平成30年6月27日 朝日新聞
JRや阪急電鉄、阪神電鉄など6路線が乗り入れる神戸市・三宮中心部の再開発をめぐり、久元喜造(ひさもときぞう)市長は、高層タワーマンションの建設を規制する方針を明らかにした。各都市が住民の囲い込みに躍起となるなか、三宮の駅周辺には原則として居住エリアをつくらないという。「神戸を大阪のベッドタウンにしない」と述べ、商業施設やオフィスを集める考えだ。
朝日新聞のインタビュー取材に応じた。三宮は複数の鉄道路線が集まるだけに大阪方面へ通勤・通学する人たちも多く、駅周辺での「タワマン」のニーズは高いとされる。だが、市長は「駅前にタワマンを林立させて人口を増やす政策はとらない」と語り、駅の周囲500メートル程度には居住エリアをなるべくつくらないようにする。投資目的のマンション売買を避けるとともに、あくまで商業施設の誘致などでにぎわいを生み出したい考えだ。かりにマンションを中心部につくる場合は「居住部分の容積率に上限を設けたい」とした。
以下省略
【 所 感 】
利便性を求め過ぎるがあまり、駅前に高層マンションが立ち並ぶという現象が、長年にわたってわが国の大都市部で続いてきたわけであるが、神戸市長の今回の判断というのは、そんな負の連鎖を食い止めるための布石になれば良いと思う。
近年、乱雑な都市開発ばかりが進み、そのことで地域が乱れてしまったことを考えれば、市街地に対する考え方を改めなければならない時期ともいえるわけで、単に人間教育(倫理・道徳)を徹底すれば済む話しではないということでもあろう。
人口増加(地域繁栄)のキモは、やはり安心・安全・安定が保たれた町であってこそ、先人たちの知恵によって構築された都市区画を復元すべきときともいえる。
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