昨日の話で恐縮だが…
職場の忘年会であった。
仕事が終わったら、そのまま会場に直行するつもりで
いつもなら自転車通勤のところを車で行った。
もともとアルコールは一切ダメな体質なので
飲み会の時ほど車を出動させる。
車で行くとパーキング代が1800円もかかってしまうのだが、
まぁ、会場への行き帰りが電車だとちょっと不便な所なので仕方ない。
そして、会場がホテルということもあり、
いつもはどうでもいい格好の私も
一応はスカートなどはいて行ったのだ。
「スカートなんて持ってたんだ!?」という同僚の驚愕が笑える。
病院の外来は午前中で終わり。
午後は急患の対応やら、片付け、翌日の準備などに費やす。
16時をまわった頃、ふとスマホを見ると
次男からの着信履歴が3件、そしてメールもきている。
「今日、学校で階段から落ちて、多分腕の骨にひびが入ったかも」
なんですとぉ~~!
いつもは大体スマホは身近に置いておくのに
今日に限って別の所に置いてたのだ。
とりあえず電話をかける。
「う~ん、手首か腫れてて曲げると痛い」
「頭とかは打ってないから大丈夫」
「先生に湿布貼ってもらった」
ということらしい。
今日は忘年会に行くということで、
旦那さんに早く帰ってくれるよう頼んでいた。
「お父さん帰ってきたら、遅くまで開いてる病院あるからそこに連れてってもらいな」
「きっと捻挫とかじゃない?」
「うん、わかった」
ことの顛末を同僚に話したところ
「バカ!早く帰って病院連れて行きな!」と怒られた。
「診察受けて、間に合いそうなら来ればいいじゃん」
ええ~…せっかく忘年会モードで来たのに…
勝手な母である。
とりあえず、自宅に向かう。
時期柄と時間帯のせいで道は混雑。
「自転車の方が早かったな…」
とは思うが、なにしろ次男が階段から落ちることなんて
想定外だったので仕方がない。
いつもの倍の時間をかけてようやく帰宅。
次男を見ると、なるほど、左手首の部分がぷっくりと腫れている。
歩いて5分程の所の病院の整形外科を受診。
レントゲンを撮り、また診察待ち。
とりあえずもう間に合いそうにないので
先ほどの同僚に忘年会はキャンセルの旨、
連絡する。
「私の代わりにビンゴをやって、いい賞品をゲットしといて下さい」とlineすると
「そんなことより、息子の手はどうなの!?」とまた怒られる。
果たしてレントゲンの結果は
「トウ骨」という骨の、手首に近い部分が折れているそうだ。
ちなみに、トウ骨というのは腕の骨の親指側の太い骨である。
子供の骨というのは、粘り強さがあるので
ポキッと折れるのではなく、
若い木の枝がミシミシと折れるような感じで
骨折するらしい。
なので、折れていても極端にズレたりしていなければ
副木(シーネという)を当てて包帯でぐるぐる巻いて固定しとけば治るらしい。
とりあえずは「ホッ」である。
その後、処置室で次男の腕に合わせて副木を作ってもらい、
ぐるぐる巻いて固まるのを待つ。
その間に、処置室の看護師さんとたわいない話をしていたら
あっという間に同業者であることがバレた。
子供が骨折してるというのに、ヘラヘラしていることが原因か?
子供の既往歴に「肺炎」と書いて
「いやー、熱が43℃ってなった時には、
あ、この子死ぬかも?って思っちゃって」
「さっさと病院連れて行けばいいのに、まだいけるか?とか思っちゃうんですよね」
という話にはやたらと同意を得られてしまった。
最後まで「看護師あるあるネタ」で盛り上がり
普段は主に外科外来で尻を覗く手伝いをしている、と話すと
整形外科、どうですか?とスカウトされて帰ってきた。
先方は次男に「お母さんが看護師さんでよかったね~」と言っていたが
皆さん子持ちのようで、そんな風に
「お母さんが看護師でよかったでしょ!」と
子供に対して恩着せがましいのも
どうやら看護師あるあるのようだ。
ただし、具合が悪くてもなかなか病院に連れて行かないあたり
頼りになるんだか、頼っていいんだか
子供にしてみたら悩ましいところかもしれない。
そんなこんなで、忙しい師走に加えて
「風呂上がりの次男の包帯巻き」
という仕事まで増えてしまった。
大事にならなかったからこそ、
こんな風にネタにしていられるのだが
大体落ち着きのないちゃかちゃかしたヤツなので
大事にならない程度にちょっとは痛い目を
見ておいた方がいいのだ。
忘年会どころか、
来年まで持ち越す事態となってしまった、という話。
上肢の骨。
いつもの如く、Wikipedia様より拝借
職場の忘年会であった。
仕事が終わったら、そのまま会場に直行するつもりで
いつもなら自転車通勤のところを車で行った。
もともとアルコールは一切ダメな体質なので
飲み会の時ほど車を出動させる。
車で行くとパーキング代が1800円もかかってしまうのだが、
まぁ、会場への行き帰りが電車だとちょっと不便な所なので仕方ない。
そして、会場がホテルということもあり、
いつもはどうでもいい格好の私も
一応はスカートなどはいて行ったのだ。
「スカートなんて持ってたんだ!?」という同僚の驚愕が笑える。
病院の外来は午前中で終わり。
午後は急患の対応やら、片付け、翌日の準備などに費やす。
16時をまわった頃、ふとスマホを見ると
次男からの着信履歴が3件、そしてメールもきている。
「今日、学校で階段から落ちて、多分腕の骨にひびが入ったかも」
なんですとぉ~~!
