先週の話ですがレイトショーで福山雅治さん、石田ゆり子さん主演の『マチネの終わりに』観てきました。
マチネってどういう意味?と聞く娘にソワレの反対だから、「ミュージカルやコンサートで午前の部、午後の部ってあるでしょ。その午前の部のことをマチネっていうの」と偉そうに説明しましたが、私もど忘れしていてこっそりgoogleで検索しました💦
映画の内容は一目でお互い恋に落ちた男女が結ばれる(結ばれる場面などは映画も原作も描かれていないので視聴者がそうだろうなと想像するしかありません)6年間を描いた恋物語。
原作では30代と40代の設定ですが、現実は福山雅治さんと石田ゆり子さん共に50歳。足したら100歳の二人の恋愛!でも、余り年齢のことは気にならないビジュアルの二人でした😊
【6年間にたった三度会ったあなたが、誰よりも深く愛した人だった。】
【世界のどこにいても、あなたを想うー それだけで、今日を生きられる。】
東京、パリ、ニューヨークを舞台にそれぞれの街並みや風を感じる映画でした。
井上由美子さんの脚本は言葉が綺麗ですね。
西谷弘監督はドラマ「美女か野獣」「ガリレオ」で福山雅治さんと組み、もちろん映画「容疑者Xの献身」「真夏の方程式」も撮ったので息もピッタリだったそうです。
外国の映像も綺麗なだけじゃなくて、どこか切ない感じがしました。
心は強く惹かれあいながらも、すれ違う二人。すれ違うというか、性格もあるし、大人だから情熱に任せてグイグイいけない。余計な駆け引きも一切しない。
石田ゆり子さん演じる小峰洋子には婚約者もいるのに、お互い交わす言葉はプラトニックなのに情熱的だからこそもどかしい。
「いつか世界のどこかで君が死んだと知ったら(聞いたらだったっけ)僕も死ぬよ」
パリでのランチ中にそんな凄い告白をする福山雅治演じる蒔野聡史さん。
もし婚約者が洋子にこれ程の想いを持っていないか、伝えていなかったら結構胸に響くというか撃ち抜かれるようなセリフ。
出逢って二度目のセリフじゃないわ。いきなりそんなこと言われたら二十代とかだったら困惑しそう。人生経験値のある大人じゃないと言えない言葉ですよね。
二度目の出会いでやっと口づけ(なんかキスというより口づけって感じでした)した二人。たった一度の口づけ。
これから始まるはずの二人を、蒔野のマネージャー三谷早苗(桜井ユキさん)のとんでもない行動によって大きく人生が変わってしまう。何てことするのかと驚きました。
早苗さんの行動ですれ違った二人は、お互い結婚もして家庭を持って子供もいる。
蒔野はマネージャーの早苗さんと結婚。いやもう信じられない。彼女のしたことを知ってたら結婚しなかっただろうな。
洋子さんは婚約者とヨリを戻しての結婚。リチャード進藤(伊勢谷友介さん)という日系アメリカ人で蒔野とは正反対の陽性な性格の経済学者。
この二人の会話は全て英語。日系なんだから日本語話してほしかった。字幕見るのが面倒です。
結局、どちらも心に自分ではない誰かを想ってる相手との結婚は上手くいかず、洋子さんは離婚しちゃったし、蒔野も早苗さんが全てを話して真実を知ったから多分離婚。
ラストはニューヨーク。蒔野がかってデビュー公演をしたホールでの復活公演を観に来た洋子さんを舞台から見つけた蒔野。
優しい笑顔で自分を見つめる洋子。蒔野はラストの曲を二人にとって特別な一曲に変えて、「マチネの後に…セントラルパークで散歩 云々」という暗号じみた言葉を残して演奏を始める。
そして、二人はセントラルパークの丸い地球のような噴水で再会し、二人の新しい人生が始まる…ところで唐突にエンドロールになります。
この先は観た人それぞれの心の中で様々なストーリーが始まるのでしょう。
「常に未来が過去を変えている。つまり過去っていうのはそれくらい繊細で感じやすいもの」
これがこの映画のテーマ。
