goo blog サービス終了のお知らせ 

和貴の『 以 和 為 貴 』

【論語 四十七日目】 朝に道を聞けば


朝(あした)に道を聞けば


「子曰わく、朝に道を聞けば、夕(ゆうべ)に死すとも可なり。」


■その意味は?

① 朝に人としての真実の道を聞いて知ることができれば、夕方に死んでも悔いはない。

※ 「世の人がすべて道を聞いて行うようになれば、自分はいつ死んでもよい」とする説もある。

(「論語」一日一言より)

② この章は現代語訳をするよりも、原文そのままに訓(よ)むほうが胸に響く。「道」の意味は、読者によってさまざまであろう。人の世の真実、人間として大切なもの、生きてあることの意味、あるいは死への覚悟・・・・・・読者の心に響くものが「道」である。「聞く」は学ぶ、「可」はそれで十分の意味。

(加地伸行全訳注「論語」より)
  
  

■感想

孔子(先生)の人柄とも思えるこの一句は、人に厳しくも、さらに己にも厳しくあり、それこそが真の "仁" の道だということを感じさせて頂いた。

まさに命を懸け、人の生きる道とは…。

それで満足ということはないのだ。

「論語」というものを遺してくださったお弟子さんたち、そして、それを脈々と受け継いでくださった先人日本人の方々に対し、深い深い感謝の心を捧げたい。


↓↓モチベーション維持にご協力お願い致します。m(_ _)m

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「論語」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2025年
2024年
人気記事