てんもく日記

ヒゲ親父が独特の感性で記録する日記。このブログがずっと未来に残るなら、子孫に体験と思いを伝えたい。

天皇陛下82歳お誕生日おめでとうございます。

2015年12月23日 15時48分26秒 | 【ヒゲ親父】出来事

(拝借)

本日は天皇陛下のお誕生日。
まことにおめでたいことであります。


(拝借)

例年通り、陛下がお言葉を述べられた。

割愛することは不敬なので、お言葉全文載せます。


オイラが印象に残った個所を太字で・・・

今年の自然災害としては、まず5月に鹿児島県の口永良部島の新岳しんだけが噴火して、海岸まで達する火砕流が発生し、全島民が島から避難したことが挙げられます。火砕流は雲仙岳の噴火災害のお見舞いに行った時に見ましたが、海岸まで達する火砕流は本当に恐ろしい光景だったと思います。島民は幸い皆無事でしたが、まだ避難生活が続いていることに心を痛めています。

9月には豪雨により鬼怒川などが氾濫し、8人が亡くなる大きな災害となりました。氾濫により多くの人々が家々に閉じ込められ、どんなにか不安な時を過ごしたことかと思います。自衛隊を始めとするヘリコプター等の救助活動により、人々が無事に救出されたことは本当に幸いなことでした。危険を伴う救出活動に携わった人々に深く感謝しています。水につかった家屋や田畑の復旧作業には多くの労力を必要とするもので、多数のボランティアが協力してくれていることをうれしく思っています。困難に遭遇している人々を助けようという気持ちが日本人の中に豊かに育っていることを非常に心強く思います。後日、常総市の被災地をお見舞いしましたが、泥水につかった田畑が広がり、苦労して作物を育ててきた人々の気持ちはいかばかりかと察せられました。

今年の喜ばしい出来事としては、まず二人の日本人がノーベル賞を受賞されたことが挙げられます。大村博士の生理学・医学賞は、アフリカや南米で、人に感染すると盲目になる危険をもたらすオンコセルカ症を治す薬を地中の菌から作り出されたことなどの業績によるものです。私は以前、オンコセルカ症を患って盲目になった人々が連なって歩いている痛ましい映像を見ていましたので、この病気を治す薬が出来たということを本当にうれしく思いました。一方、梶田博士の物理学賞は、神岡鉱山の地下にあるスーパーカミオカンデにおけるニュートリノの研究で、ニュートリノに質量があることを見出されたことに対する授賞でした。11年前、スーパーカミオカンデを訪問したことが思い起こされました。お二人の長年にわたる地道な研究を誠に尊いものと思います。

また、日本製のジェット旅客機が完成し、試験飛行が行われたこともうれしいことでした。かつて日本で戦後初めてつくられたプロペラの旅客機YS11の試験飛行を、羽田の空港で関係者と共に見守ったことが懐かしく思い起こされました。それから50年以上が経ったわけです。

今年は先の大戦が終結して70年という節目の年に当たります。この戦争においては、軍人以外の人々も含め、誠に多くの人命が失われました。平和であったならば、社会の様々な分野で有意義な人生を送ったであろう人々が命を失ったわけであり、このことを考えると、非常に心が痛みます。

軍人以外に戦争によって生命にかかわる大きな犠牲を払った人々として、民間の船の船員があります。将来は外国航路の船員になることも夢見た人々が、民間の船を徴用して軍人や軍用物資などをのせる輸送船の船員として働き、敵の攻撃によって命を失いました。日本は海に囲まれ、海運国として発展していました。私も小さい時、船の絵葉書を見て楽しんだことがありますが、それらの船は、病院船として残った氷川丸以外は、ほとんど海に沈んだということを後に知りました。制空権がなく、輸送船を守るべき軍艦などもない状況下でも、輸送業務に携わらなければならなかった船員の気持ちを本当に痛ましく思います。(感極められ声を震わせられる・・・)今年の6月には第45回戦没・殉職船員追悼式が神奈川県の戦没船員の碑の前で行われ、亡くなった船員のことを思い、供花しました。

