和貴の『 以 和 為 貴 』

【論語 四十八日目】 未だ與に議るに足りず


未だ與(とも)に議(はか)るに足りず


「子曰わく、士、道に志して、悪衣悪食を恥ずる者は、未だ與に議るに足らざるなり。 」


■その意味は?

いやしくも道に志す人で粗衣粗食を恥じるようでは、まだ共に語るに足らない。

(「論語」一日一言より)


■感想

 "物質的豊かさ" の基準は、衣・食を指すと思われるのだが・・・。

現代日本人は、衣・食に困らなくなり、好き嫌いが著しく横行するようになった。斯く言う私も、そんなひとりではあったのだが、近年、食べられることへの有り難みや、物を大切にする心、いわゆる「勿体無い」を深く考えるようになれた。

僭越ながら、粗衣粗食とは、ボロボロの衣服をまとい、安価なものを食べるということではなく、好き嫌いせず物を大切にすることだと解釈させていただく。


↓↓モチベーション維持にご協力お願い致します。m(_ _)m

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「論語」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2024年
2023年
人気記事