論語を現代語訳してみました。
公冶長 第五
《原文》
子曰、晏平仲善與人交。久而敬之。
《翻訳》
子 曰〔のたま〕わく、晏平仲〔あんへいちゅう〕 善〔よ〕く人と交〔まじ〕わる。久〔ひさ〕しくしても之〔これ〕を敬〔けい〕す。
子 曰〔のたま〕わく、晏平仲〔あんへいちゅう〕 善〔よ〕く人と交〔まじ〕わる。久〔ひさ〕しくしても之〔これ〕を敬〔けい〕す。
《現代語訳》
孔先生はまた、斉〔せい〕の国の重臣であった晏平仲殿についても、次のように論じられました。
晏嬰〔あんえい(晏平仲)〕殿は、国の内外を問わずにさまざまな人物と交流を深くする。また、久しく会ったときでも、その人物を忘れることもなく、以前と会ったときと同じように敬意〔けいい〕を払われるのだよ、と。
晏平仲
〈つづく〉
《雑感コーナー》 以上、ご覧いただき有難う御座います。
晏嬰さん。その身長というのは、池乃メダカよりも低い130㎝ほどだったとか…。
まぁ、当時はそれほど身長の高い人も少なかっただろうから、130㎝もあれば、普段の生活に何かしらの支障をきたすことは少なかったんではないかな?
いまの日本は天井が高くなって、電球ひとつ替えるだけでも大変になったけどね
(;´・ω・) わたしゃも少し背がほしい~♪
※ 孔先生とは、孔子のことで、名は孔丘〔こうきゅう〕といい、子は、先生という意味
※ 原文・翻訳の出典は、加地伸行大阪大学名誉教授の『論語 増補版 全訳註』より
※ 現代語訳は、同出典本と伊與田學先生の『論語 一日一言』を主として参考