この節目の年に当たり、かつて日本の委任統治領であったパラオ共和国を皇后と共に訪問し、ペリリュー島にある日本政府の建立した西太平洋戦没者の碑と米国陸軍第81歩兵師団慰霊碑に供花しました。パラオ共和国大統領御夫妻、マーシャル諸島共和国大統領御夫妻、ミクロネシア連邦大統領御夫妻もこの訪問に同行してくださったことを深く感謝しています。この戦没者の碑の先にはアンガウル島があり、そこでも激戦により多くの人々が亡くなりました。アンガウル島は、今、激しい戦闘が行われた所とは思えないような木々の茂る緑の島となっています。空から見たパラオ共和国は珊瑚礁(さんごしょう)に囲まれた美しい島々からなっています。しかし、この海には無数の不発弾が沈んでおり、今日、技術を持った元海上自衛隊員がその処理に従事しています。危険を伴う作業であり、この海が安全になるまでにはまだ大変な時間のかかることと知りました。先の戦争が、島々に住む人々に大きな負担をかけるようになってしまったことを忘れてはならないと思います。

パラオ訪問の後、夏には宮城県の北原尾、栃木県の千振、長野県の大日向と戦後の引揚者が入植した開拓の地を訪ねました。外地での開拓で多大な努力を払った人々が、引き揚げの困難を経、不毛に近い土地を必死に耕し、家畜を飼い、生活を立てた苦労がしのばれました。北原尾は、北のパラオという意味で、パラオから引き揚げてきた人々が入植したところです。

この1年を振り返ると、様々な面で先の戦争のことを考えて過ごした1年だったように思います。年々、戦争を知らない世代が増加していきますが、先の戦争のことを十分に知り、考えを深めていくことが日本の将来にとって極めて大切なことと思います。

私はこの誕生日で82になります。年齢というものを感じることも多くなり、行事の時に間違えることもありました。したがって、一つ一つの行事に注意深く臨むことによって、少しでもそのようなことのないようにしていくつもりです。

今年もあとわずかになりました。来る年が人々にとって少しでも良い年となるよう願っています。

(ここまで)

この歳になると、
日本とか、天皇陛下とか、
なんとなくありがたく感じちゃいます。

来年がいい年でありますように。

【ヒゲ親父】
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日仕事っす!

2015年12月22日 20時43分03秒 | 【ヒゲ親父】出来事
年末で、追い込みで、今まで先送りばかりしてきたから、

明日仕事っす!

以上。
【ヒゲ親父】

にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コーラと一等三角点の本

2015年12月21日 22時35分01秒 | 【ヒゲ親父】評論的な・・・


図書館でこんな本を借りる人が滅多にいないことはわかってる。

一等三角点研究会編著「一等三角点全国ガイド」ナカニシヤ出版である。
ちなみに価格は2,000円だ。

以前こういう記事も投稿したよ→一等み~つけた

ちなみに石川県には16点あり、富山県は7点、福井県も7点ある。



誰がこんな読むって?

オイラです。

いいですよこういう本、

コーラ飲みながらこういう本読むとマジ楽しいです。

面白いですよ~。
【ヒゲ親父】

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブラオイラ#73(青空と白山眺望編)

2015年12月20日 18時00分00秒 | 【ヒゲ親父】ブラオイラ
日本三名山は富士山、立山、白山である。

富士山は静岡・山梨にある日本一の山、
立山は富山にあり豪快な男性的な山であり、
白山は石川にあるなだらかで女性的な山であろう。

そう白山は、石川県にとっては母なる山。
母なる白山はいつも石川県民を守ってくれる。
毎年日本列島を襲う台風の多くを白山が盾になってくれている。
だから石川県の台風被害は他県に比べ少ない。


今日は雲一つない晴天だ。
こんな日の白山は綺麗に決まってる

そうだいろいろな場所から美しい白山を撮ってみよう!

手取川と一緒にとか、木場潟と一緒とか、
きっといい画像が撮れるぞと意気込んで出掛けた。


さ~ていくぞ、ブラオイラ#73青空と白山眺望編のスタート


(手取川南岸の緑が映える畑より)

まずは手始めに撮った写真、おぉ、きたきたー!!


白山をあえてズームで撮りません。
白山と手前の風景のコラボでの全体的な美しさを見ていただきたいと思います。


(手取フィッシュランドと白山)

子供の喜ぶ声が響いてました。


おっハングライダーだ



(手取川大橋と白山)

手取川は白山からの恵みの川です。


(手取川大橋の下から眺める白山)

川の水冷たいんだろうな・・・

(手取川の光と白山)

キラキラ川が光ります。


さて、木場潟まで来ました。
まずは木場潟の地図を。


(木場潟近くの田んぼ道から)

今日は空気が澄んでいます。
幸せだなぁ、中国北京の状況がいかに不幸なことかということです。


(木場潟と白山)

白山が美しく見える場所といえば木場潟です。


(木場潟は県内唯一の天然の潟)

石川県には5つの潟がありましたが、木場潟を除いてそのほかの潟は、干拓などによって今はその姿を変えてしまいました。木場潟公園は、自然のままの姿で残された唯一の潟である木場潟の優れた自然を保存し、利用するために設置されています。


おっカモが飛び立ったよ。

パシャパシャ・・・


さすがに多くの方が写真撮ってます。

みんないいカメラ持ってますなぁ(うらやましオイラはスマホ)


あれは!?



