和貴の『 以 和 為 貴 』

日本よ、常任理事国入りを目指せ!

素朴な疑問、なぜ国連常任理事国に中国なの。

イギリスやアメリカ、ロシア、フランスは頷けるんだけど、中国って・・・。


この謎は、朝鮮戦争を振り返れば明らかになるわけであるのだが、これまで日本人の多くは、日本の常任理事国入りというものに興味を示さなかった。

示さなかったというよりも、敗戦主義に取り憑かれてしまっていたというほうが正しいのかもしれない。

これまで、日本国政府は常任理事国入りを目指してきたわけであるが、これにもっとも反発してきたのが、南朝鮮政府とシナ中共政府である。

世界の多くの国々は、日本の常任理事国入りを支持してきたわけであるが、南朝鮮はロビー活動と称した裏工作でこれを妨害。

旧日本軍の慰安婦強制連行と慰安婦像は、その活動の外交カードとして利用され続けてきた。

それと並行し、現在、国連事務総長を務める潘基文氏は、全世界における国連に対する信頼性を失墜させてしまった。

その後、アメリカやロシア、シナ中共といった超大国に頼らざることを余儀無くされてしまった多くの国々は、世界のパワーバランスが分散されてしまったことを、昨今のウクライナ情勢、中東情勢、中国主導のAIIB(アジアインフラ投資銀行)設立で思い知らされることになる。

一方、日本政府は、南朝鮮政府との懸案事項であった慰安婦問題を、昨年末に"日韓合意"という形でとりあえずの和解を示し、歴史問題や領土問題でシナ中共政府と歩調を合わせようとする南朝鮮政府に、日本政府と米国政府は杭を打ち込んだ。

この杭の意味するところは、私見ではあるが、やはり対北朝鮮を意識してのものであろう。

北朝鮮を、南朝鮮と対立させることで、日米両政府ともにシナ中共政府の出方を制限させる構えともいえる。

あくまで、"悪の枢軸国=北朝鮮"を演出させ、その支援にまわるシナ中共政府に対し、世界の国々は嫌悪感を抱くことになる。

そうなれば、中国は常任理事国としての地位を失うことにも繋がる。

  
先の朝鮮戦争では、一番の勝利を得たともいうべきシナ中共ではあったが、もしも再び朝鮮戦争が勃発したならば、今度は一番の敗者はシナ中共になるだろうと予測がつく。

いままさに、日米両政府によるシナ中共への圧力は、最高潮ともいえるレベルまで達しているといえるのではないだろうか。

いま現在をみたとき、中東情勢では、米国よりもロシアが優位と言えようが、こと東アジアにいたっては、シナ中共よりも米国が優位であることは間違いないようだ。


シナ中共の魅力は、巨大な市場と安い人件費と環境衛生に対する認識の低さのみといっていい。

それは、たとえシナ中共経済が発展し、莫大な資金を世界中にばら蒔こうとも、いずれそんな資金は、ドス黒く汚れた糞土と化してしまうことになるであろう。

そのことは、聡明な人が多いシナ人自身が一番理解しているものと期待している。

  
そして次に考えられることは、日本の常任理事国入りというものに反発しているものは、国連の価値さえをも貶めているのではないだろうか、ということである。
(これまでの私は、その片棒を担いでいたように思う・・・。)


最後に、願わくば、いつの日か、日本が常任理事国入りを果たし、腐敗しきっている国連を改革し、そして、「世界人権宣言」の補足としての、「世界人間責任宣言」が採択され、世界の人々みんな(世界市民、この言葉は嫌いである)が共に汗をかき、天下太平の世へと導いていってほしいものである。

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