何となくわかるけど、哲学的で難しい表現だなぁ😥
「でも未来から振り返れば…この夜も違って見えるのかもしれないわね」
本当に難しい言葉を使う二人なんですよね。
【ただ会いたかった。
遠回りした時間すら二人のためにあった。
歩いて来た道はそれでいい。
会えて良かったと思える人に会えた事が幸せ。そんな人と生きていけることが幸せ】
聡史と洋子はいい人生を生きているんだなと感じました。
人との出会いは男性でも女性でも自分の人生に彩りを与えてくれます。
私も夫と出逢えて、一緒に人生を歩んできて幸せだし、これからも幸せになりたいと思います。夫がいなくなったら、私も蒔野のように死んじゃうかも。
そして私達の子供。息子と娘に出逢えて私の人生はより彩りを増しました。
学生時代からの親友、ママ友達。子供達の先生。会えて良かったと思う人が沢山います。
福山雅治さんとの出会いは30年になります。
沢山の思い出があります。コンサートで知り合って友人になった人もいます。
これからも出会えて良かったと思う人に出会える幸せを大切にしようと思った映画でした🎬
それにしても上映ラスト方にはすすり泣く音が一人や二人ではない数で聞こえてきて、泣くシーンなのか…また会えたね、良かった😊ではだめなの?涙の一滴も出そうにない眼球でした😵
福山雅治さんの役は天才クラシックギターリスト。
アコースティックギターやエレキギターとは演奏法が違うので、かなり練習をしたそうで、映画では素敵なクラシックギターの音色が聴けました。完璧を目指す人だからインタビューなどで話す倍以上練習をしたのがわかります🎵
また冬の大感謝祭で聴くのを楽しみにしてます🎸💕
私もクラシックギターを高校生の頃少しだけ習っていたから持っているのですが、今は夫や息子が弾いています。私も久々に弾こうかな〜
2学期は忙しいので映画をもう一度観に行くことは出来ないのが残念ですが、サントラやDVDを買おうか検討中です。
読んで下さりありがとうございます。
マチネってどういう意味?と聞く娘にソワレの反対だから、「ミュージカルやコンサートで午前の部、午後の部ってあるでしょ。その午前の部のことをマチネっていうの」と偉そうに説明しましたが、私もど忘れしていてこっそりgoogleで検索しました💦
映画の内容は一目でお互い恋に落ちた男女が結ばれる(結ばれる場面などは映画も原作も描かれていないので視聴者がそうだろうなと想像するしかありません)6年間を描いた恋物語。
原作では30代と40代の設定ですが、現実は福山雅治さんと石田ゆり子さん共に50歳。足したら100歳の二人の恋愛!でも、余り年齢のことは気にならないビジュアルの二人でした😊
【6年間にたった三度会ったあなたが、誰よりも深く愛した人だった。】
【世界のどこにいても、あなたを想うー それだけで、今日を生きられる。】
東京、パリ、ニューヨークを舞台にそれぞれの街並みや風を感じる映画でした。
井上由美子さんの脚本は言葉が綺麗ですね。
西谷弘監督はドラマ「美女か野獣」「ガリレオ」で福山雅治さんと組み、もちろん映画「容疑者Xの献身」「真夏の方程式」も撮ったので息もピッタリだったそうです。
外国の映像も綺麗なだけじゃなくて、どこか切ない感じがしました。
心は強く惹かれあいながらも、すれ違う二人。すれ違うというか、性格もあるし、大人だから情熱に任せてグイグイいけない。余計な駆け引きも一切しない。
石田ゆり子さん演じる小峰洋子には婚約者もいるのに、お互い交わす言葉はプラトニックなのに情熱的だからこそもどかしい。
「いつか世界のどこかで君が死んだと知ったら(聞いたらだったっけ)僕も死ぬよ」
パリでのランチ中にそんな凄い告白をする福山雅治演じる蒔野聡史さん。
もし婚約者が洋子にこれ程の想いを持っていないか、伝えていなかったら結構胸に響くというか撃ち抜かれるようなセリフ。
