お腹が壊れた。
職場で昼前くらいに 突然襲いかかる超絶なる腹痛…
外来中ではあるが、どうにもこうにも のっぴきならない。
先生に「ヤバい!ちょっと突然お腹が痛いからトイレ!」
と行き先を告げてからトイレへ駆け込む。
う~む、私今日はこのまま夕方までここに籠もってるハメになるのでは…?
という一抹の不安もあったが
どうにか落ち着き、何事もなかったかのような顔をして仕事に戻る。
その後、午前中の外来は無事終了し、お昼休み。
普通にお弁当を食べ、食後のコーヒーを入れた時にまたしても急襲される。
ぐおおぉぉ…コーヒー飲んでる場合じゃねぇ!
とりあえずトイレへ!
落ち着きはらいながら、足早にトイレへ!
個室は4つ。すべて空いている。
その中のやや奥側の個室へ。
ふう~ぅ…やれやれ┓( ̄∇ ̄;)┏
とそこへ誰かがトイレに入ってきた気配。
あろうことか、なぜなのか、
私が入っている個室をノック。
ホヮ~イ!?
なんで他は全部空いてるのに
寄りによってここをノック?
もしかしてこの個室はあなたの家ですか?
てか、「入ってますよ」の印として
鍵のところが赤くなってるでしょーが!
しかし、ノックにはノックで返さねば…
コ…コンコン…
躊躇いがちの木霊。
するとノックの主は他の個室へと入っていった。
最初からそうしろよ…
だが、のんびりしているヒマはない。
…ヤツが出てくる前に脱出しなければ!
なんとなく顔を合わせるのが気まずい。
なんとなくお腹は渋ってはいるが
また来ればいいではないか!
と腹の虫に言い聞かせ、トイレから何くわぬ顔で出て行く。
その際に鍵を確認することも忘れない。
「もしかして、鍵掛けてあったのに赤くなってなかったとか?」
今ひとつ小心者のゆりぢるは
どこかで自分に否があったのではないか?
という不安が拭いきれない。
チッ!ちゃんと赤くなるじゃねーか!
心の中で悪態を吐きながら
トイレを後にする。
そういえば、長男も今朝「ヤバい程ハラ痛ぇ」とか言ってたな。
「あんた、それには赤玉紳士だよ」とか言って
秘薬「赤玉はら薬」を飲ませたのだが
私もどうやら同じ腹痛になっているらしい。
なんか、お腹の薬持ってたっけな…
残念!
普通の痛み止めと、偏頭痛の薬。
あとなぜかアリナミンしか持ってない。
家に帰ったら早速赤玉はら薬を追加しておこう。
久し振りの登場。
赤玉紳士。