日本郵政 アフラックに3000億円規模の出資で調整
2018年12月13日 NHK
「日本郵政」は、アメリカの大手保険会社、「アフラック」に3000億円規模の出資を行う方向で調整を進めていることが分かりました。
関係者によりますと、日本郵政は2013年に業務提携して郵便局でがん保険を販売しているアフラックに3000億円規模を出資し、7%から8%程度の株式を取得する方向で調整しているということです。
その後、一定期間、株式を保有すれば議決権が増えるというアフラックの規定によって、4年後をめどに議決権ベースの比率を20%に引き上げ、グループ会社にするということです。
日本郵政の筆頭株主は日本政府になっていることから、資本提携にあたっては、外国政府による生命保険会社の支配を規制しているアメリカの法律に抵触しない形での出資を検討しています。
日本郵政は、主力の郵便事業で利用の減少が続いていて、今回の資本提携によって、新しい保険商品の共同開発など保険事業を強化する方針だとみられます。
一方、アフラックにとっては、提携によって日本市場での販売力の強化をねらっているとみられ、この分野の競争はさらに激しくなりそうです。
関係者によりますと、日本郵政は2013年に業務提携して郵便局でがん保険を販売しているアフラックに3000億円規模を出資し、7%から8%程度の株式を取得する方向で調整しているということです。
その後、一定期間、株式を保有すれば議決権が増えるというアフラックの規定によって、4年後をめどに議決権ベースの比率を20%に引き上げ、グループ会社にするということです。
日本郵政の筆頭株主は日本政府になっていることから、資本提携にあたっては、外国政府による生命保険会社の支配を規制しているアメリカの法律に抵触しない形での出資を検討しています。
日本郵政は、主力の郵便事業で利用の減少が続いていて、今回の資本提携によって、新しい保険商品の共同開発など保険事業を強化する方針だとみられます。
一方、アフラックにとっては、提携によって日本市場での販売力の強化をねらっているとみられ、この分野の競争はさらに激しくなりそうです。
【 所 感 】
日本郵政さん、東芝さんの二の舞にならないよう頼みますよ。本来ならば、日本郵便の主力ともいえる郵便事業にもっともっと力を注ぐべきでありましょうが、近年の活字離れも影響してか、他の事業に参画しなければならないというのは非常に痛い話しであります。しかも郵便職員の方々が必死で働き、売り上げに貢献されているわけでありますから、慎重の上にも慎重に、大事な資金を運用してほしいものです。
そして、これでもし失敗したならば、元の郵政省に戻すべきだと思うのですが…、そうか、損失を役員全員で補うとか…、なんにせよ、そういう覚悟をもって取り組んでいただきたいものです。
ちなみにアフラックの「がん保険」なるものは、日本向けのみであり、米国では販売されていないとのこと。これには諸事情、諸問題を抱えてのことなのでしょうか。とにかく加入検討の際には自分なりによ~く考えないとダメだということですね。
そしてこの場をかりて、いつも夜遅くまで郵便物を配達してくださってる職員さんの皆さん、本当にありがとう!
【 ご訪問、有難う御座いました 】