出逢って二度目のセリフじゃないわ。いきなりそんなこと言われたら二十代とかだったら困惑しそう。人生経験値のある大人じゃないと言えない言葉ですよね。
二度目の出会いでやっと口づけ(なんかキスというより口づけって感じでした)した二人。たった一度の口づけ。
これから始まるはずの二人を、蒔野のマネージャー三谷早苗(桜井ユキさん)のとんでもない行動によって大きく人生が変わってしまう。何てことするのかと驚きました。
早苗さんの行動ですれ違った二人は、お互い結婚もして家庭を持って子供もいる。
蒔野はマネージャーの早苗さんと結婚。いやもう信じられない。彼女のしたことを知ってたら結婚しなかっただろうな。
洋子さんは婚約者とヨリを戻しての結婚。リチャード進藤(伊勢谷友介さん)という日系アメリカ人で蒔野とは正反対の陽性な性格の経済学者。
この二人の会話は全て英語。日系なんだから日本語話してほしかった。字幕見るのが面倒です。
結局、どちらも心に自分ではない誰かを想ってる相手との結婚は上手くいかず、洋子さんは離婚しちゃったし、蒔野も早苗さんが全てを話して真実を知ったから多分離婚。
ラストはニューヨーク。蒔野がかってデビュー公演をしたホールでの復活公演を観に来た洋子さんを舞台から見つけた蒔野。
優しい笑顔で自分を見つめる洋子。蒔野はラストの曲を二人にとって特別な一曲に変えて、「マチネの後に…セントラルパークで散歩 云々」という暗号じみた言葉を残して演奏を始める。
そして、二人はセントラルパークの丸い地球のような噴水で再会し、二人の新しい人生が始まる…ところで唐突にエンドロールになります。
この先は観た人それぞれの心の中で様々なストーリーが始まるのでしょう。
「常に未来が過去を変えている。つまり過去っていうのはそれくらい繊細で感じやすいもの」
これがこの映画のテーマ。
何となくわかるけど、哲学的で難しい表現だなぁ😥
「でも未来から振り返れば…この夜も違って見えるのかもしれないわね」
本当に難しい言葉を使う二人なんですよね。
【ただ会いたかった。
遠回りした時間すら二人のためにあった。
歩いて来た道はそれでいい。
会えて良かったと思える人に会えた事が幸せ。そんな人と生きていけることが幸せ】
聡史と洋子はいい人生を生きているんだなと感じました。
人との出会いは男性でも女性でも自分の人生に彩りを与えてくれます。
私も夫と出逢えて、一緒に人生を歩んできて幸せだし、これからも幸せになりたいと思います。夫がいなくなったら、私も蒔野のように死んじゃうかも。
そして私達の子供。息子と娘に出逢えて私の人生はより彩りを増しました。
学生時代からの親友、ママ友達。子供達の先生。会えて良かったと思う人が沢山います。
福山雅治さんとの出会いは30年になります。
沢山の思い出があります。コンサートで知り合って友人になった人もいます。
これからも出会えて良かったと思う人に出会える幸せを大切にしようと思った映画でした🎬
それにしても上映ラスト方にはすすり泣く音が一人や二人ではない数で聞こえてきて、泣くシーンなのか…また会えたね、良かった😊ではだめなの?涙の一滴も出そうにない眼球でした😵
福山雅治さんの役は天才クラシックギターリスト。
アコースティックギターやエレキギターとは演奏法が違うので、かなり練習をしたそうで、映画では素敵なクラシックギターの音色が聴けました。完璧を目指す人だからインタビューなどで話す倍以上練習をしたのがわかります🎵
また冬の大感謝祭で聴くのを楽しみにしてます🎸💕
私もクラシックギターを高校生の頃少しだけ習っていたから持っているのですが、今は夫や息子が弾いています。私も久々に弾こうかな〜
2学期は忙しいので映画をもう一度観に行くことは出来ないのが残念ですが、サントラやDVDを買おうか検討中です。
読んで下さりありがとうございます。