へぇ~北陸新幹線ここ通るんだ!?

これはいいですよ、白山を眺望できるいい区間となります。

金沢から富山方面には立山の豪快な景色が・・・、
福井方面には白山の壮麗な景色が・・・、
楽しみですな北陸新幹線の福井・敦賀延伸。


木場潟周回はいいウォーキング(ランニング)コースです。



(五郎座橋と白山)


少し歩いてみる


ここは西園地の眺望視点場、

駐車場に車がいっぱいでした。

いいです~。

中央園地での植樹祭の後、天皇皇后両陛下はこちらに立ち寄られ白山を眺望されました。


それにしても白山は美しいなぁ。



(ソーラーシステムと白山)

最近どこでにでもある風景ですね。


(小松ドームと白山)

息子の少年サッカーでここにも来たね(懐かし・・)


(冬支度した虫塚と白山)

以前に紹介したことがる全国でも珍しい虫を供養した塚


小松市国府台の住宅街にある高台の公園

階段を上がってみると・・・、


展望台がありました。



(昼の月と白山)

昼の月って結構好きなんです。


白山は3000メートルも満たない(2702m)山ですが、日本三名山や三霊山に選ばれる素晴らしい山です。白山を霊峰とする白山信仰は古くからあり、中世には白山は白山修験の霊山として栄え、登山口には修験の道場がひらかれて白山信仰の全国的広がりのもととなった。日本各地に約2,700社の白山神社があり白山比神社(石川県白山市)がその総本社となっている。
石川県民の母なる山、それが白山なのだ。

ただし、噴火はなしよ・・・(一応活火山)。
【ヒゲ親父】
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松潤が金沢で見た風景

2015年12月19日 23時40分00秒 | 【ヒゲ親父】嵐関係・・・
嵐ファンの娘が買った年末年始のテレビガイド本。


当然、嵐がいっぱい載ってるわけで、


そのなかで松潤がこんなこと言ってる。


おおおおぉ!!!




さらに別の本。


ここでも松潤言っている。


おおおおおおおぉぉ!!!




そうです松潤は3月に金沢に来ていたんです。
お友達の歌舞伎役者の金沢公演の応援を兼ねて。

数日後に地元では「松潤金沢来たってよ」って密かに噂にはなりました。


オイラ偶然にも、松潤が来たその日に北陸新幹線撮ってんだけど、
これもしかして松潤が乗ってきた可能性がある北陸新幹線なんだよね。

その当時の記事がこれです→結婚式からの

松潤がこの日に金沢に到着し、
夜になって兼六園とひがし茶屋街に行っている。

となると時間的にも、この新幹線に松潤が乗っていた可能性も大いにあるのだ。

なんという偶然!なんという強運!


そして、松潤が金沢で見て感動したという風景がこれだ!


地元のオイラでさえ感動したからね・・・

(といっても地元民は兼六園にはあまり行かない、行ってみたら素晴らしかったということ)

兼六園の雪吊のライトアップは幻想的で本当に美しかった。
ちょうどフルートのミニコンサートも行われていて素晴らしかったなぁ。
周りの観光客の人も「これは素晴らしい」って言ってみんな感動してたもん。

そんでもってこれが以前に投稿した記事です→兼六園ライトアップ
(この頃は記事作成がまだ下手くそで・・・)


松潤が見た数日前に訪れた際の兼六園のライトアップ画像です。
ちょうどライトアップ期間はこの記事の日から松潤が見た日くらいまであったからね。

これも・・・
なんという偶然!なんという強運!


櫻井翔さんと石原さとみさんも金沢来たし→奇跡の路地裏の場所


2015年は、多くの芸能人が金沢に来られました。
うれしいですよね・・・・。

【ヒゲ親父】
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブラタモ予想結果・・・12

2015年12月19日 20時30分00秒 | 【ヒゲ親父】ブラタモ予想結果
2016年ブラタモリ新たな場所が確定した。
(NHKオンライン:ブラタモリより)

熱海!&小田原!が確定!

