風に吹かれて#2

青空に誘われて西東。
カメラ片手にお出かけしています。

オーストリア、ドイツ、スイス旅行 4日目続き

2016-12-16 18:03:35 | アーカイブ 海外旅行

ミュンヘン到着

夜8時半まで明るいといってもあまり遅くなってはいけません。

おっとこれはその前に、駅構内で偶然下を見た時にみつけたマンホ-ルの蓋。

後にも先にもこんなきれいなのは見つけられませんでしたよ。

娘に見せたら「お母さんもだんだん、ハマってきているね!」って

私もそう思います。

ウイーンではもっといいのが見つかったかもしれないのに

上ばかり見ていたのを後悔しました。

まずは、ホテルに荷物を置きにチェックイン!

ミュンヘン3連泊の間に届けばいいと思っていたスーツケース

「届いていますか?」と尋ねると

「それですか?」と

振り向けばフロントの隅っこに置いてあってびっくり!

ウイーンで翌日に発送したはずですが、1日で届いたようで感激しました

お腹も空いたのでさっそく夜ご飯を食べに夜のマリエン広場へ

新市庁舎前広場。たくさんの人でにぎわっています。

空が焼けていい感じになってきました。

着いた先は醸造所直営のビヤホール「ヴァイセスブロイハウス」

ただ入ったもののどこに座っていいのやら?

というかいっぱいで座る所がありません。

主人と娘は諦めて出て行きましたが、私はまた別のところを探すのもと思って

店内をキョロキョロ!

するともう終わりそうなテーブルが目に入りました。

すぐふたりを呼びに行って戻ってくるとちょうど空きました

喜んだのも束の間、置いてあったドイツ語のメニューは

何がなんだかさっぱり分かりません

ビールもいっぱい種類があります。

向かいの男性に、そのはこのメニューのどれに当たるのか?

ジェスチャーで尋ねると

「僕も旅行者でよく分からないけど、僕の頼んだのはこれだよ」と

やさしく教えてくださいました。

では同じものをと思ってふと横の棚を見ると英語メニューが置いてありました。

悩んでいる私たちを見て、

注文を訊きに来たおばさんはまた訳の分からない日本人が来たとばかり

「ふん!私は忙しいのよ!手はふたつ、目もふたつ、耳もふたつ、

足もふたつしかないんだから~~~」

って言いながらあっちへ行ってしまいました。

まあ、仕方ない。ゆっくり考えましょ!

苦労して頼んだけどビールもお料理もとっても美味しくて大満足

ビールは麦の香りがしてコクがあって、もう日本のビールは飲めないなと思うぐらい!

 ソーセージに添えてあったキャベツのサワークラフトもとっても美味しかったです。

帰りはこんな真っ暗。でもまだまだ人がいっぱい!ミュンヘンの夜は長いです。

帰り道でもうひとつゲット!

明日は電車でロマンチック街道を北上ローテンブルグへ出かけます。

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オーストリア、ドイツ、スイス旅行 12日目

2016-12-16 15:03:26 | アーカイブ 海外旅行

いよいよ最終日

前日午後、モントルーに移動。

駅に着いてまずグリンデルワルドから送ったスーツケースを引き取りホテルへ向かいます。

が、ここでちょっと手違いが

最初娘はグリンデルワルドで分かれるつもりでしたが、出発直前になって予定変更

スイスは最後まで一緒に行くのでホテルの手配よろしくと言ってきました。

慌てて予約している部屋にエキストラベッドを入れられるかどうか尋ねましたが、

その部屋は無理だけど、別の3人部屋にするか一人部屋を追加することはできると返事が来ました。

娘に連絡すると

「だったら私は次の朝早く出発するので、モントルーにあるユースに泊まるわ」と

返事が来ました。

そこでホテルに変更なし、予定通り2名でと伝えれば良かったのですが

変更なしと思い返事をするのを忘れていました。

この日のホテルはなんと5つ星ロイヤルプラザの別館、ヴィラ・トスカーナですが

4ヵ月前にビジネスホテル並みの値段で予約できていました。

娘のユースとは駅を挟んで反対側なので

まず私たちがホテルにチェックインする間、娘は駅前の公園で待っていました。

こちらがロイヤルプラザ。チェックインはここでします。

もうここはフランス語圏で、挨拶もボンジュールです。

プリントアウトしたホテルのバウチャーを見せると、

「泊まるのは向かいだけど、ここの施設すべてプールもスパも利用できますよ。」

といような説明をした後で、キーを渡され

「この先のエレベーターで6階に上がってください」ということでした。

泊まるのは向かいのヴィラのはずです。

ひょっとして渡り廊下ででも繋がっているのかと思い、行ってみましたが

そのようなものは見当たりません。

うろうろ探していると、渡された「630」の部屋がありました。

恐る恐る誰もいないか確かめながら、そ~っとドアを開けると

大きなベッドの横にかわいいエキストラベッドが置いてありました。

「えっ!これって3人部屋に変更になっているの?」

しかもロイヤルプラザです。

フロントに行って確かめると

「そうですよ。3人部屋ですよ。」

こちらが返事をしなかったので、気を利かして部屋を用意してくださっていたんですね。

「いえいえ娘はユースホステルに!」なあんて言うのも恥ずかしいし、

ややこしいことは英語力が足りず話せません。

「はい、分かりました」と返事をして、慌てて娘を呼びに行きました。

娘は最後にこんなに広い豪華ホテルで過ごせるなんてと大喜びでした。

この後はレマン湖のほとりをぶらぶら散歩しながらシオン城まで歩いて行き

前回見た素晴らしいレマン湖に沈む夕日を見たかったのですが、

生憎雨がポツポツと落ちてきました

仕方なくホテルでゆっくりしてから夕食を食べに駅前に出かけ

人がいっぱいにぎわっているハイネケンのお店へ

このピザが美味しかったんですよ

あとサラダと肉料理を3人で分けて、この旅行最後の夜を楽しみました。

そして翌朝早く娘はフランス・リヨンに向けて旅立ちました。

ちょっぴり、淋しいですが仕方がありません。

気を取り直して朝食タイム!

私たちのプランでは食事はついていませんが、せっかくなのでひとり30ユーロ払って

豪華朝食を頂きました。

この後機内食だけだし、せっかく5つ星のホテルに泊まったんだからね。

朝食後、ホテル目の前、湖岸の遊歩道をお散歩。

 

さすがリゾート地、通りにはきれいな花がいっぱい。

海にはヨットも停泊しています。

しかし、少し歩いたところでだんだん雲行きが怪しくなり

ピカッと光ったかと思うとゴロゴロ雷も

慌ててホテルへ戻り、ひどくならないうちにと思いチェックアウトすることに。

ここでちょっと料金が気になりますが

なんと、最初に予約した安い料金に娘の分が追加になっていただけでした。

チェックアウトを済ませたところで雨は更にひどく降ってきました。

もう最後なので持っているのは12スイスフランしかありません。

これでタクシーに乗れるのかどうか?

駅までは歩いて10分かかります。

フロントに行ってタクシーでカードが使えるか尋ねると

「ええ、だいじょうぶよ。VIZAでもMASTERでも何でもOK!」と言われ

ほっと

タクシーを呼んでもらい、駅まで行くと11CHFでした。

それならとチップを含めて12CHF払いました。

お陰でぴったり外貨は無くなってしまいました。

この後ジュネーブ空港からドバイ乗り継ぎ関西空港へ

最初はもたもた、ひやひやどうなるかと思いましたが、

今回は何事もなく無事楽しい旅を続けることができました。

 

レマン湖の夕日は残念でしたが、ほぼ見たいものが見れて

最高の旅になりました。

これは9年前の写真です。

そして何より

娘の英語力が上達していて、旅行では会話に不自由しないぐらいになっている姿を

見れたことが一番嬉しかったです。

ちょっと褒めすぎ?

