てんもく日記

ヒゲ親父が独特の感性で記録する日記。このブログがずっと未来に残るなら、子孫に体験と思いを伝えたい。

へぇ~となる昭和の本

2018年09月30日 18時30分07秒 | 【ヒゲ親父】地元のこと
テレビを見ても「台風、台風」とこればっかりなので、
今日は読書で過ごしました。

前から言ってるとおり、
地元関連本は、少し古い方が面白い。

「わが町の歴史 金沢」田中喜男著 昭和54年2月1日発行である。

今日のように新幹線開業で華やかになっていない時代のことだから、
情報も相当掘り下げて得ているので、オイラも知らないことを教えてくれる。

山是清村もそうだ。⇒山是清村


鎌倉時代の話で「鉢木」という話がある。
(ウィキより)
ある大雪の夕暮れ、下野国の佐野荘(現在の栃木県佐野市)の外れにあるあばら家に、旅の僧が現れて一夜の宿を求める。住人の武士は、貧しさゆえ接待も致されぬといったん断るが、雪道に悩む僧を見かねて招きいれ、なけなしの粟飯を出し、自分は佐野源左衛門尉常世といい、以前は三十余郷の所領を持つ身分であったが、一族の横領ですべて奪われ、このように落ちぶれたと身の上を語る。噺のうちにいろりの薪が尽きて火が消えかかったが、継ぎ足す薪もろくに無いのであった。常世は松・梅・桜のみごとな三鉢の盆栽を出してきて、栄えた昔に集めた自慢の品だが、今となっては無用のもの、これを薪にして、せめてものお持てなしに致しましょうと折って火にくべた。そして今はすべてを失った身の上だが、あのように鎧となぎなたと馬だけは残してあり、一旦鎌倉より召集があれば、馬に鞭打っていち早く鎌倉に駆け付け、命がけで戦うと決意を語る。
年があけて春になり、突然鎌倉から緊急召集の触れが出た。常世も古鎧に身をかため、痩せ馬に乗って駆けつけるが、鎌倉につくと、常世は北条時頼の御前に呼び出された。諸将の居並ぶ中、破れ鎧で平伏した常世に時頼は「あの雪の夜の旅僧は、実はこの自分である。言葉に偽りなく、馳せ参じてきたことをうれしく思う」と語りかけ、失った領地を返した上、あの晩の鉢の木にちなむ三箇所の領地を新たに恩賞として与える。常世は感謝して引きさがり、はればれと佐野荘へと帰っていった。

まぁいい話である。


で、今回オイラが知って驚いたのが、
恩賞で与えられた領地というのが、上野国松井田庄、越中国桜井庄、加賀国梅田庄というではないか。

加賀国梅田庄!?


現在の金沢市梅田町である。
金沢北部、森本の北にある町です。

なんでまたここ! ということです。

史実かどうかはわかりませんが、
なんとも興味深いお話しです。

「金沢市梅田」を画像検索したら出てきた。

(拝借
「鉢の木食堂」はこれが所以だったのか

おもしろいねぇ・・・
【ヒゲ親父】
にほんブログ村
にほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風前の休日

2018年09月30日 11時40分14秒 | 【ヒゲ親父】出来事
石川県内は今夜遅く台風が最接近するようです。

今はまだ曇り空で雨も降っていません。

こんな日はゆっくりと自宅で過ごそうと思う。

とはいえ、じっとしてられない性分で、
朝から何かと動いてばかりだ。

ワン公の散歩に始まり、

娘をバイトに送って行き、

帰りに図書館によって、いつものごとく10冊借りて、

息子の車にガソリン入れてきて(残りひとメモリやんけ・・・

カミさんはパートに出掛けてるので、

休日の家事は大抵オイラが、
買い物、掃除、洗濯と、

いま一息ついて、このブログを打っている。

昼食は息子とカップラーメン(富山ブラック買っちゃった)で済まして、

午後からは、先日買った小説を読むか、図書館の借りてきた本で読書でもしようかね。

それともPC前でネット三昧となるか、

いずれにせよ今日は歩きません。
【ヒゲ親父】
にほんブログ村
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする