賢(けん)なるかな回(かい)や
「子曰(のたま)わく、賢なるかな回や。一箪(いったん)の食(し)、一瓢(いっぴょう)の飲、陋巷(ろうこう)に在り。人は其の憂(うれい)に堪えず、回や其の楽しみを改めず。賢なるかな回や。」
■その意味は?
孔子(先生)言われた。
『顔回〔回のこと〕はなんと立派な人物だろう。一膳の飯と一椀の汁物しかない貧しい長屋暮らしをしておれば、たいていの人は、その苦しみに堪えられないものだが、回はそんな苦境ににあっても楽しんで道を行って変わることがない。なんと立派な人物だな、回は。』
(「論語」一日一言より)
■感想
私の妻がまさに顔回のようである。実に有難いことである。感謝…。