はい、2016年版一発目、熱海で大当り!

テーマは人気温泉地。

熱海はドンピシャ
絶対近場の温泉地は行くと思ったんだよね。


一方、小田原は残念だった!
テーマは江戸の原点
うわ~小田原あるわ~、江戸を考えると小田原はあるわ~。

結果が出るといつもながら、そうだなっと思うんだよね。


<オイラ予想都市>( )は予想テーマ
高知(幕末)
つくば(学園都市)
広島(復興)
宮崎(過去の栄光)
伊勢(神宮)
近江八幡(琵琶湖と商人)
名古屋(戦国英傑)
熱海(保養)
神戸(国際都市)
高山(観光)
以上10か所です。


さて2016年版の結果を記録していきましょう。
(ただしネット上で目撃情報が上がっていた上田と沼田は除く)

<結果>
熱海〇
小田原×

1勝1敗
勝率0.500

次も当ててくぞ~!
わ~っ!!!!

【ヒゲ親父】
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金沢のこと、この人が一番わかってるような気がする

2015年12月18日 21時46分15秒 | 【ヒゲ親父】地元のこと
今年ほど金沢本が発行された年はないでしょう。

とにかく北陸新幹線金沢開業の2015年は金沢が旬でした。

旅行関連を中心に北陸や金沢に関する本がたくさん発行されたが、
金沢の本質的なことを扱った玄人好みの深い内容の書籍も多くあった。

金沢本の著者の中に注目すべき人がいる。

一番金沢のことがわかってるのはおそらくこの人だと思う。

前の金沢市長、山出保(やまでたもつ)さんだ。

(拝借)

「金沢の気骨」に続き、
この度、「金沢らしさとは何か」が出版された。


やっぱ買っちゃったわ。

さぁ冬は何かと家に籠りがちなので、
じっくりこういう本でも読んでみるといいと思うぞよ。
【ヒゲ親父】
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

倶利伽羅峠の戦い こんな戦いは本当にあったのか?

2015年12月17日 22時00分32秒 | 【ヒゲ親父】歴史のこと
せっかくいい出来栄えの記事を書いても、そのタイトルが目立たなければ、
検索上位に挙がって来ないわけで・・・、

「倶利伽羅峠の戦い」について興味がある方がキーワード入力して検索しても、
到底オイラの記事に辿り着かないと思うから(ブラオイラなんてタイトルでは無理・・・)、
あえてタイトルを変更してアップさせました。

歴史的現場の現代状況を知りたいという好奇心に応えるための探究記事です。

では、2015.12.13投稿の
ブラオイラ#72(倶利伽羅峠地獄谷死闘編)です。

今年だけで倶利伽羅峠には何度行ったことだろう・・・。
ブラオイラだけでも#15、#28で行っている。
それほどオイラはこの倶利伽羅峠に魅力を感じているということだ。


それにしても今回のブラオイラは今までの中で最も強烈だった。
極端にいえば命の危険もあったウォーキングだった。


午前中に21世紀美術館を見学、昼食を食べて、カミさんと別れてからは、
オイラ一人、戦いのために倶利伽羅へ向かったのだ・・・


倶利伽羅峠といえば、源平の倶利伽羅峠の戦いなのだが、
この絵を見ていただきたい。

源平倶利伽羅合戦図屏風である。

火牛の計により、松明を付けた牛に追われて平氏軍は深い谷に追い落とされ、戦いに敗れたといわれている。
その模様を表した屏風絵である。

この崖は地獄谷といわれており、案内板のマップにもちゃんと書かれている。



オイラは昔からこの絵を見て気になっていたことがある。

地獄谷にその絵に描かれているような坂道なんてあんのかよ!って


その絵によると、谷沿いに緩やかな坂道があり、崖下には流れの速い川が流れている。

作者は、この絵のような光景を目にしたのか、
いや、おそらくこの地を訪れてはいない、
戦場からの兵士より様子を聞いて描いたのだろうと思う。

人から聞いたにせよ、実際には似たような地形であったはずである。
ただし、現在も存在するかどうかはわからない。

もう800年以上も前の出来事、その坂道はすでに崩れ落ちたか?
いや今でも少しくらいその痕跡が残っているのか?

この目で見てみたい!確かめてみたい!
いつか行きたかったのだ!

とはいえ夏場はダメだ、樹木が生い茂り、まるでジャングルのようで前も見えないだろう。
そして蛇やマムシやスズメバチがたくさんいるから。
時期はまさに冬直前の今なのだ!



