和貴の『 以 和 為 貴 』

論語:150日目 政は正なり


政 は 正 な り


「季康子(きこうし) 政を孔子(先生)に問う。孔子(先生)対(こた)えて曰(のたま)わく、政は正なり。子 帥(ひき)いるに正しきを以てすれば、孰(たれ)か敢えて正しからざらん。」


■その意味は?

季康子が政治のことで尋ねられ、孔子(先生)が答えられた。
『政は正です。あなたが率先して正しくされたなら、誰が敢えて不正を行いましょうか。』

(「論語」一日一言より)


■感想

まず、 "政" とい概念においては、様々な捉え方が存在するわけであるが、私なりの解釈としては、「物事を正しく行う」というのがその基礎といえる。

したがって、祭祀・政治〔行政〕のみならず、 "政" というのは、あらゆる場面において心がけておく必要があり、それは為政者や庶民などの立場を選ばない。〔日本では、 "公の精神" へと発達していったと考える。〕


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