前回娘とのスイス旅行の際に

80歳以上の高齢者の方も楽々ハイキングされている姿を見て

娘が50歳、私が80歳の時にまたスイスに連れて来てねと言っていましたが

こんなに早く来れるとは!

この分では80歳までにもう一度ぐらいチャンスがあるかも!

な~んちゃってね。

みなさん、長い間お付き合いいただきありがとうございました。

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オーストリア、ドイツ、スイス旅行 11日目

2016-12-16 15:02:04 | アーカイブ 海外旅行

マッターホルン

前日夕方ツエルマットに到着。

駅前からすぐマッターホルンが見えるはずなのに、曇っていて何も見えません

明日は晴れてくれることを祈りつつ、まずはホテルへ。

ちょっと駅から離れているので娘がインフォーメーションに聞きに行きました。

「あ、こっちやわ!」ともらって来た地図を片手にさっさと歩きだしました。

「えっ?!確か前回泊まった所の近くにしたはずなのに、、、。」

方向は逆のようですが、最近おかしいなと思っても自分の間違いの方が多いし

街を見ながらだまってついて行くことにしました。

一番奥の方まで行っても目印の曲り角が見つかりません。

おかしいなと思ったその時、娘が

「あ、地図反対に見てたわ!」 がく~~~

やっぱり、前泊まったホテルの近くやゆうたのに

まあまあ、ちょっと抜けているのは私の遺伝子を受け継いでいるからです。

はいはい、戻りましょうとまた来た道を戻り、反対方向へ同じぐらい歩き

やっと見つかりました。

結局3倍歩いたことに

 

    

こちらがホテルプリマベーラ、小さなホテルですが中は木の家具で統一されていて

とても綺麗でした。

ご覧のように空はどんより曇っています。

このままマッターホルンが見えなかったらツエルマットに来た意味がないと嘆いていましたが

朝目が覚めると

うわあ、すばらしい朝焼けです!マッターホルンがくっきりです。

朝食後、また荷物をフロントに預けて

カメラひとつ持って、登山列車でゴルナーグラードへ

懐かしのホテルクルムです。

9年前ここに泊まって、部屋の窓からマッターホルンを眺めました。

ここからは360度の眺めが

 

ブライトホルン

カストールとポリュックス

左 スイスで一番高い山モンテローザ4609mは頂上が雲で隠れています。

右 リスカム  

4千m級の山が連なり、素晴らしい眺めですが

9年前と比べるとちょっと雪が少なくて、地肌が見え隠れ

ここにも地球温暖化の影響が現れていると思うとちょっとショックでした。

そのうち氷河も見れなくなるかもしれません。

いつまでも眺めていたい景色ですが、そろそろ下山することにします。

ホテルの横の小さな石づくりの教会。十字架も可愛いですね。

この後はひと駅だけ電車に乗り、ローテンボーデンで下車。

次のリュフェルアルプまでハイキングです。

5分ほどでリュッフェルゼー到着。

最初風があってまったく映っていなかったんですが

しばらくすると、さ~っと見えだしました。

それもほんの一瞬でした。ラッキー!

すぐ後から日本の団体客がやってきて

上の方でガイドさんが

「ここは風が無い時は湖にマッターホルンが映って綺麗ですよ。」

と説明されているのが聞こえてきました。

「今映りましたよ!もうちょっと待ったら見えるかも!」

って言いたかったんですが、ツアーでは時間の制約があるので仕方ないですね。

ワタスゲとマッターホルン

朝あれだけ頂上がくっきり見えていたのに、だんだん雲に隠れてきました。

道端に咲いていた銀色に光る花。

帰って調べてみると カルリナ アカウリスという名前らしいです。

白黒コンビの珍しいヤギ

こちらは顔だけ黒い羊

登山列車が登ってきました。

もう少しでリュフェルアルプ駅に到着します。

ここまでたった1時間のコースでした。

この後はツエルマットで買い物をしてから、最終目的地モントルーへ移動です。

あ、ひとつ忘れていました。

ドイツからずっと下もチェックしていたんですが

なかなかいいマンホールは見つかりませんでした。

聞くところによると凝った絵柄は日本だけだとか?

