代わりにカテドラルなどを見学して、またバスで戻り中華の夕食を食べてホテルへ

私たちはまた電車に乗り、添乗員さんに教えてもらった日本語メニューのあるレストランへ

おっとその前に忘れていました。

ネットのお友達かもめさんが美しいファザードと絶賛されていたサンタ・マリア・ノヴェッラ教会です。

駅名にもなっている駅のすぐそばにあります。

夜なのでちょっと色合いが違うかもしれませんが、模様や形がかわいいです。

さてお目当てのレストランですが、いくら探してもその見つかりません。

駅のすぐ裏手だったんですが、一筋間違っていたのかもしれません

どうしようかとうろうろしていたら

美味しそうなレストラン発見!

「日本語のメニューが無くてもいいじゃない」と言って入ろうとすると

ちゃんと日本の国旗のマークもありました。

オステリア 何とか 名前も写真も忘れましたが(食い気に走り!)

ポルチーニ茸をふんだんに使った鶏肉のクリーム煮込みやモッツアレラとトマトのサラダ

シーフードのトマトスープに牛肉のグリル、パスタなどどれもとても美味しかったです

特にモッツアレラは日本で食べるものと全然違って

作り立てでまあるくつるんとして、いくらでも食べられそうでした。

お腹もいっぱいになり、タクシーで前日泊まったホテルへ戻りバタンキューです

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