まずは源氏ケ峰に向かう。


猿ケ馬場から少し進むと少し気になる場所もあった。



そこにはこういう立て看板があった

ここからも地獄谷には行けるようです。


でも当初のスタート地の源氏ケ峰へ



ここは地獄谷の遠景が望める一番の場所だ。

ものすごく重要な場所なのにこの頼りない案内板・・・


あそこらへんが地獄谷ということか

たしかに谷である。
しかし、あの坂道は見えない、川も見えない。


矢印の案内通り階段を登ってみるとありがたいことに展望台があった。



展望台からの眺め

同じく、坂と川は見えません。


単純にいえばここがまさに尾根だから、右から来た源氏軍に平氏軍は左の崖に蹴落とされたというのが概況である。
ただ実際は、あの屏風絵にあるようにもう少し下の方での出来事となっている。


この展望台の後ろに道はまだ続いている。



出た。

いよいよ勇気の必要とする遊歩道の始まりだ。



地獄谷には690メートル。


そして、告!

おいおいけだもの道って・・・
霊がやどるってのも・・・

オイラが一番恐れるのは熊だ。
しかも冬眠前の熊は凶暴っていうし・・・。

でもヒグマには敵わないけど、ツキノワグマだったら・・・(根拠のない強気


うだうだ考えずに行くのー!!



大丈夫、大丈夫♪



周りを見渡す・・・・・ほほぉ~ある程度まで見渡せる。

やはり時期的に正解だ、夏場だったらどんな状態だったか。


オイオイオイオイ・・・・

道がない・・・


だが少し行くとまた現れた。



遠くの方からの車の音もここではまったく聞こえなくなる・・・。


あれは、

クマよけのガンガンだ!


ガン!ガン!ガン!

何度か叩いて

また進む・・・。
すでに400mは進んでいるはず、あと倍か・・・。

さらに進むと、人工物が
おおぉ~少しホッとするわ~。

ベンチかな。

ただこれ以降は下り坂が急になる。

滑り落ちないように木や枝につかまって降りていく。

これはまさに谷へ下降中ということか。


行けるところまで行こう。



川の音もずい分前から聞こえている。

膿川の音だろう。


大木が倒れている。


これ以上行くなということか・・・。


リトルオイラが声をかけてきた。
(ヒゲ親父・・・、よく頑張ったよ、今回はここまでにしておこうぜ)




・・・・・・・・・。


ここまでだ。

これ以上は危険だ。

冷静に考えたら熊に勝てるわけがない(さっきの威勢は
2頭出てくるかもしれないし~

撤退する!


おそらくもう少しで目的の地獄谷なのだろうけど・・・
ちくしょう~!!!、いつかきっとリベンジしてやる。


帰りがきつかった・・・・。

降りてきた谷を足を滑らせながら登って戻る。

汗びっしょりになった。

息が荒い、クマの奴にも聞かれているのか、
疲れたオイラを遠くから狙っているのか!

冬眠前で食糧不足だったらきっと狙ってくる。

ここで倒れるわけにはいかない。

しかし、ほとんど崖みたいな谷を下りてきたので、
登り道はシャレにならないやんけ・・・。

だいたいダイエット日記というカテゴリーがあるくらいのオイラが
こんな道歩いていていいのか(ブツブツブツ・・・・)

はぁ、はぁ、はぁ、


はぁ、はぁ、はぁ、


はぁ、はぁ、はぁ、


はぁ、はぁ、はぁ、


はぁ、はぁ、はぁ、


はぁ、はぁ、はぁ、


はぁ、はぁ、はぁ、


はぁ、はぁ、はぁ、






戻ってきた・・・・・・・・、
戻ってこられた。


マジできつかった。



車で少し休んで、オイラにとって倶利伽羅といえばの
例の場所に来た。




おや、冬支度ですか。


でもおじゃましま~す。

恒例のノートを見る。

H27.5.6くりから峠はまことに奥が深い(ヒゲ親父)
H27.7.20また来たぞい(ヒゲ親父)
ふふふ

そして記入してきた。

H27.12.13くりからスゲー(ヒゲ親父)

まったくだ、倶利伽羅はスゲー、凄すぎる。
目的地の地獄谷には到達できなかった。
地獄谷の緩やかな坂の有無を確認できなかった。
オイラの完敗だ。


両軍合わせて15万の大合戦。
あんな場所が戦場となったのか・・・


今回のこの場所、この赤印くらいは歩いたと思うが、


負けは負け。
だが、いつかきっとという気持ちはある。・・・・・・・・・

待ってろ倶利伽羅峠!地獄谷よ!

