無党派層は所詮・・・

自民党がダメだから民主党、民主党がダメだから自民党、自民党がダメだから・・・と、軸となる支持政党を有しない有権者たち。

ですが、そんないわゆる無党派層といわれる人々からの支持を得て政権を担った政党ではあっても、選挙時の約束（公約）を果たすなんてことはありません。

というのも、やはり政党に属する政治家というのは、兎にも角にも選挙に勝つことが最大の目的でありますから、掲げる政策なんてものは、ええ加減なものであります。そしてなにより、にわか支持者のことよりも、古くから支持する人たち（政治献金の多い）を優先して考えるなんてことも当然のことであります。〔いわゆる政治とカネの問題ってやつですね。〕

ですから「国民（市民）のことなんて考えていない」と、嘆いたところで、どの政党も同じ穴の貉ということであります。

例えば、共産党や社民党なんかは、労働者のためといいながら、実のところは労働者から強引にカネを吸い上げ、結果としては労働組合（悪質な）のための政党でしかありません。末期の旧民主党なんかもこれに近いと思われますが、結果として企業の海外移転を促進させ、国力の低下を招いてしまいました。

そして自民党に関していえば、国内外問わず、各種法人や各種団体などによる献金によって莫大な資金を獲ています。その絶大な資金を元とし、保守系だけでなく左翼系までもを取り込むことで、より強固で柔軟な政党体質へと変貌、まさに一党独裁といったところでしょうか。で、野党に下ると「本来の保守本流にもどるべし～」といい、安定政権になると「米国様～(｡･ω･｡)ﾉ♡ 」

そんな自民党と連立与党を組む公明党については、皆さん方もよくご存じでありましょうから、腹に溜めときます。

維新の党？会？（あまり興味がない）は、「大阪維新の会？党？」結党当初の最大の課題であった、政治資金源の確保が達成されるまでは、支援者の声なんかをよくよく尊重していたのではないでしょうか。しかしながら、ある程度資金源が確保されるようになると、橋下さんなんかはお役御免となり、結果として、「夢洲をモナコのようにするんだ～」と、前代未聞の平和ボケ発言をする現大阪市長なんかを据えることになったわけであります。

小沢さんの党なんかは、小沢さん自身にはかなり期待したいところではありますが、党所属の議員であったり、支持団体含め取り巻き全体が、小沢封じをしているようにも思え、もっと色々と、自由な発言（自由党の党首なだけに）をされてはいかがなものかとも感じてしまいます。

と、筆者ごとき私見ではありますが、兎にも角にも無党派層といわれる人々の票というのは、支持団体に利用されるだけ、ということをしっかり認識しなければならないと、改めて考えさせられました。


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