5月27日 NHK
「3人以上の子どもを産み育てていただきたい」などと発言し、のちに撤回した自民党の加藤寛治衆議院議員は、党の長崎県連の大会で、「批判は、甘んじて受けなければいけないが、それ以上の賛同と激励をいただいた」と述べ、発言には、一定の正当性があるという見方を示しました。
衆議院長崎2区選出の自民党の加藤寛治衆議院議員は、今月10日、細田派の会合で人口減少問題に関連して、「新郎新婦には、必ず3人以上の子どもを産み育てていただきたい。結婚しなければ、ひとさまの子どもの税金で老人ホームに行くことになる」などと発言し、その後、謝罪して発言を撤回しました。
加藤氏は、27日に長崎市で開かれた自民党長崎県連の定期大会で発言に至った経緯を説明し、「わが国は、民主主義国家だから批判も甘んじて受けなければいけないが、それ以上の賛同と激励をいただいたことも事実だ」と述べ、発言には一定の正当性があるという見方を示しました。
そして全国から、「議員としてまっとうな発言だ」とか、「健康で出産できる人にお願いするのがなぜいけないのか」といった意見が寄せられたことを紹介しました。
また野田女性活躍担当大臣が「そういうことを言ったから子どもが産まれるということではない」などと批判したことについて、加藤氏は「全国から多数の賛同が寄せられていることを考えると批判は当たっていないのではないか」と述べました。
【 所 感 】
その時々によって、批判する側も、肯定する側も、間違ってはいない事柄だと思うのですが、なんでもかんでも人権問題へすり替えようとする輩には注意が必要であります。
そして公職に身を置く者ならば、公務員制度改革でしっかりとその中身を示していただき、国民のお手本となるべき姿勢で臨んでいただきたいものです。
例えて、公務員になるためには既婚者であるとか。
出世をするためには、こどもを最低2人養っているとか。
政治家になるためには、こどもを最低3人養っているとか。
などの民間では期待することの出来ない「社会的責務」というものを、惜しむことなく努力する姿こそが、まさに「公人」と呼ぶに相応しいと考えます。
なんにせよ、真っ当な人たちが報われる世の中であればこそ、なのですからね。
【 ご訪問、有難うございました。 】