ここまでがブラオイラ#72(倶利伽羅峠地獄谷死闘編)でした。


倶利伽羅峠の戦いがあったのは事実ですが
この戦いで有名なこの屏風絵のような場所は存在せず、
したがってこの屏風絵のような戦いはおそらく無かったのではなかろうかと思うのであります。

ちなみに再トライした続編もありますので、ご覧くださいませ⇒ブラオイラ#354



【ヒゲ親父】
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暖冬であ~れ

2015年12月17日 20時07分16秒 | 【ヒゲ親父】思考日記
とにかく切に願う。

今年の冬は
暖冬であ~れ!

スキー場とかは大変だろうけど、
除雪とか、通勤とか、
いろいろ考えると、暖冬がなによりです。

近年稀にみる暖冬を臨みます。(キッパリ)
【ヒゲ親父】

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

えっ!息子すげーじゃん

2015年12月16日 20時55分21秒 | 【ヒゲ親父】出来事
先日、息子が書いたメモを見て、
「おぉ!」と少し驚いたので思わず写メった。



こんな難しいのやってんだ。

何を求めているのかさっぱりわからん

オイラは文系だからね

それで後日息子に「これはなにを求めとるん?」と聞くと、
ベクトルがどうのこうのって説明されたけど・・・・


ちょっぴりだけ感心した・・・。

【ヒゲ親父】

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨晩はふたご座流星群を見たぞ~!!!

2015年12月15日 20時09分10秒 | 【ヒゲ親父】出来事
昨晩のふたご座流星群、見られたでしょうか。

全国的に曇り空だったようで厳しかったようですが、
石川県はバッチリでした。

オイラとカミさんと娘で
夜の11時過ぎに車で外出しました。

星空がキレイでした。

ここで星空の画像でも貼りたいところですが、
さすがに光源が少なすぎて撮ることはできませんでした。

こんな感じで夜空を見ていました。

(やべ、オイラ、ラーメン大好き小池さんみたいに描いてしまった)


流星群見れましたよ!!!

だいたい3分に1回の頻度で。

一瞬ですけどね。

でも、感動もんです。寒いなか30分くらい外で見ていたかな。


さてその流星群には、
ふたご座流星群、しぶんぎ座流星群、ペルセウス座流星群という三大流星群があって毎年ほぼ安定して見られるそうです。

しし座流星群てよく聞くけど、この三大には入っていないんだ。

そもそも流星群って何?
オイラ最初は地球に降り注ぐ小さな隕石系かなと思っていたけど正確には違うらしい。
調べましたら、彗星・小惑星などの母天体から放出された「流星物質」が、母天体の楕円軌道に沿って太陽の周りを周回しており、これをダストトレイルと呼び、
このダストトレイル内を地球が横切り衝突することによって、流星群が出現するんだって。

そういうこと!?

流星が流れている宇宙空間に公転している地球が突っ切ってるということ!
知らなんだ!

【ヒゲ親父】
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっと(花燃ゆ)が終わってくれた、「ほっ」

2015年12月14日 22時42分10秒 | 【ヒゲ親父】評論的な・・・
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」がやっと終わってくれた。
歴代タイのワースト視聴率だったとのこと。

最初の2回ばかり見たが、あとは・・・・┐(´д`)┌

この一年は、日曜8時がつまんなかったわい。

ただし次回は期待できる。
「真田丸」
タイトルの付け方が三谷幸喜らしい。

真田幸村なら前田慶次出てくれないかなぁ
(公式HPを見る限りいまのところ設定はない)

三谷なら遊び間隔で一瞬出すかも・・・
【ヒゲ親父】

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブラオイラ#72(倶利伽羅峠地獄谷死闘編)

2015年12月13日 21時16分00秒 | 【ヒゲ親父】ブラオイラ
今年だけで倶利伽羅峠には何度行ったことだろう・・・。
ブラオイラだけでも#15、#28で行っている。
それほどオイラはこの倶利伽羅峠に魅力を感じているということだ。


