和貴の『 以 和 為 貴 』

人権を守る前に、家族・故郷・国を守ろう!

いきなりのタイトルに、私自身

「大丈夫なんかな・・・?」

と思いつつも

「まぁ表現の自由もあるわけやし・・・。」

と自分に言い聞かせ、思い切ってタイトルにしてみました。

『人権を守る前に、家族・故郷・国を守ろう!』

なぁ~んて今時叫んじゃうと、何やら悪のレッテルを貼られそうではありますが、誰も

「人権を守るな!」

なんてことは言ってないわけでありますからね。


さて、人権も大切ではありますが、その前にまずは家族や生まれ育った故郷、それに国を守るという意識を持つことが大切ではないでしょうか。何事にも順序があり、それを筋道や道理といいます。

いきなり「人権を守ろう!」と言われましても、「まずは義務を果たさなければ権利など生じることがない」とする日本人的思考に立てば、子どもの身ですら違和感を覚えることになります。それは、わが国の家庭教育における"しつけ"と、学校教育とのギャップの差が、子どもたちに違和感を覚えさせているのではないでしょうか。

子どもたちは、「お父さんお母さんに怒られたのに、なぜ僕らは好き勝手やっても怒られないの?」

という違和感であります。逆のパターンもあります。

「お父さんお母さんは怒らないのに、なぜ僕らが好き勝手やると怒られるの?」

こうした違和感というのは、現代日本社会の風潮ならびに学校教育と、家庭教育の隔たりがあるものと思うのであり、子供たちにはまず、筋道・道理を教えなければならないと思うのです。しかしながら教えるというのは少しばかり語弊があるのかもしれませんが、「何事にも順序がある」ということを、私たち大人がきちんと子どもに伝えなくてはなりません。

ところが、筋道や道理を知らない大人が増えれば、子どもに筋道・道理を教え込むことが当然といって叶いません。結果「人権を守ろう!」というような最終理想論=キレイゴトしか言えなくなってしまいます。

『人権を守るために、まずは何をしなければならないのか?』

それこそが大人が子どもたちに、きちんと伝えるべきことではないでしょうか。

家族や故郷、国を守る意識は、謙虚な心を育みます。そうした謙虚な心があって初めて、自分の意見を主張できるわけでありますが、「人権を守ろう!」ばかりが先走れば、当然謙虚な心というものを育むことは出来ません。謙虚心がない自己主張は、周りの人々に平気で迷惑をかけたり、時には甚大な犯罪へと発展することにもなりかねないのです。

そんな迷惑行為や犯罪行為を未然に防ぐためにと、防犯カメラの設置や法律の強化などを訴える人たちもいますが、あまりに乱暴だと思いますし、大人としての責任を放棄しているとしか言えません。

わが国には、『心・技・体』とありますように、まずは子どもたちに"心"を養ってあげて頂きたい、そう願わずにいられません。そして、現在設置されております防犯カメラが、いつの日か全て撤去されますことを、心より願いたいものです。

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