いつもは大体スマホは身近に置いておくのに
今日に限って別の所に置いてたのだ。
とりあえず電話をかける。
「う~ん、手首か腫れてて曲げると痛い」
「頭とかは打ってないから大丈夫」
「先生に湿布貼ってもらった」
ということらしい。
今日は忘年会に行くということで、
旦那さんに早く帰ってくれるよう頼んでいた。
「お父さん帰ってきたら、遅くまで開いてる病院あるからそこに連れてってもらいな」
「きっと捻挫とかじゃない?」
「うん、わかった」
ことの顛末を同僚に話したところ
「バカ!早く帰って病院連れて行きな!」と怒られた。
「診察受けて、間に合いそうなら来ればいいじゃん」
ええ~…せっかく忘年会モードで来たのに…
勝手な母である。
とりあえず、自宅に向かう。
時期柄と時間帯のせいで道は混雑。
「自転車の方が早かったな…」
とは思うが、なにしろ次男が階段から落ちることなんて
想定外だったので仕方がない。
いつもの倍の時間をかけてようやく帰宅。
次男を見ると、なるほど、左手首の部分がぷっくりと腫れている。
歩いて5分程の所の病院の整形外科を受診。
レントゲンを撮り、また診察待ち。
とりあえずもう間に合いそうにないので
先ほどの同僚に忘年会はキャンセルの旨、
連絡する。
「私の代わりにビンゴをやって、いい賞品をゲットしといて下さい」とlineすると
「そんなことより、息子の手はどうなの!?」とまた怒られる。
果たしてレントゲンの結果は
「トウ骨」という骨の、手首に近い部分が折れているそうだ。
ちなみに、トウ骨というのは腕の骨の親指側の太い骨である。
子供の骨というのは、粘り強さがあるので
ポキッと折れるのではなく、
若い木の枝がミシミシと折れるような感じで
骨折するらしい。
なので、折れていても極端にズレたりしていなければ
副木(シーネという)を当てて包帯でぐるぐる巻いて固定しとけば治るらしい。
とりあえずは「ホッ」である。
その後、処置室で次男の腕に合わせて副木を作ってもらい、
ぐるぐる巻いて固まるのを待つ。
その間に、処置室の看護師さんとたわいない話をしていたら
あっという間に同業者であることがバレた。
子供が骨折してるというのに、ヘラヘラしていることが原因か?
子供の既往歴に「肺炎」と書いて
「いやー、熱が43℃ってなった時には、
あ、この子死ぬかも?って思っちゃって」
「さっさと病院連れて行けばいいのに、まだいけるか?とか思っちゃうんですよね」
という話にはやたらと同意を得られてしまった。
最後まで「看護師あるあるネタ」で盛り上がり
普段は主に外科外来で尻を覗く手伝いをしている、と話すと
整形外科、どうですか?とスカウトされて帰ってきた。
先方は次男に「お母さんが看護師さんでよかったね~」と言っていたが
皆さん子持ちのようで、そんな風に
「お母さんが看護師でよかったでしょ!」と
子供に対して恩着せがましいのも
どうやら看護師あるあるのようだ。
ただし、具合が悪くてもなかなか病院に連れて行かないあたり
頼りになるんだか、頼っていいんだか
子供にしてみたら悩ましいところかもしれない。
そんなこんなで、忙しい師走に加えて
「風呂上がりの次男の包帯巻き」
という仕事まで増えてしまった。
大事にならなかったからこそ、
こんな風にネタにしていられるのだが
大体落ち着きのないちゃかちゃかしたヤツなので
大事にならない程度にちょっとは痛い目を
見ておいた方がいいのだ。
忘年会どころか、
来年まで持ち越す事態となってしまった、という話。
上肢の骨。
いつもの如く、Wikipedia様より拝借