それにしても今回のブラオイラは今までの中で最も強烈だった。
極端にいえば命の危険もあったウォーキングだった。


午前中に21世紀美術館を見学、昼食を食べて、カミさんと別れてからは、
オイラ一人、戦いのために倶利伽羅へ向かったのだ・・・


倶利伽羅峠といえば、源平の倶利伽羅峠の戦いなのだが、
この絵を見ていただきたい。

源平倶利伽羅合戦図屏風である。

火牛の計により、松明を付けた牛に追われて平氏軍は深い谷に追い落とされ、戦いに敗れたといわれている。
その模様を表した屏風絵である。

この崖は地獄谷といわれており、案内板のマップにもちゃんと書かれている。



オイラは昔からこの絵を見て気になっていたことがある。

地獄谷にその絵に描かれているような坂道なんてあんのかよ!って


その絵によると、谷沿いに緩やかな坂道があり、崖下には流れの速い川が流れている。

作者は、この絵のような光景を目にしたのか、
いや、おそらくこの地を訪れてはいない、
戦場からの兵士より様子を聞いて描いたのだろうと思う。

人から聞いたにせよ、実際には似たような地形であったはずである。
ただし、現在も存在するかどうかはわからない。

もう800年以上も前の出来事、その坂道はすでに崩れ落ちたか?
いや今でも少しくらいその痕跡が残っているのか?

この目で見てみたい!確かめてみたい!
いつか行きたかったのだ!

とはいえ夏場はダメだ、樹木が生い茂り、まるでジャングルのようで前も見えないだろう。
そして蛇やマムシやスズメバチがたくさんいるから。
時期はまさに冬直前の今なのだ!



まずは源氏ケ峰に向かう。


猿ケ馬場から少し進むと少し気になる場所もあった。



そこにはこういう立て看板があった

ここからも地獄谷には行けるようです。


でも当初のスタート地の源氏ケ峰へ



ここは地獄谷の遠景が望める一番の場所だ。

ものすごく重要な場所なのにこの頼りない案内板・・・
触ったらグラグラやんけ・・・

あそこらへんが地獄谷ということか

たしかに谷である。
しかし、あの坂道は見えない、川も見えない。


矢印の案内通り階段を登ってみるとありがたいことに展望台があった。



展望台からの眺め

同じく、坂と川は見えません。


単純にいえばここがまさに尾根だから、右から来た源氏軍に平氏軍は左の崖に蹴落とされたというのが概況である。
ただ実際は、あの屏風絵にあるようにもう少し下の方での出来事となっている。


この展望台の後ろに道はまだ続いている。



出た。

いよいよ勇気の必要とする遊歩道の始まりだ。



地獄谷には690メートル。


そして、告!

おいおいけだもの道って・・・
霊がやどるってのも・・・

オイラが一番恐れるのは熊だ。
しかも冬眠前の熊は凶暴っていうし・・・。

でもヒグマには敵わないけど、ツキノワグマだったら・・・(根拠のない強気


うだうだ考えずに行くのー!!



大丈夫、大丈夫♪



周りを見渡す・・・・・ほほぉ~ある程度まで見渡せる。

やはり時期的に正解だ、夏場だったらどんな状態だったか。


オイオイオイオイ・・・・

道がない・・・


だが少し行くとまた現れた。



遠くの方からの車の音もここではまったく聞こえなくなる・・・。


あれは、

クマよけのガンガンだ!


ガン!ガン!ガン!

何度か叩いて

また進む・・・。
すでに400mは進んでいるはず、あと倍か・・・。

さらに進むと、人工物が
おおぉ~少しホッとするわ~。

ベンチかな。

ただこれ以降は下り坂が急になる。

滑り落ちないように木や枝につかまって降りていく。

これはまさに谷へ下降中ということか。


行けるところまで行こう。



川の音もずい分前から聞こえている。

膿川の音だろう。


大木が倒れている。


これ以上行くなということか・・・。


リトルオイラが声をかけてきた。
(ヒゲ親父・・・、よく頑張ったよ、今回はここまでにしておこうぜ)




・・・・・・・・・。


ここまでだ。

これ以上は危険だ。

冷静に考えたら熊に勝てるわけがない(さっきの威勢は
2頭出てくるかもしれないし~

撤退する!


おそらくもう少しで目的の地獄谷なのだろうけど・・・
ちくしょう~!!!、いつかきっとリベンジしてやる。


帰りがきつかった・・・・。

降りてきた谷を足を滑らせながら登って戻る。

汗びっしょりになった。

息が荒い、クマの奴にも聞かれているのか、
疲れたオイラを遠くから狙っているのか!

