和貴の『 以 和 為 貴 』

東京都民じゃないけれど パート5


 はい!
 というわけで31日に行われました東京都知事選、見事小池ゆり子氏が当選されましたね。これまで都民でもないわたしが、あ~だこ~だと抜かしてきた手前、やはりわたしなりに今回の選挙の総括をしなければならないと思います。とその前にまずは当選されました小池氏に対しまして、素直におめでとうございますと述べさせていただきます。

 それにしましても、今回の都知事選は本当に見応えのあるものでした。小池氏の自民党を離党する覚悟をもってしての出馬表明、その自民・公明はなかなか思うように人選が決まらず、桜井パパなるものを擁立しようとしましたが見事に断られ、その一方で民進や共産党などの野党勢は参院選の総括もまともにされないままに野党共闘を掲げ、当初は元日弁連会長の宇都宮氏を公認候補として擁立したにもかかわらず、なにやら知名度では小池氏には勝てないと見込んでなのかは分かりませんが、突如ジャーナリストの鳥越俊太郎氏を公認候補として擁立してきました。

 桜井パパなるものに断られた自民・公明は、手堅い人事としまして、元総務大臣の経験で元岩手県知事でもありました、え~と何さんでしたか忘れましたが、小池氏と同い年のメガネのよく似合うおじさんを擁立してきました。

 都知事選では知名度が最も有効らしいので、当初の段階でもこのおじさんは小池氏や鳥越氏よりも少し分が悪かったようにも思われましたが、やはり公示後のメディアが流す主要3候補の中では終始、2番人気か3番人気でしたね。これは猪瀬前知事、舛添前知事の件もありましたし、今回の都知事選では自民党本部自体の控えめな対応が、おじさんの人気が伸びなかった要因ともいえましょう。さらに今回は自民党の敗北というよりも、自民党東京都連の敗北という感が否めません。

 これまでわたしは、主要3候補に対しましてはほとんどなにも述べてきませんでしたが、その理由としましては、まずはこの3候補から選ばれることはほぼ確実だったからであります。そして都民としての立場ではなく、日本国民としての立場として今回の都知事選をみてまいった次第であります。 

 参院選では、ネットの影響力というものがほとんど感じられない結果となりました。正直、残念でありました。そしてそれを見込んだかのようなメディアの都知事選での報道の在り方というものに対し、強い違和感を覚えました。

 まず、どの知事選挙でもそうでありましょうが、公示後に候補者がテレビに出演し、自身の政策を訴えるというのは、NHKの政見放送でしかみたことがありませんでした。それを民放テレビ局が何事もないかのごとく主要3候補だけを主に取り上げ、お茶の間に流す、こんなことはいまだかつて考えられないことでありました。街宣活動の報道におきましてもこの3候補の顔や氏名を写していました。

 通常でしたら、口元とマイクの部分を写し、顔や氏名を流さったのがこれまでの報道の在り方でしたが、しかし、今回はまったく違っていました。
 
 こうしたメディアの変化に対しまして、なんとも言えぬ違和感と危機感を抱いた人は多かったのではないでしょうか。


 そうした想いからか、21人もの候補者があるなかで、主要3候補以外を応援したくなったわけであります。

 
 マック赤坂氏のこれまでとはまったく違った意気込み、そして桜井誠氏の鬼気迫る街宣活動、多くの政策を掲げられていた中川暢三氏、日に日にそれらしくなっていかれる若い候補者たち・・・などなど

 まさにドラマチックな選挙だったように思います。


 31日の投票終了後すぐに発表されました小池候補の当確のニュース・・・なんとも、あっけない結末でありましたね。

 
 しかし、その後の落選されました候補者の方々の声を聞いていますと、なんだか希望といいますか、次またがんばろうぜ!みたいな勇気みたいなものを感じさせられた気がいたします。


 たかが選挙、誰がなっても一緒や、ではないということ、そしてメディアの世論誘導なんかに負けるな!


 
 今回、都知事選に立候補された皆さん方と、ネットを通じて情報を提供してくださった皆さん方に対しまして、厚く厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

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