 

 

 

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オーストリア、ドイツ、スイス旅行 10日目

2016-12-16 14:59:57 | アーカイブ 海外旅行

フィルスト

ユングフラウロッジでの朝食です。

いつもと同じハム、チーズ、ヨーグルト、ジュースにコーヒー、パンといった感じ。

クロワッサンもとても美味しかったです。

チェックアウト後、荷物はホテルで預かってもらって

ロープーウエイでフィルストへハイキングに出かけました。

グリンデルワルドから25分で到着です。

 

 

左が4078mのシュレックホルンです。下に麓の街が小さく見えます。

青く見えるのは氷河ですよ。

草を食べる牛さんの横を通って、ここからバッハアルプゼーまで

往復1時間40分のハイキングです。

  

道端にはお花も

日本で見るものと似ていますね。

特等席。一日中ずっと座って眺めていたいような

小川のせせらぎの音を聞きながら歩いていると、両手を広げて

「サウンドオブミュージック」のメロディーを口ずさみたくなりました

そうこうしているうちにバッハアルプゼー到着です。

残念ながら風があって湖に映る姿は撮れませんでした。

でもその代わり、湖面にキラキラと太陽の光が

ここでおやつを食べて休憩して、また同じ道を引き返します。

雲がいい感じに 

花とシュレックホルン。トリカブトの仲間でしょうか?

ほんの少し坂道もありますが、ほとんど平坦な道です。

帰りも牛さんの横を通って

珍しい黒白の牛発見。

午後からはグリンデルワルド駅で、スーツケースを最終地点モントルーに送り

リュックひとつ持ってツエルマットへ移動です。

いよいよこの旅も大詰めに近づいてきましたが、みなさんもう少しお付き合いくださいね。

 

 

 

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オーストリア、ドイツ、スイス旅行 9日目続き

2016-12-16 14:59:09 | アーカイブ 海外旅行

ユングフラウヨッホ

昼前にクライネシャイデックに到着。

ここから登山鉄道でヨーロッパの鉄道駅では最高3454mの

ユングフラウヨッホに登ります。

ちょっとその前に

ユングフラウと登山鉄道の写真を1枚。

前回は210万画素のコンパクトデジカメで撮ったんですが、今回は気合を入れて

デジタル一眼で撮り直しました。

快晴で良かったです。

今年はユングフラウ鉄道全線開通100周年に当たります。

トンネル工事はイタリア人100人による手作業から始まり、アイガー、メンヒと掘り進み

標高差1393mのユングフラウヨッホ駅まで開通するのに16年かかったそうです。

 

 

工事の様子を伝えるパネルとこちらは記念に頂いたパスポート。   

お陰で目の前にこんな景色が

 

 

4158mのユウングフラウです。

少し角度を変えるとこんな感じ

こちらはアレッチ氷河

息を呑む眺めが続きます。

スノーファンではこんな遊びも。分かりますか?

右上からロープに繋がってひゅ~っと滑って行きます。

とても気持ち良さそう!

空はどこまでも青く

 

こんな景色を誰でも眺められるようにしてくださったユングフラウ鉄道開通に携わった方々に

感謝しなければいけません。

いつまでも見ていたい景色ですが、そろそろ下山することにします。

アイガーの麓、グリンデルワルドの駅前です。

何か聞き覚えがあると思ったら、この日のホテルは偶然にも

9年前に泊まったユングフラウロッジでした。

部屋からの眺め

乗ってきた電車が走っていますが、おもちゃのように見えます。

夕食を食べて外に出るとこんな夕空が

 

アイガーもほんのりピンクに

とても感動的な一日となりましたよ。

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