冬眠前で食糧不足だったらきっと狙ってくる。

ここで倒れるわけにはいかない。

しかし、ほとんど崖みたいな谷を下りてきたので、
登り道はシャレにならないやんけ・・・。

だいたいダイエット日記というカテゴリーがあるくらいのオイラが
こんな道歩いていていいのか(ブツブツブツ・・・・)

はぁ、はぁ、はぁ、


はぁ、はぁ、はぁ、


はぁ、はぁ、はぁ、


はぁ、はぁ、はぁ、


はぁ、はぁ、はぁ、


はぁ、はぁ、はぁ、


はぁ、はぁ、はぁ、


はぁ、はぁ、はぁ、






戻ってきた・・・・・・・・、
戻ってこられた。


マジできつかった。



車で少し休んで、オイラにとって倶利伽羅といえばの
例の場所に来た。




おや、冬支度ですか。


でもおじゃましま~す。

恒例のノートを見る。

H27.5.6くりから峠はまことに奥が深い(ヒゲ親父)
H27.7.20また来たぞい(ヒゲ親父)
ふふふ

そして記入してきた。

H27.12.13くりからスゲー(ヒゲ親父)

まったくだ、倶利伽羅はスゲー、凄すぎる。
目的地の地獄谷には到達できなかった。
地獄谷の緩やかな坂の有無を確認できなかった。
オイラの完敗だ。


両軍合わせて15万の大合戦。
あんな場所が戦場となったのか・・・


今回のこの場所、この赤印くらいは歩いたと思うが、


負けは負け。
だが、いつかきっとという気持ちはある。・・・・・・・・・

待ってろ倶利伽羅峠!地獄谷よ!
【ヒゲ親父】
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブラオイラ#71(21世紀美術館編)

2015年12月13日 17時43分00秒 | 【ヒゲ親父】ブラオイラ
本日も懲りもせずブラつきました。

今日は2か所報告するつもりですが、午後からの2か所目が強烈過ぎて・・・、
それはまた後で、まずは午前中のブラオイラ

今日は午後から娘の吹奏楽の発表会だったのですが招待券が一つしかないのでカミさんが行くこととし、
午前中は二人で21世紀美術館を見学しました。

何年ぶりだろか・・・・。


フムフム



この光景、今年はよく見た。

「カラー・アクティヴィティ・ハウス」 オラファー・エリアソン


いざ!


でも、ケチんぼオイラ達は無料コーナーしか行きません

先日の新潟の美術館もそうだが、
最近、現代美術に少しだけ興味が出てきたオイラとカミさん。

おぉ~集まっとる、集まっとる!



有名なやつだよね。

「スイミング・プール」 レアンドロ・エルリッヒ


施設内にあるあれもこれもが芸術品に見えます。

この椅子は当然ながら、壁も床もそこに落ちてるゴミまでも・・・


おぉここだ、ここ。



見上げちゃう部屋。



新潟の「光の館」もこの人の作品でした。
天井に穴を空けちゃう人です

「ブルー・プラネット・スカイ」 ジェームズ・タレル


次はここ、派手な壁と椅子

マイケル・リンとSANAA(妹島和世+西沢立衛) とのコラボレーション


その正面の外の屋根には

「雲を測る男」 ヤン・ファーブル


地下に行くには珍しいエレベーターで



一般作品のコーナーがありました。
絵画、生け花、写真等々



あっ犀川大橋!



この写真いいわ~

サル君、辛いよね・・・・・


いろいろありますな~



ジャングルジム?いえいえ作品です。

「ラッピング」 LAR/ フェルナンド・ロメロ

金沢にとって、この21世紀美術館は本当に大成功した施設だと思います。
これほど成功した近代美術館が国内の他にあるのだろうか?とさえ思う。

2004年に開館して、まだ10年くらいしか経たない施設。
兼六園、ひがし茶屋街と何百年前からある名勝と同等の集客力、人気度だから凄いもんだ。

今度は有料のコーナーも巡ってゆっくりと鑑賞してみたいね。

ちなみに昼食は近くの金澤ななほしカレーさんで。


まぁ旨かったですよ。

昨日のチャンピオンカレーに続いての昼飯カレーです

【ヒゲ親父】
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっぱ出たね

2015年12月13日 08時22分20秒 | 【ヒゲ親父】地元のこと
やっぱ、あの虹新聞に載ったね。
(今朝の朝刊)

そりゃそーだ、めっちゃ綺麗で印象的だったもの・・・

先日のオイラのブログ→

へへへ(なんか嬉しい・・・)
【ヒゲ親父】
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする