愛知の不自由展、大阪に飛び火 知事に市長「言い過ぎ」
朝日新聞 楢崎貴司 2019年8月8日18時34分
大阪府の吉村洋文知事が、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の実行委員会会長を務める愛知県の大村秀章知事について「辞職相当」と発言したことについて、日本維新の会代表の松井一郎・大阪市長は8日、記者団に「言い過ぎだと思う」と語った。
吉村氏は維新の常任役員でもあり、同党トップが「軌道修正」を図った格好だ。
吉村氏は7日の定例記者会見で同芸術祭で企画展「表現の不自由展・その後」が中止となったことを巡り、慰安婦を表現した少女像の展示などについて「反日プロパガンダ」だと指摘。大村氏が展示内容を容認したとして、「知事として不適格じゃないか」などと批判していた。
松井氏はこの日、大村氏について「(知事を)辞めるまでの話ではないが、説明責任はある」と記者団に語った。
【 所 感 】
なにやら、名古屋市で開催された展覧会において、卑しくも、慰安婦像がどうたらとか、昭和天皇のお顔が燃やされただとか、英霊の遺書を誹謗中傷した作品が展示されただととか、そもそもはこれまでの自民党なりの性治家…、もとい政治家どもが、南朝鮮や北朝鮮に対して甘い対応ばかりを繰り返してきた結果に過ぎないわけで。
まずもって、明らかに「反日」だと理解ができる大村愛知県知事に拍手を送りたい。なぜなら、おそらくは自身の政治生命と引き換えとして、日本国民全体を貶める催し物の責任者となったことの勇気は称えるべきであるからです。
それとは逆に、こうした「反日」をエサに他府県の知事が口を出すのは如何なものかと。
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まぁ、こうした手法は「売国奴」によく見受けられる特徴ではありますが、例えて小泉・竹中・橋下等々数えればキリがなく、もう少し冷静に成り行きを見守ったほうが良いということであります。
松井市長も、自身の手下の発言に対して、「言い過ぎだと思う」といって、丸山穂高議員の時のように簡単に匙を投げてしまうのではなく、吉村知事の言う「大村知事の言動が果たして辞職に値するのかどうかを、全国の知事さんにも答えていただきたい」といえば済む話しだったのではないのか。
こうしたことの言動に及ぶことのできない現在の性界…、もとい政界というものに、改めて限界を感じてしまいます。